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眠れない夜は…
「熱帯夜で寝苦しい…暑くて起きてしまった…」
そのようなお悩みの方も、多くいらっしゃることでしょう?
どうされていますか?
すみません、わたしはおかげ様でと申しますか、暑くて寝苦しいとか少ないタイプなんです。
ただ眠りを快適にする為に、寝る1時間前頃から寝室のエアコンを26℃設定(強)、風向上向きにして部屋を冷やし寝る時にはスイッチを切って寝てしまいます。
大体そのまま朝まで寝てしまい、途中で目が覚めるということは滅多に無いんですね。
今は夜間でも熱中症になるとか、また暑さ故の睡眠不足で体調を崩してもいけませんので夜間もエアコンを付けたまま眠ることが推奨されてますね。
エアコンの温度設定は26~28℃、風向は顔などに直接当たらないように上向き(部屋を冷やすにも上向きが良いとのこと)にして、冷え対策の為、薄手の長袖上下を着て眠り、起床時間迄か若しくは朝4時位迄のタイマー設定で…などと云われています。
冷えすぎる感じのある方は除湿でもよいかもしれません。
湿度が下がるだけでも大分違いますね。
エアコンがどうも嫌いとか、寝室にエアコンが無い…などの方は扇風機の風を足元に当てるようにし、枕変わりにアイスノンなどを使用してみるとか、工夫した方がよろしいかと。
既にやってらっしゃるでしょうか。
エアコンにしても扇風機にしても送風は直接顔に当たらないようにして下さい。
呼吸が乱れやすくなりますし、乾燥してしまいますので。
朝を起きたら喉の具合がちょっと変…となったら乾燥してますよ。
ですので風向に注意と寝る前には水を飲んでおきましょう。
最後に個人的経験談ですが、お酒をちょっと呑みすぎたり、食べ過ぎたり、消化に負担を掛ける物を多く食べたりした時は、なんとなく暑さに弱くなり眠りが悪くなった記憶があります。
みなさんはいかがでしょうか?
ところで近年は”冷夏”という言葉を聞かなくなったと思いません?
もちろん冷夏の問題として作物の生育に問題が出たり、夏物商品の売上が落ちたりしますが、こと過ごしやすさとエアコンによる電気消費量にとっては良いことのような気がしてしまいます。
猛暑で参っている身体には、ほどほどの冷夏は楽に感じるのではないでしょうかねぇ?
では、良い眠りを!
睡眠リズム
ブログの”休息とれていますか?”にもちょっと書きましたが、睡眠にもリズムがあります。
体内時計というものがあって睡眠~覚醒を調整されているから大体同じ時間になると眠くなり、朝も同じ時間に目覚めると云ったところ。
基本的に人間始め多くの動物は夜は寝て、朝目覚め、日中は活動するものですよね。
またレム睡眠とノンレム睡眠と云うサイクルがあって入眠から覚醒までの影響しているようです。
この体内時計も目覚まし時計と一緒で何かをきっかけにずれてしまったりする場合があるようです。
大体、体内時計と基本的な社会生活(仕事や学校など)の流れは一致していますが実際問題、社会の動きや個人の生活でもは昼夜問わずの部分が多くあるのも事実ですし。
大概、一時的もしくは短期的に体内時計がずれてしまっても自然と調整されて問題は無くなるわけですが例えば”時差ぼけ”のように。
ただあまりにも習慣的になってしまうと体内時計も調整が追い付かなくなってしまうケースがあるようです。
若い時などは普通に夜更かしして遊んだりなんなりするのが普通で当たり前でした。
勢い(生命力の強さ)がありますので多少寝なくても何とかなりましたし、回復も出来ましたからね。
もちろんわたしもそのような生活パターンが多かったですねぇ。
しかし中には若い人にも睡眠リズムの障害を持ってしまう”概日リズム睡眠、覚醒障害”の中の「睡眠、覚醒相後退障害」と呼ばれる状態になってしまう方もいらっしゃるようです。
これは簡単に言うと深夜まで寝つけず、朝は遅刻しそうになっても起きれず場合によっては昼近くまで寝てしまう場合もあるとのこと。
普通に学校や仕事などある場合、これは難しくなりますね。
例えば作家が夜に静まり返った時間に仕事を始め日が昇ってから寝るというような生活だったら、まぁ成り立つのでしょうが。
因みにこのような職業の方のケースはリズム障害に該当するのかしないのかは存じません。
仕事といえば夜勤者など交代勤務の方も慣れないとたいへんでしょうね?
