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痛みと筋力
”痛みと筋力”の関係性のテーマですが、結論から申し上げますとあまり関係無いですね~。
もちろん普通以下に弱いのは問題あり、ですけど。
筋力が弱いから例えば腰痛や肩こりになるのかな?
と、思われている方がいらっしゃったらそんなことはありませんよ。
ちょっと昔は腰痛になるのは腹筋や背筋が弱いのでそれらを鍛えれば改善する…なんて云われた時もありましたけどね。
実際そんな単純明快な話ではありません。
あなたより筋力の弱い子供がみんな腰痛になっている訳ではありませんし、あなたより筋力が強い人は腰痛や肩こりにならない訳ではありませんよ。
しかし「私は筋トレを始めてから腰痛や肩こりに悩まなくなった」という方もきっといらっしゃるでしょう。
それは筋トレの効能である血流促進やストレス解消や運動しようとモチベーションが高まった為の効果でしょう。
比較的軽症で痛みやこりを引き起こす要因が少ない方の場合は軽減される可能性はありますね。
しかし誰にでも。どんな場合にでも有効という訳ではありませんし逆効果になる場合もありますのでその辺の見極めは必要になります。
【筋トレの効果】
基本的に筋トレの一番の効果は活動性が高まることではないでしょうか。
今のご自身の筋力よりワンランクアップすれば、動くことが何か楽になったと思われるのことでしょう。
・基礎代謝を高める。
・体型の改善。
・血流促進、熱の生産量の向上により冷え性対策になる。
・生活習慣病(高血圧、動脈硬化、糖尿病、腎臓病など)の予防と改善を促す作用。
・ストレス緩和。
・美肌効果…などなど云われております。
簡単な有酸素運動(ウオーキングなど)と併用すれば尚更効果的なんでしょうね。
筋トレというと、やはりジムに行きマシンを使って…というイメージになりますかね。
目的が体を絞り筋肉をつけてカッコよくしたいとか器具を使いガンガンやりたいという場合はそちらの方がよろしいでしょうね。
しかし健康維持や改善目的でしたら、必要以上に筋肉量や筋力を付ける必要は無いので自宅などで器具を使わず自重で十分です。
こりや痛みの予防や軽減させたいのならば単純な筋トレよりも少し動きを加えたエクササイズがよろしいかと思います。
このブログでは具体的には申し上げませんので、ご自身の今の状態(体調や体力など)と目的に応じてネットや書籍などで調べたりして試行錯誤して実践して頂きたいと思います。
ストレッチのブログでも書きましたが、痛みの強い時、体調があまりよろしく無い時は行わず無理しないで楽しむ気持ちで行って頂ければと。
あとは地道に地味に継続ですよね。
それが一番むずかしいかも?
まぁしかし、人間も動物ですから動くのが基本で自然なことですよね。