成田市の整体院
手技療法室 縁

 

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2023-10-24 15:28:00

ストレッチ考~追伸

ストレッチ2-min.jpg

 

 

前回のストレッチ考で書き足りない点がありましたので、追伸とさせて頂きます。

 

ストレッチは自動的ストレッチ ←セルフで行うストレッチ、これが基本ですね。

他動的ストレッチ ←他者に行ってもらうストレッチ、病気やケガの後遺症対策にはアリです。

 

ただ、普通の方が他者(施術者など)にストレッチをやってもらうのはどうかですが、これはあくまで補完的でしょう。

他動的にやっても可動域が拡がり身体の柔軟性が増す、や姿勢が良くなる…などは一時的なものでしょうね。

 

例えて言えば、マッサージを受けるようなものでしょう。

刺激を与えて”痛気持ちいい”ということだと思います。

 

くれぐれも他動的ストレッチを受ける場合は軽く(せいぜいイタキモ程度に)、たまにリラックス目的で受けるのがよろしいのではないでしょうか。

タイ古式マッサージや整体関係、ジムなどでも受ける機会がありそうですからね。

 

やはり基本はセルフ(自動的)ですね。

 

【最後に】

 

私見ですが、ストレッチを身体の柔軟性を高めることをあまり目的、目標にしない方がよろしいのではないでしょうか。

 

アスリートなどでその競技に必要な柔軟性を得るのを目的に行うことはありますが、一般の方が健康維持、増進目的に行うのであるなら普段の生活に困らないレベル、普通に活動出来る位の柔軟性(可動域)があれば十分では?

 

柔軟性の向上は結果論として現れれば良しで、リラックスする、無駄な力を抜く…などを目的に行った方が有用だと考えます。

 

柔軟性は生まれつきの要素もありますし、筋肉や関節の緩さなどのそれぞれ違いますし、AさんとBさんが同じストレッチを同じ頻度で行っても結果は違うわけです。

変に力んで頑張って、身体を軟らかくしたい…と考えて行うとむしろ逆効果になったり、あまり効果が出ないことになりやすいですよ。

 

人と比べて身体が硬いからとか、硬いから駄目なんだ…なんて決して思わずにまったり、ゆったり…を味わいながら行って下さいね。

 

お風呂上がりに行うのが良いと云われるのは身体だけでは無く、気持ちもリラックスしているからでしょうね。

 

身体の痛みやこり(例えば腰痛、肩こりなど)は身体が硬いからと考え、では柔軟性を高めれば解決するかと言えばそう単純な問題では無い場合が多いのでご注意を。

 

もちろん予防目的には有用な方法の一つにはなるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

2023-10-17 17:07:00

ストレッチ考

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何やらYouTubeでもストレッチに関する投稿が多いような?

トレーナーの方や整体関係者の方などもUPされていますね。

 

う~ん、確かに一般現代人は(特に大人)は運動不足の人が多いし、運動やってても決まった運動だけだったり、仕事の動作は日々繰り返しだし、姿勢も固定している感じだし、

関節の可動域もちょっとしか動かしていない。

 

普段、バンザイ動作なんてしませんよね?

腕も可動域いっぱいに動かしていませんし、ウォーキングやジョギングしてたって、関節はたいして動かしていない…。

 

身体に痛みなど起きていない人は、予防目的、健康維持増進やリラックス目的に始めた方がよろしいかも、ですね。

この記事は「こんなストレッチがお勧め」紹介の為ではありませんので、動画や書籍などを参考にして頂き、各人にあった方法を色々と試されて下さい。

 

注意点としてはどんなストレッチ方法であれ共通していることは以下の通りです(順不同)。

 

【痛みの特に無い人のストレッチ】

 

①決して無理に行わないこと。

例えば脚を伸ばすとして刺激の強さは気持ち良い程度に、強くても「痛気持ちい良い」程度迄です。

 

