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占いはエンタメ2
前回、占いは遊びとして楽しむ、参考意見程度にすると書きましたが、今の占い本やYouTubeを見ると”当る、当らない”よりも開運?のアドバイスや生き方のアドバイス的な感じが増えていると思いました。
昔は”当る、当らない”みたいなものが大半だったような気がします(今でも肝心でしょうけど)。
でもあまり結果に拘らない方が良いと思いますね。
楽しめなくなるからです。
占い関係の方も色々やり方を変えて行ったんでしょうね。
”当たるか当らないか”と言ったら当らない方が多い訳ですから。
では今回から占いのどーでも良い部分を簡単に取り上げてみます。
まずは「暦本」。
これは占いというか伝統文化みたいな感じですねぇ。
若い年代の方はあまり馴染無いでしょう。
いまだに毎年発売されている訳ですから隠れたロングセラー本と言う感じでしょうか。
内容としては元は陰陽道から来ているんじゃないでしょうか。
あの陰陽師(安倍晴明など)で有名になったやつです。
毎日の行事や記念日や吉凶とか干支とか方角とか載ってますが占い部分を除くとちょっと役に立つかも知れません。
ちなみにどーでもいいと思いますが、まだ気にする風潮がある「六曜」←大安、仏滅など。
大半の人がご存じかと思いますが気にかけるのは結婚式とかお葬式くらい(冠婚葬祭)でしょうか?
ちょっと詳しい方だと「天赦日」「一粒万倍日」など新しく物事を始めるのに良い日だとか…。
良い日、悪い日や何をやるには吉だが何をやるには凶とか書いてあったりしますが実際は無関係です。
日に「吉凶」なんてありませんから。
天赦日に何か始めても別に変わりませんし。
あと「方角」とか。九星気学(一白水星、二黒土星など)にありますね。
例えば一白水星は年、月、日を視てどの方角は吉、凶と判断します。
引っ越しはどの方角とか就職先はどうとか…。「吉方」「凶方(五黄殺とか暗剣殺など)」
別に気にすることは全くないですよ。
まぁ、あまり気にする人は少ないでしょが。
わたしも全く気にしてません。
また占いとはちょっと違うかも知れませんが「厄年」がありますね。
暦本はもとより神社やお寺に看板があったり年末にはチラシが来たりしますね。
これは一定数の方は何気に気にされるのでしょうか?
歴史を感じさせますね。
いまだに続いている訳ですから。
わたしは全く考えたこともありませんでしたが。当然「厄除け祈願」「星回り(方位除け)祈願」とかして頂いたことはありません。
余談ですが、面白いのが神社やお寺で「厄除け祈願祈祷」や「星回り(方位除け)祈願祈禱」など行っていることです。
本来、仏教や神道には無関係なのに(陰陽道です)。
他の宗教的要素を取り込んでしまうのが日本らしいと言うべきか或いは商売上手と言うべきか。
もう一つ余談ですが「暦本」の発行元として「高〇易〇」総本部みたいな表現している所がありますがあれは全て「自称高島」です。
高島易断の本家本元の元祖は高島嘉右衛門(呑象)「江戸時代~大正時代の実業家(横浜の高島町はこの方の偉業を称え地名となったそうです)」。
この方は実業家でも成功し、また易占でも神がかり的な人で「易聖」と呼ばれたそうです。
しかし高島易断はこの方一代限りとされた為、その後その名を騙る者は自称となっていると云うことです。
やれやれです。
~また続きます~