成田市の整体院
手技療法室 縁

 

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手技療法室 縁(えん)です。
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2025-06-06 18:08:00

原因は?

原因-min.jpg

 原因は一つだけと思っていませんか?

この症状が起きるのはこれが原因だって。

 

確かにそれの方が分かりやすくって良いですよね。

その原因さえ取り除けば解決。

 

しかしどうなんでしょうか?

慢性的であちこち具合がよろしく無いような場合、一つの原因に絞りきるのはちょっと難しいかもしれません。

 

また回復力の差などはご自身の体力やら生活習慣やら環境やらと何かと影響を及ぼすものがありますので皆が同じではありませんよね。

「〇〇を行えば~」「〇〇を食べれば~」とは行かないケースが多いでしょう。

 

ワタシの場合、原因という言葉を使うのがあまり好きでは無く、「要因や要素」という表現を使うことが多いです。

複数の要因や要素が重なり合ってその症状が引き起こされると考えますね。

 

例えば「ギックリ腰」でも、「重い物を持ったから、腰を捻る動作をしたから」などはきっかけ(つまり一つの要素)であり、既に腰などが良い状態では無い、実は疲れが溜まっていた…などなど複数の要因がありぎっくり腰になった…と。

 

よく聞く話で「年齢(加齢)のせいで~」やら「軟骨が減って」なんて言われる事もありそうですね。

いえ、確かに加齢も大事な要素であるのは間違いありません。

 

10代やら20代の時と比べると体力も免疫機能も低下しますし、基礎疾患を持っている可能性も高い、長年の疲労の蓄積もあるでしょう。

軟骨も減ってきますし。

 

しかしこれらは要因、要素の一つであって全てではありません。

複数の要素が重なり合わないと症状は起きにくいでしょう。

 

結論的にいえば重なり合う要因、要素が多ければ多いほど症状も複雑化しやすく、改善に手間取り長引きやすい。

少ないほど改善、回復しやすい可能性が高いと言えるのではないでしょうか。

 

整体界隈では良く聞かれる事も多いと思いますが「背骨の歪みが~」「骨盤の歪んで~」「筋膜、筋肉が~」「姿勢が~」なんてフレーズ。

確かに全て大事で原因とも云える要素ですが、逆に言えばそうなっているのも結果でしかない…とも言えそうな気が?

 

また「原因は患部では無く、別の場所にある」的なフレーズもよくありますね。

「腰が痛いのは腰に原因があるのでは無く、〇〇に問題がある」なんて。

 

これまた確かにそうワタシも思います。

実際、脚(足)やらお腹側の筋肉などの問題が影響していたりと。

(患部にも問題はありますよ、この場合は腰そのものにもです)

 

ただこのように腰痛でも肩こりでも患部だけでは無く、他の場所からの要因、要素が絡んで来るわけです。

肩こりでも手指、手、腕だったり腰や脚からだったり…です。

 

また喰いしばりやらストレスやら、食べすぎやら睡眠不足やら何やらと要因、要素が重なり合うわけです。

その複数の要因、要素を減らす(解消)事が必要ですね。

 

ワタシの場合、施術方針はその要素、要因をちょっとでも減らそうと考えアプローチするだけです。

時折お見かけする「根本原因?を~」なんて考えたことは無いですね~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025-03-26 18:33:00

噛む効能

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どうです?

食事の時など、ゆっくり噛んで食べられています?

 

大概の方は、やはり良く噛んで食べた方が良いと思ってらっしゃるのではないかと推測しますが、実際は中々出来ていない、噛んでいるつもりでも左程では無い事が多そうです。

 

いえ、実はそういうワタシも良く噛む…のは苦手です。

子供の頃から早食いの方でしたので、どうもねぇ。

 

やはり子供の頃からの習慣にしていたらもっと違ったのでしょうか?

早食いタイプだと品もなさそうに見えませんか?

