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四毒とか?
いま「四毒(よんどく、しどく)」なるものがネット上や書籍でちょっと話題?になっているようですが?
で、四毒とは「砂糖、乳製品、小麦、植物油」をさすとのこと。
これ、歯科医師の先生が健康を蝕む食生活と提唱された内容ですね。
しかし、「毒」とはちょっと過激な表現!
まぁ、大半の方はこのような話は”ご存じ無い!興味が無い!”でしょう?
あるのは”健康意識が高い” ”健康不安が高い” ”病気や不調に悩まれどうにかしたい”のような方々かと…はい。
内容としては特別目新しいものではありませんね。
いままでも単独では小麦(グルテンフリー)や乳製品(カゼインフリー)、植物油(オメガ6)など界隈では話題になっていましたから。
なんかそれらをまとめて話しているような感じです。
ついでに「五悪(食品添加物や農薬類など)」というのもあるそうで…まぁこれらも昔からある話ですけど。
で、どうなんでしょう?
この類の件になりますと肯定的と否定的意見にだいたい分かれます。
そう、「実践したら効果が出た」「効果が出ない」「却って悪くなった」「医学的根拠が無い」などなど。
実際は人は個体差がありますので、よくわかりません。
普通に考えても確かに食品アレルギーがある場合もあります。
そうではなくても、人によってこれらのものを摂取するのが合わない場合もあります。
例えば砂糖や植物油系は摂りすぎは当然よろしくないでしょう。
またこれらを使った食品は日常に溢れ、おいしいのでみんな大好き!
食べ過ぎたり、習慣的に食べたりする事も多そうですよね。
それゆえに食べ方にもちょっと注意が必要なこともあるでしょう。
もし不調や疾患をお持ちで、これらの食品などが好きでよく召し上がっている方でご興味のある方はちょっと実践してみるのもありかも知れませんね。
何と言っても行ってみなければ、どうなるか分かりませんので。
もしこの四毒抜きを行うのであれば(他のこの手の類も含め)キツキツに行わず、ちょっとゆるく行うことをお勧めします。
どれか好きで頻繁に食べているのであれば(全部の場合も)、しばらくは〇〇を減らしてみるとかですね。
その次は〇〇を減らしてみるとか。
ストレスの掛からないように徐々に慣らしていく方がよろしいかと思います。
ちなみに数人の知人にこれら四毒と呼ばれている物を元々あまり好んで摂取していない人がいますが、すごく健康とは言えない状態です(不定愁訴あり)
ですから習慣的に摂取している方には減らす、もしくは摂取しないということが何かしらの刺激となり体調に変化をもたらす事もあるでしょう。
しかし、そのような変化が起きようも無い方もいっらしゃるでしょうし、しばらくは良くてもやがてそれだけでは改善や変化がみられなくなってしまう事もあります。
まぁ実践してみないことには分かりませんが…はい。
結論…効果の有無は人によりけり、または時によりけりでは?
蓄積型熱中症とやら
”蓄積型熱中症”ってご存じでした?
ワタシは最近この言葉(概念)を知りまして…なるほどと。
普通、熱中症といえば暑さにやられ即時的に体調が悪化するという印象を持ってしまいます。
もちろんこのようなケースが多いわけですが。
この蓄積型は字のごとく、「繰り返される暑さのダメージの蓄積により数日後に症状がどっと現れてしまうタイプの熱中症」だそうです。
最近はこのタイプも増えて来ているそうですよ。
時間差があっての症状の現れ方なので、熱中症とは気づかず「夏バテか?」と思ってしまうかも知れません。
いや実は夏バテと思っていたのが熱中症だったのかも知れませんね?
症状としては以下のようなものが挙げられています。
基本的には通常の熱中症に起こる症状です(比較的軽症の症状)
●全身的な倦怠感
●頭痛
●吐き気、嘔吐
●食欲不振
●ふらつき
●手足のしびれ、脚がつる(こむら返り)等。
また脱水型の熱中症におきましてもその日だけの水分摂取量だけの問題では無く、数日間の水分摂取量(発汗量より摂取量が多いかどうか)が影響することが確認されているそうです。
いや、こうなると日頃からの注意がますます必要ですね。
ワタシも振り返ってみますと、この蓄積型の熱中症(軽症でした)になったことがありますね。
何気に倦怠感や脚がつったり、ちょっと手がしびれたような…。
症状自体は短時間で回復はしましたが、その後数日間は暑さに妙に弱くなった感じが…はい。
いやぁ~油断していました。
どうぞみなさまもご注意あれ。
ショートスリーパー
最近、久しぶりにこの言葉を聞く機会がありまして。
ご存じの方も多いかと思いますが「ショートスリーパー」。
これは「睡眠時間が6時間未満(3~4時間位の場合が多いようです)でも健康を維持し、日常生活に問題が無い人」とを指すようです。
推定では日本人の5~8%が該当しているそうです。
ちなみに他に必要とする睡眠時間により3つに分類され、あと2つは以下の通りです。
★ロングスリーパー
「睡眠時間が10時間必要とする人」
日本人の3~9%に該当していると推定されるようです。
★バリアブルスリーパー(馴染みの無い言葉ですね)
「睡眠時間が6~10時間の一般的な人」
日本人のほぼ80~90%と推定されています。
ちなみにワタシもこのバリアブルスリーパーですし、あなたもそうなのでは?