ある程度経験年数を積むと慣れたり、自分なりに対処出来るようになるのかもしれませんがお疲れ様です。
仕事でしたら、そう簡単に辞めるのが難しいことも多いでしょうし、社会基盤を支えるのに必要が仕事も多くありますのでね。
またこの睡眠覚醒リズム障害になるのは習慣がきっかけだけではなく、抑うつ状態や鬱病が引き金になる場合もあるようです。
なかなか難しいですね。
最後になりますが生活習慣と呼ばれるものの中で飲食や運動などは自分から能動的に行うので「運動してる」「運動しなきゃ」や「食事?何も気にしていない」「食べすぎだし気をつけなきゃ」など色々な思いが出て来たりします。
しかし睡眠に関しては不眠症や体調不良で眠れない…などの事がないと自然と寝てしまうものですからあまり意識が向きにくいのではないでしょうか?
その為、ついおざなりになってしまう傾向になりやすいのではないでしょうか?
睡眠だけが唯一、肉体や脳、こころをリセット、最適化させることが出来るわけですから考えなおしてみたいですね。
段々年齢を重ねると一層重要度がわかります。
”休息”とれていますか?
仕事や家事、育児、遊びや趣味を始め雑多な用事が目白押し。
今更ですが、我々現代人?or日本人は多忙です。
仕事でしたら休日はあっても家事などはありませんし、休日といってもやる事は多いし、趣味や遊びにも行きたいですよね?
趣味を楽しんだり、普段の日に出来ないことをやることは有意義ですし、気分転換になったりします。
しかし休日でも何かをやっている訳ですし、意外と交感神経を緊張させることも多いのでは?
(自律神経系の働きで緊張モードの交感神経優位とリラックスモード優位の副交感神経優位があります。)
普通に生きていれば普段何かしらの行動を行っているわけですが半面、休息はおろそかになっていることが多いのではないでしょうか?
休息とは”積極的に行動を一旦中止し、のんびりとくつろぐ”と云う意味を表しています。
普段の生活で頭や身体を使い疲れさせ、休日でもまた疲れさせていては交感神経モードになってしまいますね。
では休日は昔のサラリーマンお父さんのネガティブイメージのTV観ながら横になってゴロゴロが良いという訳では無く、「夜の睡眠をしっかり取りましょう」
ということです。
もちろん普段からしっかり睡眠時間(7~8時間)を取れていればいいのですがそんな方は少ないでしょう?
朝6時に起きるとしたら10~11時迄には寝ていないと無理ですから。
ですから週1回でも、せめて月に数回でも早寝をしてしっかりと睡眠をとって頂きたいです。
夜更かしして翌日昼近くまで寝て、しっかり寝た…というのは睡眠リズムが狂いやすくなるのでお勧め出来ないです。
睡眠は非常に大事で一番の休息です。
身体も頭も何も意識的な行動していないのですからね。
身体や頭の疲れのリセット効果があり生命維持に必要不可欠なものですから睡眠の重要性をしっかりと認識して頂きたいと思います。
このような言葉がありますがご存じでしょうか?
日本人は先進国の中でも平均睡眠時間が少ない部類の国民だそうですね。
睡眠不足が累積されてくると知らず知らずのうちに身体のみならず精神的な不調も抱える確率も高まりやすいとも云われます。
昨今、不眠症傾向の方が増えている傾向にあると云われているようですが、当院でも施術の相談、依頼を受けることがわりと多くあります。
睡眠問題を抱えている方がやはりいらっしゃるという事でしょうね。
ちなみに以前、夜10~11時に寝ついている状態をゴールデンタイムと表現された方がいっらしゃいました。
その後専門家筋にはその意見を否定されましたが、いや~、やはりゴールデンタイムですよ。
時々でも早寝してしっかり睡眠を取ると効果は高いです。
あと昼寝も15分~30分位でしたらリセット効果がありますよ。
やはり寝る子は育つ、寝る大人も育つでしょうか?