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寒くなってからの水分補給
来月はもう12月。冬が近づいて来ました。
ところで水分補給はどうされていますか?
夏の暑い季節なら、何も言わなくても発汗してのども渇きますし、何か飲みたくなりますね。
熱中症(脱水対策)問題もありますし、意識して飲んだりもするでしょう。
寒くなってくると汗もあまりかかないし、のどの渇きも減って来ますし熱中症も関係ないですからね。
しかし寒さと共に、空気が乾燥してきますし、暖房も使い出しますので一層、人間の皮膚面や体内も乾燥して来て水分が不足して来ます。
潤いも減って来ますし、乾燥による不調で呼吸器などに影響が出やすくなりますので風邪やインフルなどの感染症にも弱くなりますし便秘にも良くないです。
暑い季節ほどの飲水量は必然ないですが、ちびちびとこまめに飲みましょう。
冷たいものはあまり好ましく無いので、常温の水、白湯、ほうじ茶、健康茶、ハーブティーなどのカフェインのあまり含まれて無い温かい物(カフェインは利尿作用がありますのでおしっこになりやすいです)。
緑茶やコーヒー、紅茶などはあくまで嗜好品として楽しみ、水分補給とは別に考えましょう。
もちろんお酒類も。
お酒も利尿作用が強いですし、途中や飲酒後など水分補給をどうぞ忘れずに。
あと実は冬でも脱水になることはあるんですよ。
あまり顕著な症状にはなりにくいんですがね。
若い方は左程影響が出にくいかも知れませんが疾患を持った高齢者の方などは要注意です。
以前、高齢者施設に勤務していた時なんですが、入居者の方が意識レベルが下がってしまい入院されたことがあったんですが、診断結果は脱水症でした。
やはり水分摂取不足と外気の乾燥と暖房による室内の乾燥の影響でしょうね。
更年期障害(女性)
更年期と云われる年代に入った女性で様々な肉体的、精神的な症状が発症される方がいらっしゃいますね。
このような方で日常生活にも支障を来たすような場合を更年期障害と呼ぶそうですが、人によっては、ほどんと不調無しの方もいれば、重い不調に見舞われる方もいらっしゃる訳ですね。
代表的な症状にはいわゆる「ホットフラッシュ」のぼせ、ほてり、発汗などです。←これは特徴的ですね。
その他に「のどが詰まっている感じ」←更年期障害でなる方もいれば、うつ傾向や自律神経失調症の場合、もちろんのどの病気の場合も。
慢性的な肩凝り、関節痛、頭痛、めまい、耳鳴り、疲れやすい、だるい、憂鬱、イライラなど。
女性ホルモンの減少.ゆらぎ+ストレスをためやすい、感じやすい性格、環境などが複合されて引きおこされる自律神経失調症状とのことです。
しかしこれは、あくまで他の病気が無いのが前提です。
似た様な症状を起こしやすい甲状腺疾患(橋本病、バセドウ病、甲状腺機能低下症など)
貧血、メニエール病、膠原病、鬱病、その他疾患などを除外して初めて更年期障害といわれるわけです。
ですから自分で勝手に更年期障害と決めつけずにまず気になる症状の診断を受けましょう。
更年期障害の治療の一つとしてホルモン補充療法がありますが、これはどうでしょうか?
ホットフラッシュにはわりと効果がみられるようですが、他の症状には個人差が大きいようですね。
また副作用も心配な点があります。
ご自分でも食生活の改善、適度な運動の実施、日光浴、なるべくメリハリ、リズムをつけて生活時間を工夫するなど…必要ですね。
また漢方薬やビタミン、ミネラルなどの摂取も有効と思われます。
当院の施術(手技+氣功)も自律神経系の不調の緩和にお役に立ちます。
ご興味のある方はご相談下さい。
夏の健康と生活4
夏の食事はどうされていますか?
暑くても普段と食欲は変わらず?食欲が湧かない?
病気など以外で、暑い時期は食欲が無いと言った方は、どうですか?