②一つのストレッチ動作はそのまま30秒程度保持させ、それを2~3セット繰り返す。

決して勢いをつけて速く行ったりせず、ゆっくりとした動きで自身の身体の様子を窺いながら行うこと。

 

③力まない、頑張らない、息を止めない、焦らないこと。

リラックスを心掛けて下さい。

力んで行ったらリラックス効果は得られませんよ、却って緊張を強めてしまいます。

 

④なるべく全身に対して行う。

上半身だけ、下半身だけ、身体の前側だけ、後ろ側だけ…でなく広範囲行いましょう。

時間が取れない場合、一度に行わなくても何回に分けて行っても大丈夫ですので、小間切れ時間を有効活用しましょう。

 

④毎日出来なくても1日~2日置きでも良いから継続しましょう。

ストレッチだけでなく、運動はご存じの通りすぐに効果が見られる訳がありませんので地道にコツコツですね。

 

⑤動画や書籍で紹介されるストレッチは全員が同じことを紹介している訳ではないので、参考としては一つのやり方を何日間か試してみて、ご自身に合うやり方を見つけて下さい。

 

【痛みの症状に対してのストレッチは?】

 

どこかしらに痛みなどがある場合はどうしましょう?

 

①痛みが強い場合はストレッチを始め運動は行わないで下さい。

特にじっとしていても痛みが気になる場合は要注意です。

 

②痛みが起きてから日にちが間もない時は行わないで下さい。

既に慢性的になっている場合は注意深く行えば大丈夫でしょうが、急性期の場合は炎症などが起きている可能性が高いので要注意です。

 

③痛み以外の症状も同時に起きている場合も止めておきましょう。

例えば腰痛と同時にお腹の具合が悪いとか、何かだるいとか微熱が続いているとか…。

医師などに相談の上、判断されたほうがよろしいでしょう。

 

④どんなストレッチを行うか?

例えば「腰痛に効くストレッチ」~などの動画が沢山、UPされていますがどれが良いのか分かりにくいですよね。

投稿者によって違っていたりしますし。

 

それに第一、腰痛といっても個人個人の状態や症状、身体の問題など違うわけですから当然、Aさんの腰痛には合っているけどBさんの腰痛には全く合っていない場合がある訳ですね。

 

場合によっては効果が無いばかりでは無く、逆効果で余計に痛めてしまう可能性もある訳です。

 

ですからそれらを参考に行う場合は、全て鵜吞みしないで自身で注意深く試してみて、ある程度行って余りピンとこないような場合、却って調子が良くないような気がした場合は他のやり方に変えてみましょう。

 

基本的に【痛みの症状に対してのストレッチ】も【痛みの特に無い人のストレッチ】と考え方は一緒です。

 

ストレッチは強度の高い運動ではありませんので、単純に「害は無いだろう?」なんて思わないで下さいね。

まぁ、身体にあまり問題が無いような方は無理なやり方さえしなければ大半は大丈夫とは思いますが油断は大敵。

 

以前、わたしが勤務時代にお会いした患者さんに普段、マラソンを趣味で行っている若い方でしたが、たまたまでしょうが脚のストレッチを強くやりすぎてしまい、坐骨(お尻の下方にある骨)を剥離骨折(筋肉を強く伸ばしたため付着している骨の一部が剥がれてしまった)された患者さんがいらっしゃいました。

 

ましてや具合のよろしく無い方の場合はのんびりとお願いします。

焦らずに。

 

わたしはストレッチを行うことで、身体が軟らかくなる(可動域が拡がる)から例えば腰痛や肩こりなどに有用である…とはあまり考えません。

実際、ストレッチを行えば誰しも症状が改善される訳ではありませんし、元々身体が軟らかい人(可動域が拡い)でも腰痛にもなりますしね。

 

あ、誤解無く。

軟らかいのが悪いという意味ではありませんよ。

 

 では、何か?