 

で、ちょっと反省して成人してから意識して噛む回数などを意識してみたりしましたがこれは難しい。

そちらに意識が取られてしまうと食べることが味気無くなり機会的に食べる感じになってしまいますし、人と一緒に食べる時に会話も出来なくなってしまいますしね。

 

それで回数を数えることは止めてなるべく噛むように意識付けはしましたが、それでも噛み足りなることはざらです。

ですので、せめて食べる事にかける時間をちょっと長く掛けるようにとは心掛けてはいるんですけども、ねぇ。

 

そんな自分の事は全く棚に上げてなんですが『噛む(咀嚼)効能』に関してです。

 

①「胃腸の働きを促進」

唾液中の消化酵素の分泌が盛んになり、また細かく噛み砕くことで胃腸の負担を和らげる。

 

②「虫歯、歯周病、口臭予防」

唾液の分泌が盛んになり、その抗菌作用により口内の清掃効果が高まる。

 

③「肥満防止」

ゆっくり噛んで食べることで満腹感が得られ、食べ過ぎを防ぐ。

 

④「脳の働きを活発にする」

噛む事で脳の血流が増加。

 

⑤「ある種のがん予防」

唾液中に含まれる酵素により、食品中の発がん物質の発がん性を抑制する。

 

他にも「全身の体力の向上、味覚の発達、発音が良くなる…」などや高齢になるとどうしても咀嚼力が低下しますのでその予防にも良さそうです。

またメンタル的にも良く噛む習慣を身に着ける事で「感情が安定しやすくなる」とも云われます。

 

いかがです?

特別に時間を割くわけでもなく、お金がかかる訳でもないけど立派な健康法でしょう。

 

こんなワタシが申し上げますのも、不遜ですがお勧めです。

はい、ワタシも心掛けたいと思います。

 

最後にちょっと注意点です。

①「硬いものを噛むのは歯や顎の為によい?」

 

成長期の年代には良い行為で基本的にはお勧めです。

が、中高年以上には残念ながら手遅れかも?

 

逆に歯などを痛めてしまう可能性ありです。

ご自分にあった適度な硬さのものを摂りましょう。

 

②「ガムなど日頃噛むのは良い?」

噛む効能を得るのは食事の際に気を付ければ十分で頻繁にガムを噛んでいると顎周りの筋肉が疲れて痛みがでる事も。

 

③「やはり一口三十回?」

て、何故か言われていますが先述したワタシのようにそれを意識し過ぎても大変なので「今現在よりは多く噛む、もう少し時間を掛けて食べる」ようにしてみてはどうかと。

 

あとは良く噛んでいても「片側噛み」には気を付けて下さい。

これもまた癖で偏って左右どちらかの歯で噛む事が多くなったりしやすいので、ご自分は左右どちらかを優位で噛んでいないかチエックですね。

バランス良く…ですね、はい。

 

【良く噛む(咀嚼)】

身体的にもメンタル的にも有用です、お勧めです。

まぁ、結局は味わいながらゆっくり嚙んで食べましょう…というのが結論ですね。

(ワタシ自身も心掛けたいと反省しております)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025-03-12 18:06:00

読める身体

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「読める身体」ということで…。

これワタシが勝手に言っている事ですけど。

 

通常、施術にあたって先ずはカウンセリング(問診)や検査などが行われると思います。

当院でもそうですね。

 

それらはもちろん大事な事ですが、実際は施術しながら分かる事はそれら以上にあったりしますね。

まぁ、ワタシの場合は…ですけど。

 

読む身体というと能動的に行う感じですが、どちらかというと受動的に施術中「ここに問題があり、問題が起きている」みたいな解決の為の糸口が分かってくる…のような感じでしょうか?

もちろん初回からそうなる場合もありますし、2~3回以上の施術が必要な事もあります。

 

しかしどなたに対しても同じように読める訳では決して無く、これが「読みやすい(読める身体)方」と「読みにくい(読めない身体)方」に分かれるんです。

もちろんどちらにも幅があって「けっこう読める~まぁまぁ読める」のような感じで「読みにくい」場合も同様です。

 

で、当然読みやすい場合の方が施術効果と申しますか変化がおきやすい。

逆の場合はなかなか難しい。

 

これは手技のみならず気功でも同様です。

はっきりと強く気の滞っている感じがワタシの手のひらに痛みや圧力?のような感じで伝わってくる場合の方が変化が良いですね。

 

ところで、どうして「読みやすい(読める)」「読みにくい(読めない)」に分かれるのか?

これははっきりとはわかりませんが以下のような事でしょうか?

 

①ワタシの技量不足

②現在現れている症状は別の疾患などにより引き起こされている場合(例えば腰痛の原因が別の疾患が原因で起きている…など)

③その方の内面に例えば強いストレスやトラウマ的な問題などが存在していて回復を阻害している?など。

 

う~ん、他にもあるかもしれません。

もっと読めるように研鑽しなくてはと、反省です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025-02-13 16:24:00

大好き油物!?

