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耳あかな話
耳かき、されてます?
耳かきして耳垢を取ると、なんか気持ち良い感じがしませんか?
難しいことは考えずに適当に耳かき棒や綿棒でゴソゴソやったりしてしまいますよね。
しかし医学的には耳垢は本来自然に出てくるものなので左程取る必要が無いと云われます。
しかも耳垢自体にもちゃんと役割があるので取りすぎも却って逆効果!
耳垢の役割は
★ホコリやごみが耳の中に入るのを防ぐ。
★耳の中の雑菌の繁殖を抑制する。
★皮膚の潤いを保つ。
など。
単なる汚いものでは決して無いということですね。
もしご自身で耳垢掃除をするのならば、せいぜい月に1~2回位迄。耳の穴から1㎝以内迄。耳の中の皮膚を刺激しないように優しく…とこのような感じでしょう。
この時に皮膚を傷つけてしまい細菌感染により炎症を起こしてしまったり(外耳炎など)、却って耳垢を穴の奥の方に押し込んでしまい「耳垢栓塞(じこうせんそく)→耳垢で栓をして塞いでしまうということです」。
このようなトラブルを招いてしまう恐れもあります。
この耳垢栓塞は1回の耳かきの失敗というよりも長年繰り返して耳垢を押し込んでしまった結果の割合が高いのですが、もし耳かき後、耳に違和感を持たれた場合は様子で耳鼻科を受診された方がよろしいかと思います。
ちょっと耳が聞こえにくい感じになったり、場合によってはめまいや肩こりに影響することもありますよ。
わたしの知人で高齢者の方の話ですが、「ある日、急に耳が聞こえ難くなり、TVなども相当ボリュウームを上げないと全然ダメ」と。
当然ご高齢の方ですからご本人も周りの方も加齢によるもので仕方ない。
補聴器でも使うしかないのかと思われたそうです。
とりあえず念のため、耳鼻科を受診したところなんと耳垢が沢山、穴に詰まって塞がれていたため聞こえ難い状態になっていたとの事。
耳垢取り除いたらすっかり元通りに聞こえるようになり、めでたしめでたしとのことでした。
このように長年の習慣で行ってきた耳かきの失敗も本人は気付かず、このような結果を招いてしまう場合もありますから要注意ですね。
「耳垢取る位でわざわざ耳鼻科~」
「混んでるのに面倒くさい」
と思われるでしょうが、たまには耳鼻科で健診を兼ねて耳垢取ってもらうのはお勧めですよ。
特に子供や高齢者の方は耳鼻科で取って貰った方が良いですね。
もちろんどなたでも健康保険適応です。
別の病気などが無ければ1,000~2,000円位の範囲と思います。
実際わたしも耳垢取って貰ったことはあります。
明細書にはしっかり耳垢栓塞と記載されていました。
医師に吸引器や特殊なピンセットで安全にッキリと取り除いてもらえますよ。
ただし耳かきの気持ち良さは全くありませんでした~残念。
暑さ(熱中症)対策準備期間
今年はGWの最中から夏日の日があったりした為、TVでも「熱中症〇〇~」などと報道していましたが、本来は身体からみた夏の暑さ対策(熱中症対策)は今頃から始めるのがベストです。
例えばスポーツの試合でも練習もせず、いきなり本番に臨むということは普通は無いですよね。
この場合、真夏が本番の試合とすれば今は当然、試合に向けての練習期間の訳です。
いきなり真夏(本番)になって、やれ空調だ~、水分補給だ~と。
それも大事ですけど、ちょっと遅い。
という訳で身体の準備をお勧めです。
身体が順応するには時間が必要ですからね。
①汗を薄っすらかく、体温を一時的に上げる。
天気の良い日などは日光にあたり身体を動かして(軽い運動でも作業でも)薄っすらと汗をかく。
お風呂(湯舟)に浸かるのなら気持ち湯温を上げて薄っすら汗をかく。
敢えて温かい物を食べて、体内から温め、発汗させる。
サウナなども適切に利用するのもありです。
発汗はご存じの通り、体温調整作用がありますので今のうちから汗をかけるように慣らしておくことです。
ただ発汗といっても「ダラダラ」とかく汗は脱水気味となり体力が奪われますので、薄っすらと発汗する位が丁度良いですね。
サウナ好きな方は結構汗をかくまで入っておられるのではないかと思いますが、身体的には少しの汗で十分です。
上記の内容は一時的に体温を上げることにもなるので暑さに対する抵抗力UPにも役立ちます。
また屋外で日光を浴びることはメンタル面にも好影響を与えると云われていますし、体内にビタミンD³を作りだすことにより、免疫にも作用したり、骨の強化にも作用するといわれていますので日焼けをする迄浴びる必要はありませんので、まめに屋外に出ることをお勧めしたいです。
②水を飲める身体、吸収出来る身体
水など当たり前に飲めるだろう?
