成田市の整体院
手技療法室 縁

 

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2023-03-25 15:37:00

ファスティングとは?

ファスティング-min.jpg

 

 

ファスティングと聴いてすぐ理解出来た方はダイエットに興味がある方か健康意識が高い方(マニア)では?

早い話「断食」ですね。

 

断食というと何か苦行的な感じがしますが、ファスティングと言うとオシャレっぽく聞こえませんか?

ネーミングの効果ですよね。

 

昔は全国と言っても、少数ですけど断食道場と云われる施設やヨガ道場、医療施設、寺院などで病気回復の為やら健康法、精神修養などの目的で行われていました。

 

断食の効果で目的を叶えられた人もいらっしゃれば、逆に体調を崩された方や少数ながらも死亡事故が起きてしまった件もあったりで、なんといってもストイックな方法なのでどんどん下火になったようです。

 

ところが近年、ファスティングとしてライトな感じで蘇って来ましたね。

どちらかと言うと今はダイエット目的の方が多いのでしょうか?

 

わたしとしてはダイエット目的で行うのはあまり関心出来ませんが…。

結果としてダイエットになったというのであれば良いとは思いますが。

 

短期間で特別な方法を使ってというのはどうかな?と。

一回だけファスティングをやっても効果は薄いしリバウンドしやすくなったりですね。

 

王道はやはり普段の食生活や運動、生活習慣の見直し、改善から始めなくては…でしょう。

 

ファスティングは中肉以上の体型の方で定期的に消化器官を休め、身体のリフレッシュ&リセット効果を狙う為のショック療法としてはよろしいかと。

とは言っても実際、実行される方はほとんどいらっしゃらないでしょう?

 

自宅で行うには1日のみのファスティングでよろしいかと思います。

ただし思いつきで行うのはまずいのですよ。

 

準備期間~断食~回復食という段階を踏まないといけません。

1日のみの断食であれば本番の2~3日前位から食事量を減らし、アルコール類も止め本番に入り、回復食は消化の良い物を少量づつ食べ始めるなどです。

本番中は水分(水、白湯など)を摂取し、固形物は食べません。

 

酵素ドリンクを飲む方法が良く紹介されていますが、甘い味のドリンクなので空腹感を紛らわせるのには有効かも?です。

内容成分的には別段どうってことないですけどね。

 

まぁ、準備から始めゆっくり元に戻して行くなど、ちょっと面倒くさいです。

 

慣れて来ると自分でも3日位は出来るようにはなりますが、それ以上はご自宅では危険ですのでダメです。

 

断食中の体調不良を好転反応と紹介される向きもありますが、それは違うでしょう。

低血糖症状ですね。

断食を中断して緩やかに回復食に戻す必要があります。

 

ご興味があれば、情報が色々ありますので検索してみて下さい。

 

〈ファスティングが向かない方〉

 

●18才以下、70才以上の方

●服薬しているような持病のある方

●痩せている方

●貧血や冷え性の方

●摂食障害傾向のあった方

●精神的に不安定な方

●ストレスが強く溜まっている方

など

 

ちなみにわたしの断食経験は20才ちょっとの時、自宅で3日間やってみました。

とりあえず準備食から始め、本番に入ったんですが、いやいや…参りました。

 

断食に突入してすぐ食べ物のことばかり考えるようになってしまい、そればっかりです。

終わったら何が食べたいとかなんとか。

 

わたしも酵素ドリンクと水だけ飲んでましたがあまり空腹感というか欠乏感は満たされなかったですね。

なんとか体調を崩すことなく3日間をやり終え、回復食に戻して行ったんですが辛かった~。

 

20代で断食はちょっと酷でした。

 

その後、もう一度やってみましたが前回よりは多少慣れた感はあったので辛さは少しは減りました。

機会があれば断食道場などで1週間挑戦してみたいと思った時もあったんですが、その機会は訪れませんでした。

 