冷たい飲み物や食べ物を頻繁に取っていませんか?もしそうなら冷たい物の取りすぎで胃腸機能(消化不良)が低下しているのでは?
余計に夏バテしますよ。
少し控えめにして(特に夕方以降)せめて時々でも暖かい飲食物を取ってみるのがお勧めです。
冷房の中に長くいる方や食用に問題が無い方もぜひ。
暖かいものを取って発汗した場合はそれによっても体温が下がりますしね(発汗は体温調整です)。
食欲低下している方が無理にがんばって食べたりしない方がいいですよ。
焼肉ガンガン食べて元気付けるみたいな。余計負担になりますので。
消化が良いものを軽めで大丈夫ですよ。
【夏のおすすめ食品】
順不同。疾患により塩分制限やカリウム制限などある方は除きます。
☆梅干し(夏の塩分補給に。クエン酸などによる疲労回復に)
☆ところてん(低カロリー。食物繊維。酢のクエン酸。氣の滞り解消にも)
☆にがり水(市販のにがり溶液を水に混ぜて飲用。マグネシウム補給)
☆スイカに天日塩をかけて食べる(カリウムとマグネシウム補給)
スイカ以外は季節にかかわらず大丈夫ですね。
夏の健康と生活3
今回は日常から離れ、夏の自然と触れ合うレジャーに関してです。
やはり一般的に海(海水浴など)と山(キャンプ、トレッキング、森林浴、山間の温泉など)ですよね。
どちらも身心に良い影響を与えます。
「氣」を整えるのにもとても良いですね(当院は氣功施術もやっているのでこんな話も書いてみます)
☆海水浴は海水、砂浜、日光、潮風などそれぞれが好影響をもたらし、「氣」の詰まりや滞りが解放される感じがします。
夏に良く海水浴に行くと、寒い季節に風邪をひきにくいと言う人もいますし、頻繁に行ってると花粉症にも良いと言う人もいらっしゃいます。
ただ出来れば海でも山でも有名なとか、人気のスポットなどよりも少し人が少ない所の方が良いです。
特に海など混雑しているような所は「氣」が乱れていますので。海水浴ほどの効果は無いですが、季節を問わず海を眺めたり、潮風に吹かれたりするのは氣晴らし(氣を晴らす)のに良いですよ。
☆山のレジャーは「氣」を補給するのに向いている氣がします。
レジャーのついでに山間の源泉かけ流しの温泉など入れるといいですね。
ちなみに温泉は源泉かけ流し以外だと本来の効能は期待出来ないですね。
普通の温浴効果だけになってしまいますので。
海も山もそれぞれ素晴らしいので楽しまれるといいですね。
強いて言えば、氣的には海の方が効果があると個人的には考えています。
しっかりと自然の恩恵に預かりたいですね。
夏の健康と生活2
「前回の続きです」
前回の記事の最後に夏の負担が秋から冬の体調に影響を及ぼす可能性があると書きましたが、寒い季節になると筋肉などがこわばりやすくなり、血行も悪くなりやすくなりますし、交感神経も緊張してきます。
その為、身体の弱点に影響が出やすくなります。例えば腰に弱点がある方は腰痛になったり、関節に問題がある方は関節が痛みやすくなったり、夏の負担や疲労が秋ぐらいから影響が出やすくなります。
特に冷たい飲食物などの取りすぎによる胃腸の負担が免疫力を低下させやすくなったり、運動器(腰、頚、関節など)にも影響が出る場合がありますので、そう言った意味でも季節の影響も連鎖するんですね。
☆現代の環境ではエアコンは必須ですので上手く付き合いたいですね。
ギンギンに冷やし過ぎるのもちょっと考えもの。
温度差のある室内外の出入りは結構、自律神経のバランスに影響しますしね。
あとエアコンや扇風機の風は頭(特に後頭部や後頚部)にあまり当たらない様注意して下さい。
体調を崩しやすくなります。
直射日光も同様です。
人間は比較的身体の前面に対し、後面は弱いんです。
屋外で後頭部などに直射日光を長い時間当っていると熱中症リスクが高くなりますよ。
お気を付け下さい。
続きは次回へ