成田市の整体院
手技療法室 縁

 

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2025-07-05 17:06:00

では整体は?

整体を受ける-min.jpg

前回は整体は東洋医学か?がテーマでしたが。

「違います」ということで。

 

では、なんだ?と。

はい、ところで「整体」という言葉は聞いたことがあるという方はわりといらっしゃることでしょう?おそらく。

 

しかし、「整体とはこういうものだ」と理解されている方はほとんどいらっしゃらないのでは?

せいぜい”このようなものかな?”と漠然としたイメージだけではないでしょうか?

 

整体とは

じつは整体の定義ってないんですよ。

整体とはこうだ…という統一された手技もありません。

 

ちなみに整体を検索してみましたら「背骨や骨盤の歪みを整える」「筋肉や骨格のバランスを整える」など記載されるケースが多いですね。

一般の方も整体に対してこのようなイメージをお持ちの方も一定数いらっしゃるでしょう。

 

そうですね~、たしかにそういう面もありますね。

しかし、そうとばかりも言えないですし、定義というほどでも無いかと。

 

ワタシは「整体」とは…「整体系」というのが正しいのではと考えます。

つまり単純に『属性、カテゴリー』を表しているだけの言葉(全くの私見です)。

 

例えますと、「整体」という名前の箱(枠組み)がありまして、その中に雑多な品(手技療法、徒手療法とよばれる施術法)が入っているわけです。

マッサージのような揉みほぐし的なものや、骨盤矯正やら筋膜リリース、ボキボキ系やら非ボキボキ系。

 

はたまた〇〇式整体、〇〇療法、〇〇術やら独自に開発した手技?など古くからあるものから新しいものまで多種多様ですね。

これ、一般の方に説明しても分かりにくいでしょうし、興味もあまり持たれ無いでしょう。

 

ですので「整体」に括ってしまうのが簡単です。

まぁ逆に言えばこの為、整体と一口に言っても施術者により手法が似通ったり、バラバラだったりしますので分かりずらくもなっていますが…はい。

 

と、いう訳で当院でも「整体」として括っております。

実施致します個別の手技手法に関しましては名称のついているものから、経験上身に着けました我流のものまで幾つかあります。

 

ですから他院さんの「整体」と当院の「整体」は違っていたりする訳なんですよ。

なんとなくお分かり頂けたでしょうか?

 

追伸

時々、You Tube番組で整体施術者orカイロプラクティック施術者の方に「カイロプラクティックと整体は何がどう違う」と質問されるシーンを見かけたりします。

質問者の方はどちらもボキボキ?矯正するようなイメージをお持ちなんでしょうかね?

 

それで違いがわからないと。

いや~「カイロプラクティック」はアメリカ発祥の手技療法のひとつの療法名であり、整体は属性名ですから比較する論点が全く違っています。

 

〇〇式整体や〇〇式手技とカイロプラクティックの違いは?でしたら正しい比較論になりますが。

類似した質問に「マッサージと整体の違いは?」というのもありましたね。

 

世間一般的には「整体」は大体、このように何となく漠然としたイメージで認識されていることが多いのではないでしょうか?

おそらく、はい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025-07-04 16:17:00

東洋医学(的)か?

東洋医学-min.jpg

整体は東洋医学のジャンルに含まれると勘違いされている方もいらっしゃるかも知れませんね?

いぇ、整体は東洋医学ではないんですよ~。

 

たしかに整体にも東洋医学的(?)な手技ももちろんあります(日本で出来た手技、それぞれ名称はあります)が。

基本的には別物。

 

日本で東洋医学といえば大別しますと「漢方(薬)と鍼灸」でしょう。

しかしややこしい事にもうちょっと細かく述べますと以下のように分類される事でしょう。

 

●東洋医学概念に基づいた漢方薬治療

●現代医学的?概念(診断、疾患名)による漢方薬治療

 

●東洋医概念に基づいた鍼灸施術

●東洋医学概念とは別の概念に基づいた鍼灸施術

 

なんだかよく分かりませんかね?

そうですよね、漢方や鍼灸などは現代医学のジャンルでは無いので東洋医学だと思われる事でしょう?