と思われるでしょうが、暑いとき喉が渇いたりしていると「ゴクゴク、グビグビ」飲んでしまいますね。
これはのど越しが良いので気持ち良いのですけど、残念ながら吸収しにくい状態です。
おしっこが近くなりやすいです。
出来たら今から普段飲みで、常温の水(真夏は冷水が欲しくなりますからね)で「チビチビと少量ずつ」飲んで頂いた方が体内に吸収されやすくなりますのでお勧めです。
特に中学生位迄の方や高齢者の方にはぜひ…といったところです。
あと水はあまり好きではない…違う飲み物が良いといった方もいらっしゃるでしょうが、水も慣れて来るとけっこう美味しくなってくると思いますよ。
③塩分摂取
塩分量の制限されている病気などをお持ちの方は除き、それ以外の方は梅干しなどを1日、1~2個位召し上がるのをお勧めしたいですね。
それ以外でしたら市販のにがりエキスを水に入れて飲む…などでしょうか。
料理の味付けを濃くするというのはお勧め出来ないので上記のようなものが良いと思います。
真夏なって熱中症対策に水分補給、塩分補給と急に騒いでもねぇ。
塩分も今からでしょう。
これらは夏前に訪れる梅雨時の対策にもなりますのでよろしいかと、はい。
今年の夏、いや毎年ですかね~。
猛暑、猛暑と云われますがどうなりますやら?
何事も早めの準備が必要でしょうか。
ちなみにわたしも猛暑はとても不快ですが、暑さにはどちらかというと強い方でして。
むしろ寒い方が苦手です、はい。
息(いき)てますか?
息抜き、息が詰まる、息が長い、息巻く…など息にまつわる身体言語も多くあります。
ご存知の通り、食べ物などはそれなりの期間は食べなくても死ぬことはありませんが、息(呼吸)が出来なかったら短時間で死んでしまいますよね。
まさに息が絶える。
このように大事なはずの呼吸ですが、激しい運動などで呼吸が荒くなったりでもしなければ我々は普段、全く気にしませんね。
そう、呼吸は意識しなくても勝手に自律神経が行ってくれています。
自律神経は内臓を動かすなど意図しなくても自動で行ってくれるわけですが唯一、呼吸だけは自律神経お任せと意図的にも行える二刀流です。
逆に言えば、呼吸を操作することで自律神経にも影響を与えることが出来るということです。
しかし我々現代人は上半身に偏った作業動作ばかりが多く、姿勢も背中を丸め、肩を内側に巻き込む不良姿勢になりがちです。
これらが胸回りを圧迫し呼吸に悪影響を与えますし、感情面でもイライラ、セカセカしたり心配、不安になったり緊張したりと…。
余計に交感神経系は緊張して来て呼吸が浅くなります。
身心両面から呼吸が乱れがちです。
呼吸が上手く行えないことにより常に軽い酸欠状態になっていることで、血行が悪くなったり代謝低下や自律神経が乱れやすくなったりと身心両面に何かしらの影響が出やすくなると云われます。
それに基本の鼻呼吸が上手く行えず、口呼吸の増加もみられるようですし、コロナ禍でマスク着用の為、一層呼吸に悪影響を及ぼしているようです。
では何とかせねばと考えて、ラジオ体操みたいに深呼吸や耳にしたことがある腹式呼吸を思い浮かべ、真似をしてみたりと。
しかし残念ながらそう上手くは行かないのです。
まずはしっかりと胸式呼吸(普通の呼吸)が出来るようにしていかないといけませんね。
呼吸は肺などが勝手に動いて行うのでは無く、呼吸筋と呼ばれる筋肉達が自律神経の作用で働くことで肺などを動かすわけです。
主の筋肉は肋骨周りの筋肉と横隔膜で補助的な筋肉は頚とお腹にある筋肉です。
今は呼吸筋トレーニングの情報がネット上や書籍などでも紹介されていますので、それらから始めたほうが良いですね。
有名どころの腹式呼吸や時々〇〇式呼吸法などが紹介されますが、そう簡単に出来ません。
大分、習慣的に訓練しないと難しいですし、自己流だと尚更難しいと思います。
指導者についてレッスン出来れば良いのですが、独学でやる場合は研究と試行錯誤を必要とするかも知れません。
興味のある方や自律神経の不調を抱える方、身体を調整したい方などは呼吸筋トレからでも実践してみてはいかがでしょうか?