それは正しく行えばリラックス効果があり、血流促進効果がみられる。

また普段あまり使えていない部位に刺激が入る。

そしてご自身で運動を行い改善させようとする、その意識が良いのではないかと考えます、はい。

 

ちなみにわたしですが、数年前は毎日か一日置き位にストレッチを行っていたのですが…。

いや申し訳ありません、今は全く行っておりません。

はい。

 

ですがお陰様で、腰痛だの肩こり、関節痛などはございませんです、はい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023-10-09 13:19:00

筋膜リリースはどう?

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「筋膜リリース」という言葉は聞いたことがありますでしょうか?

 

ちょっと前にTVや雑誌などで取り上げられ紹介されていましたね。

それ以降、施術院やなんとエステやパーソナルジムでも行う施設が増えたようです。

 

さすが流行りものに乗っかりますね~。

 

さて、”筋膜”とは?ですが、字を読むと筋肉の膜って感じですよね。

 

しかし筋肉(表層部、深層部の筋肉)だけでは無く、骨や血管、神経や内臓器などの周りも覆い、隔てたり又は連結させたりと身体の構造物を適正な位置に支持しているため、第の骨格とも呼ばれているそうです。

 

構成物質は「コラーゲン」「エラスチン」「ヒアルロン酸」「タンパク質」など。

なんかお肌に良さそうなものが揃っていますねw。

 

まぁ、小難しい話なのでご興味のある方は「筋膜」で検索して下さいね。

 

で、その筋膜なるものは”偏った動作”や”不良姿勢(姿勢が悪い)を長時間続けたり、”運動のし過ぎ”や”ストレス”、怪我や手術”などで歪みや癒着を起こしてしまうとか?

しかし実際のところは、まだ解明されていないことが多いようです。

 

その歪みや癒着を手技や器具を使って正常化させるのが「筋膜リリース」と呼ばれているわけです。

 

残念ながら、わたしは筋膜リリースを習ったこともありませんし、施術を受けたこともありませんので何とも言い難いのですが伝え訊くところによると有効な手技、手段の一つであるようです。

 

ただ、くれぐれもお間違いなく。

マスコミで取り上げられたり、流行っているからと”何にでも有効”とか”奇跡の◯”では無いので。

有効な手技の一つと云うことです。

 

また伝え訊くところによると、国内で正しく筋膜リリースを習得された方はそれほど多くはいらっしゃらないようですよ。

ということは筋膜リリースを謳っている方でも多くは「なんちゃって筋膜リリース」の先生ということになりますね。

 

第一にその筋膜の歪みや癒着が手で感じ取れないと、それを正常化出来ないのでは…ということになりますね。

う~ん、本当にわかるのかなぁ~。

 

知人の先生は筋膜リリースを習いまして施術に使っているのですが、「実際、筋膜の歪みなどは分からない」とのことでした。

ただそれでもわりと有効に使えるとのことです。

 

また、手では筋膜の状態が分からなくても、一部の医師が行っている「ハイドロリリース(筋膜リリース)注射」という治療法があります。

エコー(超音波画像)で筋膜の状態を眼で見ながら、生理食塩水の注射を打つことで筋膜の癒着を剥がしたりするとのことです。

 

実際の効果はどうなんでしょうか?

おそらくその患者さんによってということなんでしょうけど、わたしは興味深いですね。

 

まぁ、当院にいらっしゃった患者さんが以前このハイドロリリース注射を何回か受けたそうなんですが、その方はあまり効果が分からなかったそうですが。

 

最後になりますが、セルフ筋膜リリースグッズとして”フォームローラー(トップの写真)などがありますが、筋膜がどうのこうのは別として気持ち良いように使用すれば、普通にマッサージ効果としてよろしいのでは無いでしょうか?

 

グッズでは筋膜にアプローチしてどうのというのはね~。

無理があるのでは?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023-10-07 17:57:00

〇〇剥がし!?

