成田市の整体院
手技療法室 縁

 

初めまして。
手技療法室 縁(えん)です。
様々な不調を抱えているあなたへ。
ご自身の身体を労わってはいかがですか?
及ばずながらお手伝いをさせていただきます。
 0476-33-6243
お問い合わせ

ブログ

2022-09-06 16:50:00

痛み止めの薬はどう?

鎮痛剤-min.jpg

 

 

 

今回の鎮痛剤に関しては頭痛や生理痛などを除いて腰や肩とか関節の痛みの場合について書いてみます。

 

基本的に慢性期の何らかの動作で痛むと言った症状にはほとんど必要性は無いですね。

 

やはり有効なのは急性期(痛み出して間もない期間)の強い痛みの時です。じっとしていても痛む(自発痛)とかギックリ腰で痛みが強くて動けないとか、五十肩の初期で夜も痛くて眠れないなど。

 

あと怪我の時の痛みなどです。

痛みなどの原因が治る訳ではないですけど痛みを少しでも和らげないとツライですから。

 

普通の鎮痛剤は大きく分けて非ステロイド抗炎症剤(NSAIDs:エヌセイズ)「ロキソニンとかボルタレンとかイブプロフェン」などが有名ですね。

病院でもよく処方されますし、市販薬にもあります。

 

抗炎症作用も強く、鎮痛解熱作用も高いが副作用(胃腸障害、肝臓障害、腎臓障害その他)の面が心配なので長期服用や頻繁に飲むのは問題が有りそうです。

 

もうひとつはアセトアミノフェン製剤です。上記のタイプの鎮痛剤と比較すると抗炎症作用はほとんど無いようです。おだやかな鎮痛解熱作用と副作用が割と少ない(あくまで非ステロイド抗炎症剤と比較してという意味ですので、やはり長期服用などは問題です)。

 

市販薬だと「タイレノールA」や「ラックル」などがアセトアミノフェンが主成分の薬です。病院での処方ですと「カロナール」が有名ですか?これらの薬はコロナワクチン接種の副反応の解熱剤として有名になりました(昨年は市販のタイレノールがだいぶ売れて品薄になったことが有りました)。

というわけで服用される場合(解熱剤としても鎮痛剤としても)は私はこちらの薬をお勧めします、

 

あと神経痛や痺れなどが強い場合(腕や脚など)、今は病院では上記の薬以外にプレガバリン製剤の「リリカ」(神経性疼痛障害の薬)が処方されることが多いようです。作用が強い分、副作用も強いようですね。

 

以前、この薬を服用されたことのある方(10人位)に伺ったところ、あまり効果を感じた人はいなかったです。

 

もちろん激しい神経痛などの方で効果を感じた方もいると聞いたことは有ります(私はお会いしたことは無いですが)。

むしろ副作用の面の話はよく聴きました。

 

当院に来院された方で(高齢者の男性)10か月位服用していたら吐き気と時々嘔吐で困ったが、服用を止めたらこれらが治まったというお話を伺いました。

 

薬は使い方が難しいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

2024.11.21 Thursday