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みんな大好き!油もの。

ラーメン、から揚げ、ポテチやらフライドポテト、ピザ、炒め物などなど…美味しいですよね!

 

さてこれらをはじめ多くの料理には食用油が使われています。

で、近年健康産業(?)界隈では「この油が良いとか、これらは良く無いとか」なんやかんや云われているようですが…果たしてどうなんでしょう?

 

簡単に油を紹介します。

●油の主成分を『脂肪酸』といいます。

 

脂肪酸 — 飽和脂肪酸(バター、ラード、マーガリン、ココナッツオイル、パーム油など):ほうわしぼうさん

    \不飽和脂肪酸(主に植物性のものが多い):ふほうわしぼうさん

 

どちらかといえばこの不飽和脂肪酸を取りましょうといわれるケースが多そうですね。

で、この不飽和脂肪酸ですが大きく3つに分類されています。

 

●オメガ3脂肪酸(近年、話題になった「えごま油」や「亜麻仁油」などですね。α‐リノレン酸が多く、悪玉コレステロールや中性脂肪を減らすと云われますが加熱に弱い)

●オメガ6脂肪酸(サラダ油、大豆油、グレープシードオイルなど一般的な油。リノール酸が多く現代人は取り過ぎの為控えましょうと云われる油です)

●オメガ9脂肪酸(オリーブオイル、菜種油、米油など。オレイン酸が多い、悪玉コレステロールを減らすなど)

 

ところで界隈?では近年は「オメガ6は不健康」「オメガ3の亜麻仁油やえごま油を摂りましょう」「オリーブオイルを積極的に摂ることでコレステロールが~」などどよく云われてましたけど?

 

ほんとですかね?

たしかにオメガ6脂肪酸と云われる食用油は安いし(他の油と比べて)加熱調理に向きますし、あぶら物を食べる機会が多い現代人が摂り過ぎなのは間違いないでしょう。

 

オメガ3や9は摂取する機会は圧倒的に少ないですよね。

しかしオメガ6も必須脂肪酸と云われていますし(オメガ3もです。体内で生成出来ないので他から摂取する必要があるということです)。

 

これは私見でもありますが変に「あの油は害がある、あの油を摂ると健康に良い!」なんてあまり種類にこだわり過ぎるのもいかがなものかと?はい。

大事なのは『古い油は使わない(味も悪くなる)』『基本的にあぶら物を摂り過ぎない、あぶら物に偏らない』ことではないかと思いますがいかがでしょうか。

 

身体に良い!なんて言われて亜麻仁油やオリーブオイルを料理にかけて積極的に食べる程のものとは思えませんが。

そのまま油を飲んだり出来ませんしね。

 

使用するのであれば料理の趣味の範疇として使われるのがよろしいかと…はい。

 

*油脂(ゆし)とは

「油」→ 常温で液体状のもの

「脂」→ 常温で個体状のもの

どちらも植物性と動物性があります。

 

*オメガ6(リノール酸)悪い印象が喧伝されていますが悪玉コレステロールを他の油同様に下げると云われています。しかし善玉コレステロールも下げると云われていますので摂り過ぎ注意でしょうか。

 

*魚油(DHA,EPA)オメガ3になります。

 

*トランス脂肪酸 (摂り過ぎ過ぎによる健康被害(心疾患など)が注目され、マーガリンやショートニングなどに含まれており、マーガリンは「身体に悪影響がある」などと云われていましたが現在の国産マーガリンなどは大分改良されているのでトランス脂肪酸の問題はあまり心配ないとのことです)

 

結局は【取り過ぎない、偏らない】が良いのでは?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025-01-10 17:29:00

温活ってどうなんだろ?

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寒さは堪えませんか?

ところで温活なる言葉をいつのころからかよく聞いてますけど…?

 

これはどーいうこと?役に立つ?

で、調べてみたところ

温活とは?

「何らかの方法で身体を温めて基礎代謝を上げ、体調不良の改善を図ること」とのことらしいです。

 

なるほど、「冷えは万病の~」「現代人は昔に比べて平均体温が下がっている」などよく聞きますからね。

体温が低い、また冷えている原因としてよく取り上げられるのは以下のようなものでしょうか。

 

●運動不足

●ストレスによる自律神経の乱れ

 

●冷暖房に頼りきった生活

●冷たい飲食の摂取が多い

●過度なダイエットなど…

 

温活の効果??