で、ショートスリーパーですがこれは主に【遺伝的要因】で決まっているようです。
ですから努力すれば成れるといったものでは無いようです、残念(?)
じつは昔ですね、ちょっとした短時間睡眠法なるものが静かに流行った(?)時がありまして。
その手の本(短時間睡眠法やらナポレオン睡眠のようなタイトル)や雑誌記事になってたりした事があったんです。
で、ワタシもなんか短時間睡眠でも健康でバリバリ活動出来る事に憧れまして、その手の本を読み漁りまして自分も出来るようになるのではないかと?
モチベーションを上げ、マインドセット?して実践しました。
中にはヨガ的な本には短時間睡眠になる為の呼吸法やら体操法、食事法など書いてありましてちょとですが試行錯誤。
で、結果はどうなったか?
ナポレオンやエジソンみたいな伝説のショートスリーパーになれたか?
…いやぁ、無理…です。
やはりバリアブルスリーパーですよ~。
ワタシも、もっと若い頃でしたら夜更かし全然OK!(ただし朝、BAT)
でしたが年齢を重ねると、しっかり寝ていないと身も心も頭もダメダメです。
今思えば、年齢問わず(若いうちはそれなりに…ですが)ちゃんと寝た方が絶対的に良いです。
睡眠は身体や頭の疲労のリカバリーですので健康維持や身心の不調改善には必須ですよ。
変に自分を追い込んで睡眠を削ったり、自称あるいはなんちゃって「ショートスリーパー」はやめましょうね。
噛む効能
どうです?
食事の時など、ゆっくり噛んで食べられています?
大概の方は、やはり良く噛んで食べた方が良いと思ってらっしゃるのではないかと推測しますが、実際は中々出来ていない、噛んでいるつもりでも左程では無い事が多そうです。
いえ、実はそういうワタシも良く噛む…のは苦手です。
子供の頃から早食いの方でしたので、どうもねぇ。
やはり子供の頃からの習慣にしていたらもっと違ったのでしょうか?
早食いタイプだと品もなさそうに見えませんか?
で、ちょっと反省して成人してから意識して噛む回数などを意識してみたりしましたがこれは難しい。
そちらに意識が取られてしまうと食べることが味気無くなり機会的に食べる感じになってしまいますし、人と一緒に食べる時に会話も出来なくなってしまいますしね。
それで回数を数えることは止めてなるべく噛むように意識付けはしましたが、それでも噛み足りなることはざらです。
ですので、せめて食べる事にかける時間をちょっと長く掛けるようにとは心掛けてはいるんですけども、ねぇ。
そんな自分の事は全く棚に上げてなんですが『噛む(咀嚼)効能』に関してです。
①「胃腸の働きを促進」
唾液中の消化酵素の分泌が盛んになり、また細かく噛み砕くことで胃腸の負担を和らげる。
②「虫歯、歯周病、口臭予防」
唾液の分泌が盛んになり、その抗菌作用により口内の清掃効果が高まる。
③「肥満防止」
ゆっくり噛んで食べることで満腹感が得られ、食べ過ぎを防ぐ。
④「脳の働きを活発にする」
噛む事で脳の血流が増加。
⑤「ある種のがん予防」
唾液中に含まれる酵素により、食品中の発がん物質の発がん性を抑制する。
他にも「全身の体力の向上、味覚の発達、発音が良くなる…」などや高齢になるとどうしても咀嚼力が低下しますのでその予防にも良さそうです。
またメンタル的にも良く噛む習慣を身に着ける事で「感情が安定しやすくなる」とも云われます。
いかがです?
特別に時間を割くわけでもなく、お金がかかる訳でもないけど立派な健康法でしょう。
こんなワタシが申し上げますのも、不遜ですがお勧めです。
はい、ワタシも心掛けたいと思います。
最後にちょっと注意点です。
①「硬いものを噛むのは歯や顎の為によい?」
成長期の年代には良い行為で基本的にはお勧めです。
が、中高年以上には残念ながら手遅れかも?
