成田市の整体院
手技療法室 縁

 

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2023-11-22 16:55:00

ダイエット考3

ダイエット3-min.jpg

 

 

ダイエット考3、最終回となります。

 

【メディカルダイエット?】

 

これご存じでしたか?

わたしはよく知りませんでした、体験者の話も聞いたことがありませんし。

 

医師の元で行うダイエット…といっても美容系クリニックでの自費メニュー。

 

・無理な食事制限無し。

・無理な運動も必要なし。

・リバウンドもしにくい。

・部分痩せも…などの謳い文句でなにかいい事ずくめで理想的な気がしちゃいますよね~。

 

内服薬や注射や医療用痩身機器などを使ったりと、なんか凄そうです。

 

ここ1年位は糖尿病治療薬を使ったGLP-1ダイエットと呼ばれている方法がSNSなどで話題になったそうですね。

血糖値の上昇を抑制したり、食欲を抑えたりする作用があるということで数ヶ月~1年位の期間継続して薬を飲むか。自己注射行うとか。

 

美容クリニックにより料金はまちまちらしいですが、物凄く高い訳でもなく、オンライン診療でも処方される気軽さがうけたのでしょうか?

 

SNS上でも効果があったという投稿やら副作用がつらいなどの投稿がありますね。

 

実際、日本医師会をはじめ、各方面からもGLP-1ダイエットの健康リスクへの注意勧告がされています。

糖尿病患者への臨床試験はあっても、痩身目的の試験は無いので結果どうなるかは不明と云うことです。

 

また美容目的で処方されてしまうと薬不足も懸念され、必要とする糖尿病患者に行き渡らなくなるので控えるように…とも云われているようですね。

 

これらはどうなんでしょうか?

 

薬を飲んでいるからといって食べ過ぎや飲み過ぎてよいわけでも無いようですし、肥満体重の方には、はっきりとした減量効果がみられても普通体重の方には思ったほどの減量効果がみられないという意見もあるようです。

 

何より心配なのは副作用などの健康被害が出ることです。

短期間の摂取で副作用が出るのは、もちろん問題ですが一定期間摂取後はどうなのか?などわかりませんし。

 

流行りものに手を出す時は慎重に、用心深くですね。

 

【やっぱり王道は】

 

身も蓋も無いので「やれやれ~」になってしまうでしょうが、食事やら運動やら睡眠やらの基本的な改善でしょう。

「それが出来れば苦労しないよ」と言われそうですけど。

 

【飲食】

 

まずダイエットに一番重要なのは運動より飲食です。

 

何を食べたり飲んだりするか(何を避けるか)、どれ位の量を摂取するか?ですね。

当たり前過ぎてつまらない話ですか、でも基本ですから仕方ないです、すみません。

 

油断出来ないのは食事以外の飲食でしょうか。

間食やつい口に入れてつまんでしまう行為。

 

清涼飲料水は下手な固形物以上に糖分やカロリーが高いので飲み物は注意ですね。

糖質Off、カロリーOffといっても大丈夫と思わないで下さい、水やお茶類でしたら大丈夫ですけど。

 

【運動】

 

脂肪の燃焼や減量には有酸素運動です。

 

心拍数がちょっと上がるような有酸素運動を20分以上(軽めのウオーキングなら30分以上)出来れば理想ですが、なかなか時間も取れないでしょう。

 

ですから普段の生活の中で、例えば通勤など仕事で歩く機会があるなら少し早めに歩くとかちょっと距離を伸ばして歩くとか、エスカレーターやエレベーターを使わず階段を歩くとか…工夫して日常が運動になるようにしていただければと。

 

ちょっとした運動でも積み重ねると何時しか効果が見られるようですよ。

普通の有酸素運動を週4~5回など趣味で出来る方は良いのですが、なかなかねぇ、難しいですもんね。

ですから日常生活を運動に変えてみませんか。

 

では筋トレは?

というと基礎代謝を上げ痩せ易い体質に変え、またボディメイクには欠かせません。

つまり理想?の体型を作るわけですね。

 

という訳でダイエットには有酸素も筋トレも両方やるのがベストということでした。

 

【睡眠】

 

健康面だけでは無く、ダイエットにも睡眠を7時間位はしっかり摂るのは重要です。

良い睡眠を摂ることで脂肪を分解させる働きもある成長ホルモンや食欲を正常化させるグレリン、レプチンなどのホルモンが分泌されやすくなるとのことです。

 

睡眠不足などは食べ過ぎなどのリスクを高めるとも云われますので規則正しい生活は大事なことでしょう。

 

【ストレス対策】

 

人によってはストレスが溜まってくると食べることで解消を図ってしまうタイプの方もいらっしゃるでしょうし、急に無理なダイエットを行うとストレスが溜まりダイエットが続かなくなることも多いと思われます。

 

場合によってはストレスで食欲低下になり不健康な痩せ方になってしまうケースもありますがこれも大変な問題です。

やはり身心両面から向き合って行かないと健康も美容も上手くいかないものですね。

 