 

●免疫力を上げる

●自然治癒力を高める

 

●冷えの解消

●リラックス作用

 

●美容痩身効果…などなど。

という事らしいですが??

 

で、以下のようなものが勧められているようです。

 

具体的な方法

 

●湯舟に浸かる

●身体を温める食材を摂取する

 

●白湯を飲む

●適度な運動をする

 

●頚周りや手首、足首周りの保温

●腹巻きの使用…などなど。

 

温活の是非

 

う~ん、しかしですね~。

私見も交えて述べさせていただきますと、どうかなー?と、はい。

 

いえ、もちろん健康被害を起こすようなものでは無いので行うことに問題がある訳ではないので構わないのですが…。

しかし具体的な方法などをみても普通の皆さんがご存じのような内容ばかりでつまらない気がw

 

そして効果と云われている内容ですけど。

●免疫力が上がる → いえ、上がりませんよ(免疫が低下しやすくなるのをある程度抑制するが正しいのでは)

●自然治癒力を高める → それ程のものでは無いと思われます。

 

●冷えの解消 → 上記のような事柄をちょっとやそっと行った位で寒がりや冷え症も改善はしないでしょう。

●美容瘦身 → これまたどうかと??

 

また具体的な方法(セルフ)の中身で気になるのはですけど。

 

●湯舟に浸かる → 気持ち良い、リラックス出来る…は良いですがそれ以上のものでは無いですよね。

●頚周りや手首、足首周りを冷やさない → 普通に防寒でしょう。

 

●白湯を飲む → 白湯に特別な効能は全くありません。

水だと冷たいので飲みやすい白湯で普通に水分補給しては良いということですね。

 

●身体を温める食材 → マクロビオティックや漢方的な食養生で良いとされる根菜類を食べたり、良く話題になったショウガやニンニクを摂取などでしょうか。

実際これらを食べ続けても身体を温めたり 、冷えがどうの~ということは効果はあまり無いでしょう。

 

ショウガやニンニクなどは刺激も強いですし、多量に食べたり頻繁に食べてると却って逆効果になりかねません。

即時的に身体を温めるには鍋物やスープなど熱めのものを食べるしか無いですよね。

 

このように考えますと『温活』と大きく言う程のものでは無いような気がしますが??

 

【ではどうする?】

 

●運動(筋トレ+有酸素運動)

一般的な温活の中でも推奨されていますが、これは大事ですね。

 

今の身体より筋肉量を増やしましょう!

脂肪量(皮下脂肪)が少なめな方はこれも増やしましょう!です。

 

筋肉は熱を産生します、脂肪は熱を蓄え保温します。

ですから両方大事です。

 

マッチョで体脂肪率が低い人、わりと身体が冷えやすかったりすることがありますよ。

身体のためには極端はよろしく無いですね。

 

●食事

食材で身体を温めるとか冷えにどうとか、では無く三食(脂肪が少なめの痩せ型の方は+αでおやつなど)しっかり(腹八分目で)食べましょう。

寒がりや冷え性の方は節食、食事制限ダイエット、糖質制限食、ファスティングなど行わないことをお勧めします。

 

【追加】

●胃腸を丈夫にする必要があります。

(栄養の消化吸収を良くする為)

 

●貧血傾向の方は治療が必要です。

 

●甲状腺機能低下症の方は治療が必要です。

男性で言えば喉ぼとけの位置に甲状腺というホルモン分泌器官がありますが、ここから出るホルモン量が低下すると非常に寒がりになります。

 

他に肌がかさつきやすくなる、倦怠感、意欲低下、体重増加、便秘、まぶたのむくみ…などの症状が現れることも。

治療は甲状腺ホルモン剤の服用となります。

 

寒さも身心にとって重大なストレスになりますので暖かいのが良いですね~。

ワタシも寒がりの方です、はい。

 

「追記」

最近、複数の「〇〇協会」とやらの「温〇士」や「温〇アド〇〇ザー」やら「温〇ヘルスア〇バイ〇ー」などの民間資格があるのを知りました。

ん?なんでしょ、これ?

 

いろいろな資格ビジネスがあるもんですね、凄いww。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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