逆に歯などを痛めてしまう可能性ありです。
ご自分にあった適度な硬さのものを摂りましょう。
②「ガムなど日頃噛むのは良い?」
噛む効能を得るのは食事の際に気を付ければ十分で頻繁にガムを噛んでいると顎周りの筋肉が疲れて痛みがでる事も。
③「やはり一口三十回?」
て、何故か言われていますが先述したワタシのようにそれを意識し過ぎても大変なので「今現在よりは多く噛む、もう少し時間を掛けて食べる」ようにしてみてはどうかと。
あとは良く噛んでいても「片側噛み」には気を付けて下さい。
これもまた癖で偏って左右どちらかの歯で噛む事が多くなったりしやすいので、ご自分は左右どちらかを優位で噛んでいないかチエックですね。
バランス良く…ですね、はい。
【良く噛む(咀嚼)】
身体的にもメンタル的にも有用です、お勧めです。
まぁ、結局は味わいながらゆっくり嚙んで食べましょう…というのが結論ですね。
(ワタシ自身も心掛けたいと反省しております)
大好き油物!?
みんな大好き!油もの。
ラーメン、から揚げ、ポテチやらフライドポテト、ピザ、炒め物などなど…美味しいですよね!
さてこれらをはじめ多くの料理には食用油が使われています。
で、近年健康産業(?)界隈では「この油が良いとか、これらは良く無いとか」なんやかんや云われているようですが…果たしてどうなんでしょう?
簡単に油を紹介します。
●油の主成分を『脂肪酸』といいます。
脂肪酸 — 飽和脂肪酸(バター、ラード、マーガリン、ココナッツオイル、パーム油など):ほうわしぼうさん
\不飽和脂肪酸(主に植物性のものが多い):ふほうわしぼうさん
どちらかといえばこの不飽和脂肪酸を取りましょうといわれるケースが多そうですね。
で、この不飽和脂肪酸ですが大きく3つに分類されています。
●オメガ3脂肪酸(近年、話題になった「えごま油」や「亜麻仁油」などですね。α‐リノレン酸が多く、悪玉コレステロールや中性脂肪を減らすと云われますが加熱に弱い)
●オメガ6脂肪酸(サラダ油、大豆油、グレープシードオイルなど一般的な油。リノール酸が多く現代人は取り過ぎの為控えましょうと云われる油です)
●オメガ9脂肪酸(オリーブオイル、菜種油、米油など。オレイン酸が多い、悪玉コレステロールを減らすなど)
ところで界隈?では近年は「オメガ6は不健康」「オメガ3の亜麻仁油やえごま油を摂りましょう」「オリーブオイルを積極的に摂ることでコレステロールが~」などどよく云われてましたけど?
ほんとですかね?
たしかにオメガ6脂肪酸と云われる食用油は安いし(他の油と比べて)加熱調理に向きますし、あぶら物を食べる機会が多い現代人が摂り過ぎなのは間違いないでしょう。
オメガ3や9は摂取する機会は圧倒的に少ないですよね。
しかしオメガ6も必須脂肪酸と云われていますし(オメガ3もです。体内で生成出来ないので他から摂取する必要があるということです)。
これは私見でもありますが変に「あの油は害がある、あの油を摂ると健康に良い!」なんてあまり種類にこだわり過ぎるのもいかがなものかと?はい。
大事なのは『古い油は使わない(味も悪くなる)』『基本的にあぶら物を摂り過ぎない、あぶら物に偏らない』ことではないかと思いますがいかがでしょうか。
身体に良い!なんて言われて亜麻仁油やオリーブオイルを料理にかけて積極的に食べる程のものとは思えませんが。
そのまま油を飲んだり出来ませんしね。
使用するのであれば料理の趣味の範疇として使われるのがよろしいかと…はい。
*油脂(ゆし)とは
「油」→ 常温で液体状のもの
「脂」→ 常温で個体状のもの
どちらも植物性と動物性があります。
*オメガ6(リノール酸)悪い印象が喧伝されていますが悪玉コレステロールを他の油同様に下げると云われています。しかし善玉コレステロールも下げると云われていますので摂り過ぎ注意でしょうか。
*魚油(DHA,EPA)オメガ3になります。
*トランス脂肪酸 (摂り過ぎ過ぎによる健康被害(心疾患など)が注目され、マーガリンやショートニングなどに含まれており、マーガリンは「身体に悪影響がある」などと云われていましたが現在の国産マーガリンなどは大分改良されているのでトランス脂肪酸の問題はあまり心配ないとのことです)
結局は【取り過ぎない、偏らない】が良いのでは?