今、やってみる気はあるか?と問われましたら、全くやる気はありませんと答えます。

なぜならわたし、痩せ体型ですので。はい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023-03-15 17:03:00

花粉症対策2

花粉症-min.jpg

 

 

前回の続きとなります。

 

冷え性の時にも書きましたが、同じく花粉症などのアレルギー体質の方が体質の改善を図っても残念ながらすぐに変化の兆しは見られないでしょう。

 

また完治というのは難し場合も多いでしょうが、緩和を目的に日常生活の中で根気よく気長に実行し、気付いたら「なんか違うかも?」と言う感じになるのではないでしょうか。

 

★飲食物(食事)

 

体質面に影響を与える大きな要因の一つに飲食があるのは間違いありません(もちろんそれだけではありませんが)。

多くの方が納得されるのではないかと思いますが、なかなか実行は難しいでしょうね。

ですから一歩ずつ、ちょっとずつでも変えていければ、それがいずれ大きな変化に結びつくと信じます。

 

で、まず食事などの基本は「何を食べるか飲むか」では無く「何を減らすか」です。

よく健康情報で「何を食べると〇〇に良い」なんて話がありますが、順番が逆ですね。

そうでないと仮に良いと言われる物を食べたりしても、帳消しになってしまいますので。

 

花粉症(アレルギー性鼻炎)の方も冷え性(冷え体質)の方と同様になりますが、主食には、やはりお米(米アレルギーの方を除く)ですね。

現代はお米の消費が減って来ているとのことですが、その分小麦食品(パン、麺類などやケーキ、クッキーなど多くの食品)が多食されている訳です。

 

大変美味しいし、手軽に食べられるものも多いですからついつい…なんですが、頻度を減らして、たまの嗜好品として楽しみにする位が丁度良いんですけどね。

 

あと糖質(甘い物)の飲食物や乳製品なども同様ですね。お好きな方には大変でしょうけど。

 

★腸内細菌

 

これは大事な点です。

基本は普段の飲食物ですが、加えて言えば酪酸金の摂取でしょうか。

個人差はもちろんありますが乳酸菌やビフィズス菌よりもお勧めしたいです。

比較的安価でドラッグストアに「強ミヤリサン錠」「ビオスリー」などが販売されています。

胃腸のトラブルを抱えている方にもお試し頂きたいです。

 

★サプリメント

 

サプリ系は飲食物と違い、「何を減らすか」では無く、「何をどれ位の量と期間摂取するか?」の問題です。

 

ビタミンはビタミンA,C,D3 ミネラルは亜鉛、マグネシウムなどでしょうか。

敢えて特にと言えばビタミンD3、亜鉛と上記の酪酸菌の組み合わせがよろしいかと思います。

摂取期間は半年~1年位服用して様子をもみるといった具合です。

 

たまに花粉症に良いような印象を与える健康食品類があるかも知れませんが必要無いですね。

 

ただビタミン、ミネラルなどのサプリで難しい点はどこの製品(メーカー)を使うかなんです。

やはり品質に違いが大きくありますので。それと摂取量の問題です。

 

★漢方薬

 

正しい漢方薬の服用方法は体質や現在の状態を判断する必要があるので、漢方専門の医師や漢方薬専門薬局でご相談されるのがよろしいです。

自己判断では難しいでしょう。

 

★日常環境

 

年間を通して日光に当る機会を増やすのが良いですね。

体内にビタミンDが作られますし、免疫機能も向上しやすくなります。

別に一遍に長時間である必要は無く、例え毎日でなくても20~30分位(夏場は短めで冬場はやや長め)はぜひ。

夏の海水浴も良いですよ。

 

最後に室内のカビにはお気をつけ下さい、呼吸器に影響を与えますので。

特にエアコン内部(車のエアコンもです)とかお風呂などの水回りはカビが発生しやすいですし、もちろん他の室内もですが。

やはり換気や掃除は重要ですね。

 

簡単ですが以上になります。

 

