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パワーワード”骨盤矯正”2
~前回の続きになります~
前回の記事の最後に筋肉や筋膜が疲労により硬直して来て骨格(関節)を引っ張り歪んだ?状態になると書きました。
この際の疲労は本人の自覚、無自覚は関係ありません。
むしろ無自覚の方が多いですね。
例えば指や手のひらなどある意味、普段一番使うことが多いんじゃないでしょうか?
腱鞘炎やばね指などにならないと感じないかもしれませんが実は相当疲れていますよ。
本来ですと一時的に疲労しても元の状態に戻ろうとする働きが人間には備わっているのですが、繰り返し(習慣)同じような動作を行うため回復が間に合わず、形状記憶されてしまいます。
またその方の感情や思考、飲食物、薬品接種(化学物質)、睡眠などの影響も身体の歪みを作りやすい状態を引き起こしたり、回復しにくい状態にしたりと影響があります。
歪みの問題でも、骨盤さえ矯正すれば全てOKという訳には行きにくいですのでやはり全体的な調整が必要です。
ちょっと話題は変わりますが、産後骨盤矯正まで出てきたのは凄いですね。
なんとその後、産前まで出ましたね。
通常の骨盤矯正以上にどなたが流行らしたのか聞いてみたいです。
産後、矯正しないと骨盤が開いたままになってしまい、腰痛をはじめ様々な不調が起きやすくなるとか太ってしまうとか?
半年以内位までに受けた方が良いとか?
しかしこれが流行りだしたのは、まだ最近ですから。それ以前は話題にすらなっていない訳で大概の方は受けていないですよね。
それが全ての元凶みたいなことはありませんし、いくらでもその他の理由はあります(もちろん骨盤の影響も出る場合もあるでしょうけど)。
骨盤が開きっぱなしなんてありません。
太るとか痩せるとかあまり関係ないでしょう。
骨盤矯正ダイエット?それは無いですよ~。
次はどんな矯正がでるやら?
ちなみに当院では単独の骨盤矯正といったメニューはありません。
たしかに骨盤の中にある仙腸関節や骨盤周囲の筋肉の調整(あくまで調整です、ボキっという矯正ではありません)はしますが全身調整の一環として大体の方に行っていますので。
骨盤シリーズは以上で完です。