まぁ、わたしとしては上記のものも良いのですが、まず自分が浅い、早い呼吸になっているのを観察することから始められるのをお勧めしたいです。
日常生活の中で例えば時間を決める、1~2時間おきに行う、何かの後(トイレなど)に行う、あるいは気付いた時でも良いのですが自分の呼吸の観察をしてから「い~ちぃ、に~いぃ、さ~ん…」とゆっくり10迄数えて呼吸を整える。
特に緊張やプレッシャーのかかってる時、不安心配のある時、怒りや一心になり息をつくのを忘れている時など、感情や思考が乱れてきた時にやってみて頂きたいと思います。
呼吸を整える恩恵はわりとありますよ!
「生きる」は「息(いき)る」
「生きがい」は「息(いき)がい」
「勢い」は「息(いき)おい」
かも?ですね。
ファスティングとは?
ファスティングと聴いてすぐ理解出来た方はダイエットに興味がある方か健康意識が高い方(マニア)では?
早い話「断食」ですね。
断食というと何か苦行的な感じがしますが、ファスティングと言うとオシャレっぽく聞こえませんか?
ネーミングの効果ですよね。
昔は全国と言っても、少数ですけど断食道場と云われる施設やヨガ道場、医療施設、寺院などで病気回復の為やら健康法、精神修養などの目的で行われていました。
断食の効果で目的を叶えられた人もいらっしゃれば、逆に体調を崩された方や少数ながらも死亡事故が起きてしまった件もあったりで、なんといってもストイックな方法なのでどんどん下火になったようです。
ところが近年、ファスティングとしてライトな感じで蘇って来ましたね。
どちらかと言うと今はダイエット目的の方が多いのでしょうか?
わたしとしてはダイエット目的で行うのはあまり関心出来ませんが…。
結果としてダイエットになったというのであれば良いとは思いますが。
短期間で特別な方法を使ってというのはどうかな?と。
一回だけファスティングをやっても効果は薄いしリバウンドしやすくなったりですね。
王道はやはり普段の食生活や運動、生活習慣の見直し、改善から始めなくては…でしょう。
ファスティングは中肉以上の体型の方で定期的に消化器官を休め、身体のリフレッシュ&リセット効果を狙う為のショック療法としてはよろしいかと。
とは言っても実際、実行される方はほとんどいらっしゃらないでしょう?
自宅で行うには1日のみのファスティングでよろしいかと思います。
ただし思いつきで行うのはまずいのですよ。
準備期間~断食~回復食という段階を踏まないといけません。
1日のみの断食であれば本番の2~3日前位から食事量を減らし、アルコール類も止め本番に入り、回復食は消化の良い物を少量づつ食べ始めるなどです。
本番中は水分(水、白湯など)を摂取し、固形物は食べません。
酵素ドリンクを飲む方法が良く紹介されていますが、甘い味のドリンクなので空腹感を紛らわせるのには有効かも?です。
内容成分的には別段どうってことないですけどね。
まぁ、準備から始めゆっくり元に戻して行くなど、ちょっと面倒くさいです。
慣れて来ると自分でも3日位は出来るようにはなりますが、それ以上はご自宅では危険ですのでダメです。
断食中の体調不良を好転反応と紹介される向きもありますが、それは違うでしょう。
低血糖症状ですね。
断食を中断して緩やかに回復食に戻す必要があります。
ご興味があれば、情報が色々ありますので検索してみて下さい。
〈ファスティングが向かない方〉
●18才以下、70才以上の方
●服薬しているような持病のある方
●痩せている方
●貧血や冷え性の方
●摂食障害傾向のあった方
●精神的に不安定な方
●ストレスが強く溜まっている方
など。
ちなみにわたしの断食経験は20才ちょっとの時、自宅で3日間やってみました。
とりあえず準備食から始め、本番に入ったんですが、いやいや…参りました。
断食に突入してすぐ食べ物のことばかり考えるようになってしまい、そればっかりです。
終わったら何が食べたいとかなんとか。
わたしも酵素ドリンクと水だけ飲んでましたがあまり空腹感というか欠乏感は満たされなかったですね。
なんとか体調を崩すことなく3日間をやり終え、回復食に戻して行ったんですが辛かった~。
20代で断食はちょっと酷でした。
その後、もう一度やってみましたが前回よりは多少慣れた感はあったので辛さは少しは減りました。
機会があれば断食道場などで1週間挑戦してみたいと思った時もあったんですが、その機会は訪れませんでした。
今、やってみる気はあるか?と問われましたら、全くやる気はありませんと答えます。
なぜならわたし、痩せ体型ですので。
はい。
健診?&検診?