花粉症を始め、体質が絡む疾患や慢性的な疾患などは一つの手段、方法だけですとちょっと弱い。

幾つかの手段、方法を組み合わせ対処する必要がありますし、その方が有効と思われます。

 

 

 

 

 

 

 

 

2023-03-13 17:40:00

花粉症対策1

花粉症-min.jpg

 

 

花粉症真っ只中ですね。

年々、花粉症の方が増加傾向にあるようで正に国民病でしょうか。

 

具合の悪い方には申し訳無いですが、わたしは幸いなことに現在迄、花粉症にはなって無いんです。

この時期限定だとスギ花粉でしょうけど、通年性のアレルギー性鼻炎の方もいらっしゃる訳ですから大変です。

頻繁に鼻水や鼻詰まり、くしゃみ、眼が痒い…など想像しただけでしんどい。

わたしも短期間だけ風邪をひいて鼻症状が出るだけで不快に感じていましたから、それが続くとなると…。

 

一般的に花粉症の場合、病院の処方薬や市販薬で抑えたり、中にはレーザー治療を受けられたりされた方もいらっしゃることでしょう。

最近ですと舌下免疫療法もあるようですが、どうなんでしょう?

残念ながら免疫療法を行っている方を存じ上げないので経験談を伺ってみたいですね。

実際、受けている方は増えているのかどうか?

 

花粉症の方はご存じでしょうが、毎日舌下錠を3年~5年服用するようですが、個人差があり初年度あたりで効果を感じ出す方もいれば、3年位過ぎて効果を感じ出す方もいるようでちょっとその辺りで引っかかったりするかもしれませんね?

 

しかし効果が出ても、場合によってはまた再燃する可能性もあるとか?

完治に至るかどうかは分からないようですね。

 

わたしとしましては”冷え”の記事にも書きましたが冷え性、冷え体質の方は花粉症などのアレルギー性疾患を併発している場合も多かったりしますので、薬で抑えながらも短期間で効果は見えないですが、結果的に体質面に対してのアプローチも行って頂いた方がお得ではないかと思います、はい。

 

〈試して頂きたいこと〉

 

★鼻うがい

 

今ではけっこうメジャーになっているのでご存じの方、やってみた方は多いかもしれませんね。

 

実はわたし、鼻うがいはベテランでして、世間で知る人や行っている人があまりいない30数年前からヨガの行法やある健康法で紹介されていた本を読みまして何となく興味を覚えまして始めてみました。

 

やってみた方でしたらお分かりになると思いますが、水が鼻の奥に入ると「ツ―ン」とした痛みがありまして涙も少し出たりして鼻水と一緒になり顔がグシュグシュになったような覚えがあります。

 

最初の内は痛みが出やすいので鼻の穴の奥まで水を吸い込まないようにして流し出すように慣らして行きました。

幸い、わたしは鼻の疾患を持っていないので直に痛みが出ない様になりました。

これ、鼻の具合が悪いほど痛みが続くんですよね。

まぁ、ですから少しづつ慣らして行くしかないでしょうね。

 

今ではネット上に鼻うがいの情報も沢山出ていますし、専用キットも販売されているので行いやすくなっているのではないでしょうか?

わたしの始めた時は情報も何も無かったですし、ただ実践あるのみでしたので。

 

痛みを和らげる為、ぬるま湯を使い生理食塩水にしたり、専用キット(洗浄器具、洗浄液)を使うと大分良いとかと読みましたがいかがでしょうか?