以上、各項目に対して詳細は書きませんが、どんなダイエット法を取り入れようが薬剤を取り入れようが基本的な王道は外せない無いのではないでしょうか。

地味に地道に時間をかけるのは大事でしょう。

 

焦りは禁物ですね。

成功を祈ります!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023-11-15 18:02:00

ダイエット考2

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【皮下脂肪】

 

美容上、気になるのはこれですね。

下腹部や大もも、お尻、二の腕などに付きやすい。

 

内臓脂肪と違い、ゆっくりと気が付いたら?肉付きがよくなっていたと。

そして取れにくい、う~ん、なんてこった。

 

しかし何かと悪者扱いされやすい皮下脂肪ですが、メリットもありますよ。

 

☆断熱、保温効果(筋肉が熱を産生し、脂肪は保温効果があります。寒がりや冷え性の方には適度に皮下脂肪は必要です)

 

☆エネルギーの蓄積(飢えに対峙したとき、脂肪が多い方の方が持ちこたえる可能性が高いようです)

 

☆クッション機能(内臓脂肪もそうですが、こちらも外部からの衝撃を和らげる作用があります)

 

☆丸みを帯びた女性らしい体型をつくる(あり過ぎても、無さ過ぎても困りますね)

などなど。

 

それにですね「ぽっちゃり体型」←BMI(肥満度)では23~25位の方の方が死亡率が低い、云われています。

性別では男性:25~26,9位 女性:23~24位とされています。

 

内臓脂肪が多いのは健康リスクが高くなりますが、体型的には皮下脂肪や体重それなりにあったほうが健康度が高くなるようですね。

もとろん肥満すぎるのも問題ですが、無理なダイエットが健康被害をもたらすこともありますので、その辺は注意が必要でしょう。

 

とはいっても美容的に…スリムになってキレイになりたい…など、これも当然の願望でしょうね。

 

ちなみにわたし、ダイエットや美容関係には関わりないので「これがダイエットに効く~」なんてことは申し上げられませんし、僭越ですが逆にこれは注意が必要では?というものを少し述べます。

 

 

【整体、骨盤矯正(産後)、マッサージ、エステは?】

 

わたしもこの業界におりますので、まぁあれなんですけど…。

ダイエット効果、痩せるなどは無いですね。

 

「歪み」が「骨盤」が「姿勢」が~どうのといっても関係無いと思います。

マッサージをしても無関係ですね。

 

一時的に浮腫みなどが減れば身体が締まったような感じにはなるかも知れませんね。

 

【EMSなどの電気機器を使っては?】

 

「楽トレ」や「シックスパッド」みたいにパットを装着して電気(高周波、低周波など)を流す方法がありますね。

例えばお腹に付ければ腹筋が強化され、お腹の部分痩せも可能みたいな。

 

ちょっと誇大広告なんじゃないですか。

それだけでは無理がありますね~。

 

【ダイエットサプリは?】

 

残念ながらほぼ、誇大広告でしょうね~。

「飲むだけで1ヶ月に〇〇kg痩せた~」なんて、楽に苦労せず願望を叶えたい心に刺さりますね。

 

基本的に3つのタイプに分類されるようです。

・脂肪燃焼系

・吸収抑制系

・食欲抑制系

 

そりぁ、中には効果があった~という方もいらっしゃるかも?知れませんが大半の方にはねぇ。

厳しいでしょう、そう簡単にはねぇ行きませんですね。

 

また健康被害が出ていることもあるようですし、特に海外モノで個人輸入したダイエットサプリは危険度大のようですよ。

死亡事故も起きていました。

 

脂肪をどうにかしようとして死亡したんじゃネタにもなりませんね。

要注意です。

 

【漢方薬は?】

 

以前、肥満に効果的といわれ防風通聖散(ボウフウツウショウサン)が取りざたされていたことがありました。

他にも大柴胡湯(ダイサイコトウ)や桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)などがあるようです。

 

とは言え、漢方薬で直接、脂肪が落ちて体重が下がる訳では無く、あくまで太りやすくなる要因の便秘や冷え、浮腫み、ストレス、ホルモンバランスを整える為のサポートとして利用すべきものなので食生活や運動などの実践が必要です。

 

興味がある場合でも素人判断で行うのは賢明ではありませんので、漢方の専門家(漢方専門医や漢方専門薬局)に相談されることをお勧めします。

 

【痩せる食材は?】

 

はい、痩せる食材はありません。

もちろん太りにくい食材はありますね、低カロリーや低糖質のものですね。

 

太りやすい食材はこの逆ですね、高カロリーや高糖質のものです。

とはいえ少量だったりたまに食べたり飲んだりするくらいでしたら影響は少ないでしょう。

 

好きなのにあまり節制し過ぎると却ってストレスが溜まりすぎますので多少はゆるく考えないと反動が怖いです。

要注意は清涼飲料水で原材料で果糖ぶどう糖液糖が入っている甘い飲料ですね、砂糖などよりも高糖質ですのでね。

 

【ファスティングは?】

 

1~2日間の短期間のファスティングでも定期的に繰り返して行えばそれなりに効果は出るでしょうねぇ。

しかし普段の食生活や運動などの基本的なものは必要ですし、ファスティングさえ行えば後はどうでもいい…訳ではありませんのでご注意を。

 

それと短期間のファスティングでも慣れない間は体調を崩しやすくなる可能性がありますので指導を受ける必要があると思います。

まぁ誰にでも合う方法とは思えませんよ。

 

【置き換えダイエット】

 

一時期流行りましたね。

朝バナナダイエットみたいな感じで。

 

つまり今迄食べていた朝~晩食をどれか止めて、変わりにバナナとかリンゴ、寒天など食べる手法。

今迄の食事などより量やカロリーが低い物をある程度の期間、摂取していればいずれ痩せるかも知れませんね?