健診(けんしん)、検診(けんしん)どちらも「けんしん」ですね。
違いがお分かりですか?
答えは簡単な話です。
健診 ← 一般的に会社や自治体などで行う健康診断。おおまかに健康状態を調べる検査。
検診 ← 特定の病気の有無を調べる検査。がん検診など。
日本人の大人の方でしたら多くの方が受けていらっしゃるでしょう。
職場や自治体で行われる健診。人間ドッグも健診ですね。
女性の為に乳がん検診とか子宮がん検診などありますよね。
普通の健康診断(健診)はざっくりで細かく調べる検査ではありませんし、人間ドッグ(1泊2日)といえども何でも分かる訳では決してありませんし、分かるのは検査項目の内容だけ、そして直近のことだけ、ということです。
ですから特に問題が見つからず、基準値内であっても「自分は大丈夫、健康だ」と高を括ることなく油断されないことです。
先週検査を受けて全く問題無かったのが今週、救急車で運ばれたなんて例はわりとあったりしますので。
血液検査などは基準値内で正常でも経年変化(1年、2年、3年前の検査結果を見て変化が無いか調べるのをお勧めします)をチエックしましょう。
わたしも勤務時代は健診は義務なので受けていましたが、今はもう全くです。
人間ドックは人生で未経験です。
ちなみにレントゲンは健診で行う胸の撮影以外経験がありません。
ケガをしたことも無いし、ぎっくり腰はやりましたが別に整形外科とか行きませんし、お陰さまで今迄のところ必要性がありませんでしたね。
CTも経験は無いですね。
胃のバリウム検査は52才の時初めて健診で受けました。
バリウム自体は飲みにくくは無かったですけど検査は不快。2度目は無いと思いました。
第一この検査自体意味ないですし。
確か日本位しかやってないんじゃないでしょうか。
そして翌年53才の時、初めて胃の内視鏡検査。
緊張しました。やはり不快ですけど、こちらの検査の方が意味がありますからね。
この健診の時、初めて頸動脈エコーと血管年齢検査をオプションで受けてみて実年齢より10才若い血管と言われてちょっと嬉しかったですねぇ。
実はわたし子供の頃は腎臓病もやりましたし、風邪やインフルエンザなどにも罹りやすいし、乗り物酔いもしやすい貧血傾向もあったりして弱かったんです。
ですが高校生になった頃から悪い生活習慣を大分改め(不思議なことにそういう流れに自然となったんです)身体をちょっと鍛えたりしてわりと丈夫になったんです。
高校時代は殆ど風邪も引かず、体調を崩したのは風疹に罹ったでしたがほんと3日で治りました。
インフルエンザは中学3年の時が最後でそれ以降引いてないですねぇ、今のところ。
大人になってからもたまには熱がでることもありましたが、薬を飲まなくてもすぐ治ってましたね。
内科(自分の勤務先の病院でした)とか受診したのは帯状疱疹の時や感染性胃腸炎(細菌などが特定出来なかったんですけど)の時などですかね。
それ以外ではあまりお世話になることがなかったんですよ、有難いことに。
ところが昨年56才の時にですね、何故かお尻付近に出来物(腫瘤)が出来まして初めて形成外科を受診しまして、検査が必要と云われ人生初のMRIを受けました。
じっとしているように指示され、しかもちょっと機械音が気になりましたし、結果のことも考えてしまい、もしかして「がん」だったらどうしよう?とか色々緊張しました。
結果的には特に変化が無ければ取り敢えず大丈夫ということでした。良かった~(とりあえず)。
わたし、今まで病院は働くところで受診する所では無いと思ってました、はい。
出来たらあまり縁を持ちたくないですね。
あ、しかし残念なことに歯が弱く歯医者さんには今迄~現在も結構お世話になっているんです。
皆さまもお大事に。
健診結果は気にし過ぎず、油断せずです…はい。