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ストレッチ考~追伸
前回のストレッチ考で書き足りない点がありましたので、追伸とさせて頂きます。
ストレッチは自動的ストレッチ ←セルフで行うストレッチ、これが基本ですね。
他動的ストレッチ ←他者に行ってもらうストレッチ、病気やケガの後遺症対策にはアリです。
ただ、普通の方が他者(施術者など)にストレッチをやってもらうのはどうかですが、これはあくまで補完的でしょう。
他動的にやっても可動域が拡がり身体の柔軟性が増す、や姿勢が良くなる…などは一時的なものでしょうね。
例えて言えば、マッサージを受けるようなものでしょう。
刺激を与えて”痛気持ちいい”ということだと思います。
くれぐれも他動的ストレッチを受ける場合は軽く(せいぜいイタキモ程度に)、たまにリラックス目的で受けるのがよろしいのではないでしょうか。
タイ古式マッサージや整体関係、ジムなどでも受ける機会がありそうですからね。
やはり基本はセルフ(自動的)ですね。
【最後に】
私見ですが、ストレッチを身体の柔軟性を高めることをあまり目的、目標にしない方がよろしいのではないでしょうか。
アスリートなどでその競技に必要な柔軟性を得るのを目的に行うことはありますが、一般の方が健康維持、増進目的に行うのであるなら普段の生活に困らないレベル、普通に活動出来る位の柔軟性(可動域)があれば十分では?
柔軟性の向上は結果論として現れれば良しで、リラックスする、無駄な力を抜く…などを目的に行った方が有用だと考えます。
柔軟性は生まれつきの要素もありますし、筋肉や関節の緩さなどのそれぞれ違いますし、AさんとBさんが同じストレッチを同じ頻度で行っても結果は違うわけです。
変に力んで頑張って、身体を軟らかくしたい…と考えて行うとむしろ逆効果になったり、あまり効果が出ないことになりやすいですよ。
人と比べて身体が硬いからとか、硬いから駄目なんだ…なんて決して思わずにまったり、ゆったり…を味わいながら行って下さいね。
お風呂上がりに行うのが良いと云われるのは身体だけでは無く、気持ちもリラックスしているからでしょうね。
身体の痛みやこり(例えば腰痛、肩こりなど)は身体が硬いからと考え、では柔軟性を高めれば解決するかと言えばそう単純な問題では無い場合が多いのでご注意を。
もちろん予防目的には有用な方法の一つにはなるでしょう。