 

現在、わたしは入浴時に蛇口からぬるま湯を出し、掌ですくい片方の鼻から吸い込み口から吐く方法と逆の鼻から出すという方法を片方4回づつ、ほぼ毎日行っています。

長くやっていますので水でもぬるま湯でも全く痛みも何も感じないですね。

 

これから始めようとされる方は専用キットを使われることをお勧めします。

花粉症の症状の出ている時にやるのは辛いと思いますので、治まって来た時位から始めて、やはり習慣で1日1回やるようにして頂きたいですね。

長く続けないとホントの効果はわかりませんよ。

 

〈注意点〉

 

★鼻うがいもやり過ぎは逆効果になる怖れもありますので1日1~2回が限度でしょう。

片方ずつ鼻の穴に注水するのは最初1~2回位でもよろしいかと思います。

無理に我慢して吸い込んだりせずに慣らして行って下さい。

 

★強く吸い込んだり強く鼻をかんだりするのは止めた方が良いです(耳などに悪影響が出る場合があります)。

 

★強い鼻づまりの方や喉が痛くなっている時や他の鼻の疾患もある方などは耳鼻科の医師に相談されてからの方がよろしいかと思います。

 

以上、今回は鼻うがいについてでした。

続きは花粉症対策2に続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023-03-09 16:23:00

冷えで不調5

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冷えの問題も長くなってしまいました。

第5弾、最終回です。

そして暖かくなって来た季節こそ冷え体質の緩和の為の始まりです。

また春先に増える花粉症などのアレルギー疾患をお持ちの方と冷え体質の方はリンクされている場合も割合に多いと思われますので大事な問題です。

 

前回からの続きになります。

 

食事関係では油の問題もありますね。

油自体も様々な料理で使用しますし、必要な油脂もありますので難しいのですが、から揚げやフライ、てんぷら、スナック菓子などちょっと問題のある油も多いので頻繁に食べるのはどうかと。

見直しも必要なんですが、お好きな方にはちょっと酷でしょうか?

 

飲み水は出来れば、蛇口に簡単な浄水器を付け塩素やトリハロメタン、錆などの汚れや不純物を取り除いた方がよろしいかと思います。

 

前回、嗜好品としてお酒とカフェインを取り上げましたが、タバコは血管を収縮させ血流に影響を与えるので、出来れば避けたいですね。

 

今まで述べました食事などは冷え体質の方だけでなく、一般の方も対象です。

 

★運動

 

冷え体質の方は筋肉量が不足傾向の方が多いと思われます。

筋肉は熱エネルギを産生しますので適度な筋トレで特に背中やお尻から脚にかけての筋肉量を現在よりも増量したいですね。

皮下脂肪も現在少な目ならば増量したいです。これは筋肉が産生した熱を保温する働きがあるからです。

多すぎはもちろん良くないですが、冷えには気持ち多め位が良いですね。

 

あと運動では軽めの有酸素運動(少し速足で歩くとか、縄跳びやスロージョギングなど)で血流を良くしたり、薄っすらと汗を流せるようにしたいですね。

発汗は体温調整に必須なものですから、汗をかけない、かかないのはちょっと問題です。

 

運動などでの発汗は薄っすらかく位が身体にとっては丁度良く、ダラダラかく汗は疲労をもたらします。

時折、サウナや岩盤浴の利用の良いですね。

 

★冷暖房

 

冷え体質の方は冷房が苦手の方も多いでしょう。

冷えのぼせタイプの方は冷房がないと不調になったりする傾向がみられますが。

夏の猛暑では熱中症対策も必要ですし、複数の人と一緒にいた場合は個人だけの都合とは行きませんので工夫して上手く付き合っていくしかないでしょう。

 

暖房の場合も寒冷地でもない限り、過度に依存するのは却って逆効果になりますので衣服や足元ヒーターなどで上手く調整して頂きたいです。

寝るときも寒いからと電気毛布はあまりお勧め出来ないので出来れば電気あんかや湯たんぽで足元を温めて頂きたいですね。

 

★睡眠

 

出来れば6~7時間位は睡眠が取れたら良いですね。

夜の睡眠時間が少し足りない方は短時間の昼寝が出来たらまだ良いのですが。

あとは夜更かしはあまりしないことでしょうか。

若いときはまだ持ちこたえますが、年齢がいってくると自律神経系のバランスが乱れやすくなりますね。

 

