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その場しのぎって?
時折、施術院先生が「その場しのぎの〇〇では無く~」「対症療法では無く~」なんて仰っていることを拝見することがあるのですが、どうなんでしょうか?
取りようによってはちょっと”上から目線”にも聞こえそうな気がしてしまいますが。
要するに「その場しのぎの〇〇」では無く、よくある「当院は根本的な原因にアプローチして根本的に改善します」的な感じ?でしょうか?
ちなみに〇〇は例えば腰痛だとして、湿布や鎮痛剤や、腰に電気をかけたりマッサージなど…ということでしょうか。
はい、確かに慢性的な痛みなどの症状が起きている場合など上記などの手段ではやはり効果的では無いでしょうね。
もっと分かりやすく言いますと”虫歯で歯が痛い”場合は鎮痛剤を呑んでも虫歯そのものは良くなりませんことは誰もが知っていることです。
この場合は通院して虫歯部分を削ったりなどの処置を受けることが必要な訳ですから。
しかし歯医者さんにすぐ通えるとは限りませんよね?
そんな時にその場しのぎだから意味がないと言って鎮痛剤を飲まないで我慢します?
ワタシだったら迷わず鎮痛剤飲みますけど。
このように急性期の場合や炎症が強い症状の場合は対症療法って有用ですよね。
だいいち風邪をひいた時に風邪薬を飲むケースも多いと思いますが、あれも対症療法ですから。
風邪に根本治療なんてありませんので症状を緩和させながら回復を待つ訳です。
何でもかんでも根治出来れば良いのですけど、そうならない場合もあります。
対症療法って言っても使うべき時に適切に使えばかなり有用、有用なものだとワタシは思います。
上記しました様に慢性的な腰痛や関節痛に鎮痛剤や湿布や必要無いと思いますが、急性期には役に立ちますよ。
意味が無いような使い方は問題なだけですね。
こんなこと書くと「当たり前じゃないか、分かり切っているだろう」とお叱りを受けそうですね…。
しかし根治療法を謳っている施術院さんはどうなんでしょう?
大丈夫なんでしょうか?
以前、根本療法に関してのブログを以前書いたんですが未だによくわからない。
何をもって根本なのか?
原因と言ってることはほんとに原因なのか?
今まで改善されなかった症状が改善されたら「はい、根本原因にアプローチしたので~」と仰るのでしょうけど、変化がなかったらなんて言うんでしょう?
ワタシ的には「根本!根本!」謳うのはどうなんだろ?って考えてます。
整体って対症療法でしょう?
しかし対症療法も役に立つんですよ、使い方によって。