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この整体業界では「〇〇矯正」と同様に「〇〇剥がし」などのキャッチコピー、ネーミングが多いですね。

誰が名付けているのか知りませんが、イヤ~凄いですよね、よく考えだしますよ。

 

「有名?な肩甲骨剥がし」やら「筋膜剥がし」「骨膜剥がし」、なんか「頭蓋骨剥がし?」というのも見たような気が…。

 

「肩甲骨剥がし」は確かに肩甲骨の可動性が悪くなり、肩甲骨が背中に貼りついてしまっているような方も時々いらっしゃいますしね。

う~ん、剥がしたくなりますw.

 

そう言えば、肩甲骨をどうのこうのとかして「代謝が上がる~」や「ダイエット~」などわたしの記憶違いでなければあった気がしますけど、そのようなことは一切無いのでは?ないでしょうか。

 

このようなネーミングを付けると新しいテクニックのように感じるかも知れませんが、以前からあるテクニック(肩甲骨剥がし)なので別段どうのこうのといったものではありませんけど。

 

「筋膜剥がし」は元ネタは筋膜リリースでしょうね。

肩甲骨剝がしが流行ったからリリースじゃなく剥がしにしたのかな?

インパクトがありそうですよね。

 

「骨膜剥がし」は筋膜剥がしやリリースと差別化させるためでしょうか?

「筋膜」より「骨膜」の方が凄そうですよね。

 

「骨膜整体」だったかな?

聞いたことがある気がしますけど。

 

しかしですね、筋膜や骨膜なんてものが外側からの手技で剥がれる訳がありませんし、万が一剥がれたなんてことがあったら怪我ですので。

頭蓋骨剥がし??

意味不明ですね。

 

まぁ、もっともネーミングされている方もそんなのあり得ない(出来ない)のを承知で、いかに消費者(患者さん)にインパクトを与え、他院との差別化を図り集患(集客)させるかの戦略でしょうからね。

 

全身を「矯正」されて、「剥がし」まくったら身体がバラバラになりそう~かも。

 

これらのシリーズの次はどんなネーミングが流行るのやら?

興味深いですww

 

あ、当院も通称”肩甲骨剥がし?”は必要に応じて行っております。

 

 

 

 

 

 

2023-09-27 17:06:00

〇〇専門整体院?

専門-min.jpg

 

 

整体院で「〇〇専門」と謳っていっらっしゃるところがわりと多くあるようですね。

例えば「腰痛専門」「肩こり専門」や「自律神経専門」「骨盤矯正専門」など色々と。

ご存じかも知れませんね?

 

あ、当院は別に「〇〇専門」などは謳っておりません、はい。

 

医師の場合は当然、専門医という制度がありますので医師免許取得後、今度は専門医になる為に学会に所属し研修、資格試験を受けて専門医になるわけです。

例えば内科であっても消火器内科、呼吸器内科などに別れているわけですし、更に細かく糖尿病専門医や腫瘍内科の専門医などになる医師もいらしゃいますね。

 

整形外科専門医でも更に細かくリウマチ専門医、脊椎脊髄病専門医、スポーツ専門医などの分野もあるようです。

時間と労力を必要としますね~大変だぁ。

 

ところで整体などの分野での〇〇専門は、医師のような制度がある訳でも無く、基本自称です。

例えば「腰痛専門」でしたら、施術者がわりと腰痛に対しての施術が得意とか、症例数が多かったとか、あるいはマーケティング戦力(他院との差別化)でしょう。

 

以前当院にいらっしゃった、病院では軽度のうつ病と診断されている患者さんがある自律神経やうつなどの専門を謳っている整体院さんに行かれて、HPにやたら多くの適応症例が掲載されていたので色々と質問をされたところ、そちらの先生は「経営コンサルタントにアドバイスされてそのようにしている」と答えられたとか。

 

う~ん、正直な施術者先生ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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