★入浴

 

入浴に関しては特別なことはありませんが、湯船に浸かるのが嫌いでなければ、半身浴はお勧め出来ます。

身体の内側が温まってくる感じがしてくると思いますよ。

冬などは一旦、全身浸かってから半身浴に切り替えればそんなに寒くなく出来ます。

 

★薬品

 

普段、主に自己判断で消炎鎮痛剤などを服用されることが多い方は要注意です。

例えば頭痛持ちなどで頻繁に長期間利用されているような場合、影響が出ている可能性がありますね。

血流も悪くなりますし、他の副作用がでる怖れもありますので。

 

★メンタル

 

ある意味これが一番難しいかもしれません。

性格的?に神経質傾向があったり、イライラしやすい、緊張しやすい、心配、不安が多いなどが本人には例え無自覚でも交感神経の緊張を生み血流を悪くしたりします。

自身の内面にも意識を向けたいですね。

 

なかなか冷え(冷え性)の問題は難しいですよ。

 

ちなみに当院の施術を考えてみた場合、自律神経系や内臓(胃腸、肝臓、腎臓など)機能へのアプローチを行いますが、影響を与える割合は4割位でしょうか?

残りの6割位はご本人のケアが必要ですね。

 

個人差は大きいですが冷えを感じないようになるには長期戦になると思いますので、焦らず(焦ってすぐ諦めたり、イライラしてもしょうがないので)、まったりと時間をかけて継続して頂ければと願います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023-03-06 11:58:00

冷えで不調4

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春先になって来ると、冷え性や冷えの話題は世間からは少なくなりますが、以前にも述べましたが暖かい季節になると症状が和らぐだけで、冷え性が治ったわけではありませんよ。

 

何らかの要因で起こる血行不良(障害)と熱エネルギー不足(熱生産量)の問題ですから、年中無休ですね。

 

冷え性と云うネーミングだと女性専門のような印象を与えてしまいますが、上記の様な問題で捉えると男性でもけっこういらっしゃるわけですし、若くても問題を抱えている方がいらっしゃるわけです。自覚の無い隠れ冷え性の方は多いでしょうね。

 

比較上は男性より女性、10代~20代よりそれ以降の年代の方に多いと思われるのは熱エネルギー量の問題と思われます。

 

そしてこれらの問題は単に”冷えを感じる”や”寒がり”などの問題では無く、他にも身心の不調を抱えているわけですので改善対策は必要でしょう。

 

繰り返しますが”冷え性”や”冷え”から不調を招くでは無く、身心に不調を起こす要因がるから冷え性になったり、冷えを感じる…と云うことです。

 

とは言っても、この問題の改善はちょっと大変だと思います。

なぜなら(熱)エネルギーが少ない状態からこれを増やしていくわけですから。

例えは悪いのですが、貧しい状態から豊な状態に変えていくことですね。

 

軽症の方はまだよいですが、それ以上の方は、ほんと根気よく気長に(2~3年)、ゆったり焦らずに取り組んで頂きたいですね。

 

我々のような施術業界で身体のバランスを整えたり、歪みを整えたりすることで冷え性の改善を謳っている方もいらっしゃるようですが、それはそれで良いのですがやはり、それだけでは不十分と思いますね。

 

セルフケアは必須でしょう。

 

≪一般的な対策例≫

(動脈硬化などの循環器系の疾患や甲状腺疾患などの疾患は除きます)

 

★貧血、隠れ貧血チエック

 

いわゆる普通に貧血と云われる”鉄欠乏性貧血”です。(貧血にもいくつかの種類がありますがそれらは除きます)

貧血は冷え性や頭痛、肩凝り、めまい、息切れ、疲労などを引き起こしやすくなる傾向がありますので大事な問題ですよ。

血液検査で男女とも下の基準値に近い方は病院では問題無いと言われますが、貧血と考え対策した方が良いでしょう。

詳細は述べませんが、食生活改善や有効なサプリメントの使用でしょう。

 