 

では東洋医学といえるのは何かと申しますと、上記しました通り東洋医学概念(例えば陰陽五行、虚実、五臓六腑など)を基に、東洋医学独自の診断法(脈を診たり、腹を触って診たり、舌を診たり、身体を触ってみたり等)を用いて「証(しょう)」という独自の診断を下して処方や施術するということです。

 

漢方薬処方で例を挙げますと「風邪に葛根湯」のような処方は現代医学的な処方の仕方となります。

一般的に病院などを受診して処方される漢方薬はこのような形となりますでしょう。

 

東洋医学独自の処方となると漢方専門医の医師か薬剤師以外では難しいでしょう。

もっとも軽症の場合や複雑な症状でなければ現代医学的処方で効果がみられることも多々あるかも知れません。

 

鍼灸施術の場合は施術者により十人十色と云われる位ですのでまちまちでしょう。

どのような施術法が良いとか優れているかは中々判断出来ませんね、それぞれといったところでしょうか?

 

全体的には東洋医学に基づいた鍼灸施術を行っている施術者は少ないと云われているようです。

一般の方には何がどう違うのか…これまた分かりづらいでしょうね…はい。

 

では、マッサージはどうなのか?と。

これはカタカナ表記されている位ですので西洋(ヨーロッパ)発祥の手技療法のひとつです。

 

日本版のマッサージ?といえるものに按摩(あんま)と指圧があります。

按摩は原型としたは古代中国より伝承し日本で変化していった手技ですし、指圧は日本で発祥し基本、押すことを主とした手技です。

 

これらを東洋医学に含むものとしているのかはワタシは存じませんが…。

まぁ何にしてもですが、どのジャンルのものであれ有用(害が無く、役に立つもの)であれば賢く利用されるのがよろしいかと思います…はい。

 

 

 

 

 

 

 

 

2025-07-04 15:48:00

蓄積型熱中症とやら

熱中症-min.jpg

 

”蓄積型熱中症”ってご存じでした?

ワタシは最近この言葉(概念)を知りまして…なるほどと。

 

普通、熱中症といえば暑さにやられ即時的に体調が悪化するという印象を持ってしまいます。

もちろんこのようなケースが多いわけですが。

 

この蓄積型は字のごとく、「繰り返される暑さのダメージの蓄積により数日後に症状がどっと現れてしまうタイプの熱中症」だそうです。

最近はこのタイプも増えて来ているそうですよ。

 

時間差があっての症状の現れ方なので、熱中症とは気づかず「夏バテか?」と思ってしまうかも知れません。

いや実は夏バテと思っていたのが熱中症だったのかも知れませんね?

 

症状としては以下のようなものが挙げられています。

基本的には通常の熱中症に起こる症状です(比較的軽症の症状)

●全身的な倦怠感

●頭痛

 

●吐き気、嘔吐

●食欲不振

 

●ふらつき

●手足のしびれ、脚がつる(こむら返り)等。

 

また脱水型の熱中症におきましてもその日だけの水分摂取量だけの問題では無く、数日間の水分摂取量(発汗量より摂取量が多いかどうか)が影響することが確認されているそうです。

 

いや、こうなると日頃からの注意がますます必要ですね。

ワタシも振り返ってみますと、この蓄積型の熱中症(軽症でした)になったことがありますね。

 

何気に倦怠感や脚がつったり、ちょっと手がしびれたような…。

症状自体は短時間で回復はしましたが、その後数日間は暑さに妙に弱くなった感じが…はい。

 

いやぁ~油断していました。

どうぞみなさまもご注意あれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025-06-10 18:12:00

ショートスリーパー

ショートスリーパー-min.jpg

最近、久しぶりにこの言葉を聞く機会がありまして。

ご存じの方も多いかと思いますが「ショートスリーパー」。

 

これは「睡眠時間が6時間未満(3~4時間位の場合が多いようです)でも健康を維持し、日常生活に問題が無い人」とを指すようです。

推定では日本人の5~8%が該当しているそうです。

 

ちなみに他に必要とする睡眠時間により3つに分類され、あと2つは以下の通りです。

 

★ロングスリーパー

「睡眠時間が10時間必要とする人」

日本人の3~9%に該当していると推定されるようです。

 

★バリアブルスリーパー(馴染みの無い言葉ですね)

「睡眠時間が6~10時間の一般的な人」

日本人のほぼ80~90%と推定されています。

 

ちなみにワタシもこのバリアブルスリーパーですし、あなたもそうなのでは?

 

で、ショートスリーパーですがこれは主に【遺伝的要因】で決まっているようです。

ですから努力すれば成れるといったものでは無いようです、残念(?)

