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温活ってどうなんだろ?
寒さは堪えませんか?
ところで温活なる言葉をいつのころからかよく聞いてますけど…?
これはどーいうこと?役に立つ?
で、調べてみたところ
【温活とは?】
「何らかの方法で身体を温めて基礎代謝を上げ、体調不良の改善を図ること」とのことらしいです。
なるほど、「冷えは万病の~」「現代人は昔に比べて平均体温が下がっている」などよく聞きますからね。
体温が低い、また冷えている原因としてよく取り上げられるのは以下のようなものでしょうか。
●運動不足
●ストレスによる自律神経の乱れ
●冷暖房に頼りきった生活
●冷たい飲食の摂取が多い
●過度なダイエットなど…
【温活の効果??】
●免疫力を上げる
●自然治癒力を高める
●冷えの解消
●リラックス作用
●美容痩身効果…などなど。
という事らしいですが??
で、以下のようなものが勧められているようです。
【具体的な方法】
●湯舟に浸かる
●身体を温める食材を摂取する
●白湯を飲む
●適度な運動をする
●頚周りや手首、足首周りの保温
●腹巻きの使用…などなど。
【温活の是非】
う~ん、しかしですね~。
私見も交えて述べさせていただきますと、どうかなー?と、はい。
いえ、もちろん健康被害を起こすようなものでは無いので行うことに問題がある訳ではないので構わないのですが…。
しかし具体的な方法などをみても普通の皆さんがご存じのような内容ばかりでつまらない気がw
そして効果と云われている内容ですけど。
●免疫力が上がる → いえ、上がりませんよ(免疫が低下しやすくなるのをある程度抑制するが正しいのでは)
●自然治癒力を高める → それ程のものでは無いと思われます。
●冷えの解消 → 上記のような事柄をちょっとやそっと行った位で寒がりや冷え症も改善はしないでしょう。
●美容瘦身 → これまたどうかと??
また具体的な方法(セルフ)の中身で気になるのはですけど。
●湯舟に浸かる → 気持ち良い、リラックス出来る…は良いですがそれ以上のものでは無いですよね。
●頚周りや手首、足首周りを冷やさない → 普通に防寒でしょう。
●白湯を飲む → 白湯に特別な効能は全くありません。
水だと冷たいので飲みやすい白湯で普通に水分補給しては良いということですね。
●身体を温める食材 → マクロビオティックや漢方的な食養生で良いとされる根菜類を食べたり、良く話題になったショウガやニンニクを摂取などでしょうか。
実際これらを食べ続けても身体を温めたり 、冷えがどうの~ということは効果はあまり無いでしょう。
ショウガやニンニクなどは刺激も強いですし、多量に食べたり頻繁に食べてると却って逆効果になりかねません。
即時的に身体を温めるには鍋物やスープなど熱めのものを食べるしか無いですよね。
このように考えますと『温活』と大きく言う程のものでは無いような気がしますが??
【ではどうする?】
●運動(筋トレ+有酸素運動)
一般的な温活の中でも推奨されていますが、これは大事ですね。
今の身体より筋肉量を増やしましょう!
脂肪量(皮下脂肪)が少なめな方はこれも増やしましょう!です。
筋肉は熱を産生します、脂肪は熱を蓄え保温します。
ですから両方大事です。
マッチョで体脂肪率が低い人、わりと身体が冷えやすかったりすることがありますよ。
身体のためには極端はよろしく無いですね。
●食事
食材で身体を温めるとか冷えにどうとか、では無く三食(脂肪が少なめの痩せ型の方は+αでおやつなど)しっかり(腹八分目で)食べましょう。
寒がりや冷え性の方は節食、食事制限ダイエット、糖質制限食、ファスティングなど行わないことをお勧めします。
【追加】
●胃腸を丈夫にする必要があります。
(栄養の消化吸収を良くする為)
●貧血傾向の方は治療が必要です。
●甲状腺機能低下症の方は治療が必要です。
男性で言えば喉ぼとけの位置に甲状腺というホルモン分泌器官がありますが、ここから出るホルモン量が低下すると非常に寒がりになります。
他に肌がかさつきやすくなる、倦怠感、意欲低下、体重増加、便秘、まぶたのむくみ…などの症状が現れることも。
治療は甲状腺ホルモン剤の服用となります。
寒さも身心にとって重大なストレスになりますので暖かいのが良いですね~。
ワタシも寒がりの方です、はい。
「追記」
最近、複数の「〇〇協会」とやらの「温〇士」や「温〇アド〇〇ザー」やら「温〇ヘルスア〇バイ〇ー」などの民間資格があるのを知りました。
ん?なんでしょ、これ?
いろいろな資格ビジネスがあるもんですね、凄いww。