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口は災いのもと
みなさん、ご存じ「口は災いのもと」ということわざがありますが。
これは”不用意な発言は自分自身に災いを招く結果になるから、言葉には十分に慎むべき”と云う意味だそうで。
これはみなさん一度や二度は”あるある”ではないでしょうか?
もとろんワタシも多々ありました。
つい余計なことを言ったばかりに問題がこじれたり、人間関係に問題が生じたり…ですね。
自業自得とはいえ、このような失敗があると心身のストレスの元になりますから、ほんと注意が必要でしょう。
ところで、本来のことわざの意味以外にも口からくる災いは他にもありますよ。
①「歯周病、虫歯」
近年では歯周病の全身への影響が指摘されています。
●狭心症、心筋梗塞 ●脳梗塞
●糖尿病 ●メタボリックシンドローム
●バージャー病 ●糸球体腎炎
●関節炎 ●誤嚥性肺炎
●認知症…など。
虫歯であっても適切に治療が施されず放置すると
●心内膜炎 ●脳梗塞
●副鼻腔炎(歯性上顎洞炎)
●誤嚥性肺炎 ●菌血症、敗血症…など。
以上、これらの疾患のリスクが高まる可能性があるとされています。
一見すると歯や歯肉だけの問題と思われがちですが、そんなことありませんね。
もちろん歯が痛んだり、グラグラする、歯が抜けた…これも大問題ですけど。
②「口呼吸」
今や多くの方がご存じではないかと思われます口呼吸ですが、リスクが高まる可能性として以下のような問題が指摘されています。
●ドライマウス ●免疫が弱り感染症に罹りやすい
●各種アレルギー性疾患 ●虫歯、歯周病、口臭などのリスク
●歯並びへの影響 ●いびき、睡眠時無呼吸症候群
●ほうれい線やたるみ…など。
③「喰いしばり、歯ぎしり」
●歯や歯肉へのダメージ ●顎関節症や顔面の痛み
●頚、肩こり ●頭痛 ●睡眠障害
●自律神経への影響…など。
これらは無意識のうちに行っていますので改善も中々大変です、特に歯ぎしりはね。
④「飲食物」
これはもう言わずもがなでしょう。
重要ですよね。
このように”口”からくる災い(疾患)って多そうですね。
口は大事にしなきゃ…ですよね。