★低血圧チエック

 

上記の貧血と併せ持っている方も結構多くいらっしゃいますね。

内臓機能もちょっと弱り勝ちですし、自律神経系の問題も起きている可能性が高いので生活リズムを整えたり、運動を取り入れたり、生活の中での改善が必要です。

単純な低血圧は、現代医学では冷え性と同様、体質的な問題として片付けられてしまいます。

高血圧は何かと下げなくてはという感じで問題視されますが、低血圧はスルーされてしまいます。

しかし実際は心臓の血液を押し出す機能が少し弱い訳ですし、血行もよろしく無いわけですし、胃腸の機能低下や自律神経系の問題もあるわけですからこれはこれで問題ですね。

 

★食生活

 

飲食物が血液の質に与える影響は大きいので、食生活の改善はその後の健康生活を考えると見直された方がよろしいのでは?

 

以前、”1日に何食?”の記事では一般的には成人は2食がお勧め、と書いたのですが「冷え性」や「低血圧」、「貧血」の方は1日3食、1回の量は腹7分目位が良いですね。

 

冷え性や貧血などに限らず全ての方が対象ですがファストフードやお菓子を食事代わりにしたり、いつもコンビニ弁当~などはちょっとイマイチ。

たまにだったら良いと思いますが。

 

主食の炭水化物ですが、糖質制限のように炭水化物は食べない~は止めて頂いて(もちろん食べ過ぎは違います)、やはりお米が良いです。

パンや麺食(小麦系の炭水化物)はたまに嗜好品と食べる位がちょうど良いんですが、実際は朝や昼などに食べられる方は多いでしょうね。

下手な物でお腹を満たすなら、おにぎりだけでも良いし、フルーツだけでも良いと思いますよ。

 

おかずはよく言われるように野菜や海藻や病気による制限が無ければ梅干しや納豆などを割合を多めに、動物性食品はそれに続くといった感じでしょうか。

 

脂っこい食べ物や、スィーツ系、ジャンクフード系、特に甘い清涼飲料水系(ジュース、コーラなど)、上記した粉食(小麦食品です、麺やパン、ピザ、ケーキなど)など出来れば、たまに楽しみとして食べて頂けると良いのですが、食生活の話は本当に難しいです。

 

好き嫌いもあれば、上記の物は結構依存性(中毒性)もありますし経済的な問題や手間暇の問題もありますので、ちょっとづつでも、一歩ずつでも変えていけたら理想ですね。

 

カフェインの多く含まれている飲み物などは、交感神経系を刺激し血管を収縮させやすくする働きがあるので、コーヒーでしたら1日2杯位まで(ブラックで)、栄養ドリンクやエナジードリンク系はカフェインが多すぎるのでちょっとお勧め出来ませんねぇ。

 

飲む頻度が高まるといずれカフェイン依存症になる怖れもありますし、カフェインの取りすぎで身体の不調を来たしやすくなる可能性がありますので要注意です。

 

牛乳や豆乳は特に女性の冷え性の方にはあまりお勧め出来ません、一見身体に良さそうですけど。

 

最後にお酒と冷たい飲食物です。

 

お酒類は吞んでいる時は身体があったまる感じとなりますが、酔いが醒めて来ると逆に冷えやすくなりますので、普通に吞みすぎず適度に、ですね。

 

夏は特に冷たい飲食物を頻繁に取りやすくなりますが、胃腸を冷やしすぎたつけは秋~冬の不調として出やすいので、たまには常温や温かい物を取って中和しましょう。

 

食生活に関して簡単に書いてみましたが結構難しい点が多くあると思いますが、ちょっとづつでも、時間がかかっても良い方向に変化させられたら素晴らしいですね。

 

今回はこの辺でお開きにします。

次回第5弾で”冷え”問題は最終回となります。

 

 

 

 

 

 

 

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