 

しかし飽きてしまい、なかなか続けられる方が少なかったような気がしますが。

 

 

【糖質制限ダイエットは?】

 

糖質制限食という食事療法が世に出た当初、わたしは甘いものなどを控えることかと思いました。

 

もちろんそれも含まれていましたが、実際は主食の炭水化物を控えたり(ハード系)、少なくする(マイルド系)糖質が含まれる食材は制限しそれ以外は好きなだけ何を食べても良い…という感じの方法でしたので、「あれっ?」と最初は思いました。

 

わたし的には一時的(期間限定)に行うのであれば良いかなぁ?と思いますが長期間はどうかなぁ?リスクもあるのでは?それと飽きて続かないのでは?と考えます。

 

出来れば主食は米にして(もちろん食べ過ぎずにですけど)、おかずは加工品よりも素材を生かした料理を召し上がれれば、糖質の含まれる食材をあまり気にしなくても良いのでは無いかと思いますね。

 

糖質と言えばやはり甘い系の飲食物ですけど、なかなか控えるのは難しいでしょうか?

多くの方が好きでしょうし、依存しやすいですからね。

ちょっとずつでも変化出来たら良いですけど、う~んがんばって下さい。

 

【ライザップは?】

 

減量してボディメイクとか、効果を感じる人は多いと聞きました。

 

メソッドは食事制限(糖質制限)とエクササイズの二本立てで目新しい感じも無さそうですが、個人にトレーナーが専属で付くことと、何より一番は高額な料金じゃないですかね?

 

何しろ大金を払う訳ですから「無駄にする訳にはいかない、元を取り返さなくては!」と必死になるのでは?

それがライザップの秘訣と推察しました、私見です。

 

~次回、ダイエット考最終話になります~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023-11-10 17:22:00

ダイエット考

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ダイエット情報やビジネスは相も変わらず昔から盛んですね。

手を変え品を変え、流行り廃りを繰り返しては新しいメソッドが登場すると。

 

現代はより多様化、細分化されビジネス市場が拡大されているらしいですね。

 

ところでダイエットといえば肥満や脂肪と結びつきますが、厚労省の調査では日本人の肥満度は男性33%、女性22,3%ということで、10年前と比較し女性はあまり変化は無く、男性は増加傾向にあるとのことですが大半が軽度の肥満傾向です。

 

海外と比較すると日本人の肥満度は低いですので特に欧米人と比べると日本人は数字では肥満傾向の方もスリムに見えるのでは。

 

ダイエットに一番興味を持つのは「やせ願望」を持つ若い女性は当然でしょうが、まぁ最近は中高年の方もアンチエイジングとして興味を持つ方が増えているそうです。

 

BMI(肥満度)=体重(kg)÷身長(m)×身長(m)

例:身長が170cmで体重が60kgでしたら

60kg÷{1,7(m)×1,7(m)}=60÷2,89=20,76

 

〈BMI〉 

18,5未満 低体重(痩せ)

18,5~25未満(普通体重)

25以上~30未満(肥満Ⅰ)

30以上~35未満(肥満Ⅱ)

35以上~    (肥満Ⅲ)

 

日本人でBMIが30近い方はあまりいらっしゃらないのでは?

太ったタイプの方でも25~26位迄の方が大半でしょう。

 

【内臓脂肪】

 

先ずは健康に関するダイエットですが特に男性に多い傾向にあるのが『内臓脂肪です』。

腸などの内臓に付着する脂肪ということで、外見上はへそ周りにぽっこりしてくるタイプ。

 

これが多くなってくると生活習慣病のリスクが高まると云われています。

糖尿病、脂肪肝、高血圧、狭心症、心筋梗塞などに注意だそうですよ。

 

この内臓脂肪は皮下脂肪と比べると着きやすいけど取れやすい脂肪らしく、3~半年のダイエットで体重の3%位落とせば変化して来るらしいですのでちょっと安心ですよね。

どれ位、内臓脂肪が付着しているか詳しく調べるには腹部CT撮影が必要なのでお腹周りが気になる方は何かの機会に調べるのが良いかもですね。

 

健康問題に影響する内蔵脂肪ですがメリットもあるそうですよ。

それは外部からの衝撃からクッションとなり内蔵を保護するそうです。

おぉ~素晴らしい。

 

だけどやっぱり健康リスクがありますので少なめがよろしいですね。

 

~次回に続きます~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2024.11.21 Thursday