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熱中症と夏バテ対策1
梅雨明け前から暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
既に熱中症で搬送されるなどニュースでは報道されていますが、毎年恒例になっているようですね。
当ブログでは熱中症や夏バテ対策は初夏の5月位からと申しております。
夏になってからの熱中症対策に関しては、皆さんも色々とご存じのことでしょう。
今更ながらですが、当ブログでも熱中症、夏バテ対策を書いてみます。
昨年も夏の健康シリーズを書きましたのでおさらい的になってしまいますがご容赦下さい。
前回、”水分摂取”の記事では水分=水か白湯とし、清涼飲料水などの他の水分は嗜好品ととらえましょうと書きました。
これは通常時の水分補給ということです。
【脱水対策】
これらは通常では無く、大量の汗をかいている時や既に脱水気味の場合ですが、これらのような場合、水などでは無く吸収しやすく飲み口が良い経口補水液(OS-1など)やスポーツドリンク(ポカリスエットなど)をお勧めします。
特に塩分が多い経口補水液の方がよろしいですね。
スポーツドリンク系は糖分の方が高くなっていますので。
暑い時の脱水対策だけで無く、発熱時やお酒を吞んだ後にも良いですよ。
どちらも脱水傾向になりますので。
ただし経口補水液やスポーツドリンクなどは「普段飲み」には適しておりません。
ちょっと喉が渇いた、何か飲みたい…そのような時は避けましょう。
あくまでも脱水傾向の時の為のものですから、念の為。
あと、喉も渇いてるし、冷たくてのど越し良いから、ついグビグビと一気飲みになりやすいと思いますけど、それだと飲んだあとだるくなるかも知れませんし吸収の面からも出来れば少しずつ何回にも分けて飲むことをお勧めです。
これが本当の脱水の場合だとペットボトルのキャップに注いで、1本を1時間位掛けて飲むやり方になってしまうんですよ。
通常時に水や白湯などを飲まれるときに1日に1~2回位、市販の「にがり」を入れて、”にがり水”を飲まれることはお勧めです。
塩分やミネラル補給によろしければ、ぜひ。
(病気で塩分制限を受けている方を除く)
【食事】
暑さで食欲が余り無い…そんな方もいらっしゃるでしょう?
「食べなければ身体に悪い、もっとばててしまう」なんてあまり心配されない方がよろしいですよ。
それ自体ストレス、強迫観念になってはどうしようもありません。
無理は禁物です。
糖質制限推進派の方には叱られてしまいそうですが、嫌いでなければもりそば、ソーメン、冷や麦などでもよろしいかと(小麦アレルギーの方を除く)。
それに+して納豆1パックとゆで卵1~2個位召し上がれたら尚良いかと思います。
夏に焼肉と生ビールなど、美味しそうですよね。
中には元気を付けようと頑張って食べる…なんて方もいらっしゃるかも知れませんが?
まぁ、これらはたまの楽しみ程度に抑えておいた方がよろしいかと。
大概の方は夏は消化機能が弱りやすいですし、元々胃腸が元気で無い方は尚更ですよ。
「脂、油」と「冷たいもの」はどちらも胃腸を疲れさせますのでこれらに片寄ったり、取り過ぎは余計に夏バテしやすくなります。
時々、調整の為あるいは胃腸に疲れを感じたら飲食料は控えめ、あっさり、少し暖め気味のものを摂っては如何でしょうか?
夏の疲労はその時だけで無く、秋~冬の体調にも影響しやすくなりますので。
【補足】
水分補給はあくまで脱水対策です。
熱中症で気分が悪くなった場合、身体を冷やす必要があります。
水を浴びたり、氷嚢やアイスノンなどで頚の脇(頸動脈の辺り)や脇の下や鼠径部などを冷やすのも有効です。
~第2弾に続きます~