成田市の整体院
手技療法室 縁

 

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2023-10-17 17:07:00

ストレッチ考

ストレッチ-min.jpg

 

 

何やらYouTubeでもストレッチに関する投稿が多いような?

トレーナーの方や整体関係者の方などもUPされていますね。

 

う~ん、確かに一般現代人は(特に大人)は運動不足の人が多いし、運動やってても決まった運動だけだったり、仕事の動作は日々繰り返しだし、姿勢も固定している感じだし、

関節の可動域もちょっとしか動かしていない。

 

普段、バンザイ動作なんてしませんよね?

腕も可動域いっぱいに動かしていませんし、ウォーキングやジョギングしてたって、関節はたいして動かしていない…。

 

身体に痛みなど起きていない人は、予防目的、健康維持増進やリラックス目的に始めた方がよろしいかも、ですね。

この記事は「こんなストレッチがお勧め」紹介の為ではありませんので、動画や書籍などを参考にして頂き、各人にあった方法を色々と試されて下さい。

 

注意点としてはどんなストレッチ方法であれ共通していることは以下の通りです(順不同)。

 

【痛みの特に無い人のストレッチ】

 

①決して無理に行わないこと。

例えば脚を伸ばすとして刺激の強さは気持ち良い程度に、強くても「痛気持ちい良い」程度迄です。

 

②一つのストレッチ動作はそのまま30秒程度保持させ、それを2~3セット繰り返す。

決して勢いをつけて速く行ったりせず、ゆっくりとした動きで自身の身体の様子を窺いながら行うこと。

 

③力まない、頑張らない、息を止めない、焦らないこと。

リラックスを心掛けて下さい。

力んで行ったらリラックス効果は得られませんよ、却って緊張を強めてしまいます。

 

④なるべく全身に対して行う。

上半身だけ、下半身だけ、身体の前側だけ、後ろ側だけ…でなく広範囲行いましょう。

時間が取れない場合、一度に行わなくても何回に分けて行っても大丈夫ですので、小間切れ時間を有効活用しましょう。

 

④毎日出来なくても1日~2日置きでも良いから継続しましょう。

ストレッチだけでなく、運動はご存じの通りすぐに効果が見られる訳がありませんので地道にコツコツですね。

 

⑤動画や書籍で紹介されるストレッチは全員が同じことを紹介している訳ではないので、参考としては一つのやり方を何日間か試してみて、ご自身に合うやり方を見つけて下さい。

 

【痛みの症状に対してのストレッチは?】

 

どこかしらに痛みなどがある場合はどうしましょう?

 

①痛みが強い場合はストレッチを始め運動は行わないで下さい。

特にじっとしていても痛みが気になる場合は要注意です。

 

②痛みが起きてから日にちが間もない時は行わないで下さい。

既に慢性的になっている場合は注意深く行えば大丈夫でしょうが、急性期の場合は炎症などが起きている可能性が高いので要注意です。

 

③痛み以外の症状も同時に起きている場合も止めておきましょう。

例えば腰痛と同時にお腹の具合が悪いとか、何かだるいとか微熱が続いているとか…。

医師などに相談の上、判断されたほうがよろしいでしょう。

 

④どんなストレッチを行うか?

例えば「腰痛に効くストレッチ」~などの動画が沢山、UPされていますがどれが良いのか分かりにくいですよね。

投稿者によって違っていたりしますし。

 

それに第一、腰痛といっても個人個人の状態や症状、身体の問題など違うわけですから当然、Aさんの腰痛には合っているけどBさんの腰痛には全く合っていない場合がある訳ですね。

 

場合によっては効果が無いばかりでは無く、逆効果で余計に痛めてしまう可能性もある訳です。

 

ですからそれらを参考に行う場合は、全て鵜吞みしないで自身で注意深く試してみて、ある程度行って余りピンとこないような場合、却って調子が良くないような気がした場合は他のやり方に変えてみましょう。

 

基本的に【痛みの症状に対してのストレッチ】も【痛みの特に無い人のストレッチ】と考え方は一緒です。

 

ストレッチは強度の高い運動ではありませんので、単純に「害は無いだろう?」なんて思わないで下さいね。

まぁ、身体にあまり問題が無いような方は無理なやり方さえしなければ大半は大丈夫とは思いますが油断は大敵。

 

以前、わたしが勤務時代にお会いした患者さんに普段、マラソンを趣味で行っている若い方でしたが、たまたまでしょうが脚のストレッチを強くやりすぎてしまい、坐骨(お尻の下方にある骨)を剥離骨折(筋肉を強く伸ばしたため付着している骨の一部が剥がれてしまった)された患者さんがいらっしゃいました。

 

ましてや具合のよろしく無い方の場合はのんびりとお願いします。

焦らずに。

 

わたしはストレッチを行うことで、身体が軟らかくなる(可動域が拡がる)から例えば腰痛や肩こりなどに有用である…とはあまり考えません。

実際、ストレッチを行えば誰しも症状が改善される訳ではありませんし、元々身体が軟らかい人(可動域が拡い)でも腰痛にもなりますしね。

 

あ、誤解無く。

軟らかいのが悪いという意味ではありませんよ。

 

 では、何か?

それは正しく行えばリラックス効果があり、血流促進効果がみられる。

また普段あまり使えていない部位に刺激が入る。

そしてご自身で運動を行い改善させようとする、その意識が良いのではないかと考えます、はい。

 

ちなみにわたしですが、数年前は毎日か一日置き位にストレッチを行っていたのですが…。

いや申し訳ありません、今は全く行っておりません。

はい。

 

ですがお陰様で、腰痛だの肩こり、関節痛などはございませんです、はい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024.05.02 Thursday