 

じつは昔ですね、ちょっとした短時間睡眠法なるものが静かに流行った(?)時がありまして。

その手の本(短時間睡眠法やらナポレオン睡眠のようなタイトル)や雑誌記事になってたりした事があったんです。

 

で、ワタシもなんか短時間睡眠でも健康でバリバリ活動出来る事に憧れまして、その手の本を読み漁りまして自分も出来るようになるのではないかと?

モチベーションを上げ、マインドセット?して実践しました。

 

中にはヨガ的な本には短時間睡眠になる為の呼吸法やら体操法、食事法など書いてありましてちょとですが試行錯誤。

で、結果はどうなったか?

 

ナポレオンやエジソンみたいな伝説のショートスリーパーになれたか?

…いやぁ、無理…です。

 

やはりバリアブルスリーパーですよ~。

ワタシも、もっと若い頃でしたら夜更かし全然OK!(ただし朝、BAT)

 

でしたが年齢を重ねると、しっかり寝ていないと身も心も頭もダメダメです。

今思えば、年齢問わず(若いうちはそれなりに…ですが)ちゃんと寝た方が絶対的に良いです。

 

睡眠は身体や頭の疲労のリカバリーですので健康維持や身心の不調改善には必須ですよ。

変に自分を追い込んで睡眠を削ったり、自称あるいはなんちゃって「ショートスリーパー」はやめましょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025-06-06 18:08:00

原因は?

原因-min.jpg

 原因は一つだけと思っていませんか?

この症状が起きるのはこれが原因だって。

 

確かにそれの方が分かりやすくって良いですよね。

その原因さえ取り除けば解決。

 

しかしどうなんでしょうか?

慢性的であちこち具合がよろしく無いような場合、一つの原因に絞りきるのはちょっと難しいかもしれません。

 

また回復力の差などはご自身の体力やら生活習慣やら環境やらと何かと影響を及ぼすものがありますので皆が同じではありませんよね。

「〇〇を行えば~」「〇〇を食べれば~」とは行かないケースが多いでしょう。

 

ワタシの場合、原因という言葉を使うのがあまり好きでは無く、「要因や要素」という表現を使うことが多いです。

複数の要因や要素が重なり合ってその症状が引き起こされると考えますね。

 

例えば「ギックリ腰」でも、「重い物を持ったから、腰を捻る動作をしたから」などはきっかけ(つまり一つの要素)であり、既に腰などが良い状態では無い、実は疲れが溜まっていた…などなど複数の要因がありぎっくり腰になった…と。

 

よく聞く話で「年齢(加齢)のせいで~」やら「軟骨が減って」なんて言われる事もありそうですね。

いえ、確かに加齢も大事な要素であるのは間違いありません。

 

10代やら20代の時と比べると体力も免疫機能も低下しますし、基礎疾患を持っている可能性も高い、長年の疲労の蓄積もあるでしょう。

軟骨も減ってきますし。

 

しかしこれらは要因、要素の一つであって全てではありません。

複数の要素が重なり合わないと症状は起きにくいでしょう。

 

結論的にいえば重なり合う要因、要素が多ければ多いほど症状も複雑化しやすく、改善に手間取り長引きやすい。

少ないほど改善、回復しやすい可能性が高いと言えるのではないでしょうか。

 

整体界隈では良く聞かれる事も多いと思いますが「背骨の歪みが~」「骨盤の歪んで~」「筋膜、筋肉が~」「姿勢が~」なんてフレーズ。

確かに全て大事で原因とも云える要素ですが、逆に言えばそうなっているのも結果でしかない…とも言えそうな気が?

 

また「原因は患部では無く、別の場所にある」的なフレーズもよくありますね。

「腰が痛いのは腰に原因があるのでは無く、〇〇に問題がある」なんて。

 

これまた確かにそうワタシも思います。

実際、脚(足)やらお腹側の筋肉などの問題が影響していたりと。

(患部にも問題はありますよ、この場合は腰そのものにもです)

 

ただこのように腰痛でも肩こりでも患部だけでは無く、他の場所からの要因、要素が絡んで来るわけです。

肩こりでも手指、手、腕だったり腰や脚からだったり…です。

 

また喰いしばりやらストレスやら、食べすぎやら睡眠不足やら何やらと要因、要素が重なり合うわけです。

その複数の要因、要素を減らす(解消)事が必要ですね。

 

ワタシの場合、施術方針はその要素、要因をちょっとでも減らそうと考えアプローチするだけです。

時折お見かけする「根本原因?を~」なんて考えたことは無いですね~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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