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占いはエンタメ5
占い考も第5弾になりました。
長々とシリーズで書いて来ましたがこれで完となります。
実際、占い全般に言えることですが”こじつけ”だったり”いい加減な部分がかなりあったりするわけですが、それを踏まえて”ゲーム”として扱ってみると面白い点が多々あります。
全く当らない訳ではないですし(場合によっては何割かは当ったりします。幾つかの占い手法を組み合わせるとより面白いです)、
多少は役に立つ時もあったりします。
と、いう訳で今回は【占星術】です。
占星術には西洋式と東洋式がありまして、一般的に知られているのが「牡羊座、牡牛座…」で有名な西洋占星術です。
「〇〇座はどうの」というのは大雑把で簡易的な手法で、正しくは個人の生年月日、出生時間、出生地から惑星や星座の位置を天文歴を基に割り出しホロスコープという図を作成して鑑定します。実在する惑星や星座を利用するのが特徴です。
わたしはこちらの西洋式の方が好きでしたね。
何か理論的なような処?が面白かったんです。
しかしTVの朝のワイドショーでやるような今日の運勢とか今週の運勢などは全くテキトーですけどね。
そんな短期間の鑑定など出来ません。
もっと年単位とか、せめて半年とかです。
また「日本人は東洋人だから東洋占星術の方が当たる…」と云う説がありましたが、そんなことも無いですね。
一方、東洋占星術は四柱推命、九星気学、紫微斗数、算命学など…以外に多くあります。
こちらは架空の星を使っていますね。
これらも生年月日を基に鑑定するわけですが、これらの占いは東洋医学にも関わり深い陰陽五行説などの東洋哲学や東洋思想などが影響しています。
これが特徴の一つです。
ご存じの方もいらっしゃるかも知れませんが、上記の算命学では天中殺、四柱推命では空亡、故、細木数子さんの六星占術では大殺界など名称は違えど意味はほぼ一緒の「一年の中で二か月、十二年の中で二年間など」新しいことは始めると良くない期間(結婚とか引っ越しとか起業とか…)と云われることがありますが別に意味はないですので無視です。
日々是好日です。
自慢にもなりませんが、わたしはこれら(天中殺など)の影響を受けない人だと四柱推命鑑定の方に言われたことがあります。
ちなみに特に日本で新しく作られた占いは、ほぼ元ネタがあってそれをネーミングを変え、ちょっとアレンジしてオリジナル風にしたものです。
故、細木さんの六星占術にしてもフジテレビの「突然ですが、占ってもいいですか?」に出演されている鑑定士さん方の占術もそうですね。
この「突然ですが」の番組でゲストの鑑定をし、ズバズバ当てたりしていますが、まぁこれはバラエティー番組なので。
基本、”やらせ” ”しこみ”です。
はい。
以前に「占い(運命学)は統計学だ」と仰った方がいましたが、全然別物です。
統計の専門家からクレームがつきますね。
結婚や恋愛などで相性を気にしたりする方もいらっしゃるかも知れませんが全く無駄ですよ。
ほんとに当てになりませんから。
あと今年のとか今月のラッキーカラーやナンバー、グッズとかスポットなど紹介されたりするのもありますが、基本こじつけです。
最後に私見になりますが確かに眼に見えないし、感じられないものですが「運」はありますね。
流れといいますか、自分の思考や意思だけでは計り知れないものと言ったところでしょうか?
ですから占いのように「結婚運が」とか「金運が」と分けて考えるものではないとわたしは考えます。
本来、「運」は「運」ただ一つだけです。
と思います。
以上となります。
さて来年は皆様にとって幸運となるや否や?
”Good Luck"
占いはエンタメ4
占い考も第4弾になりました。
今回はまず【手相、人相】から。
手相はわたしが一番好きな占いで、ちょっと人様を診させて頂いてその人の特性、特徴、性格面など何気に判断していました。
それなりに当っていたりして。
何歳位の時どうなるとか、現在から間もない時に何か吉報があるとか災難があるとか判断する方法もあるんですがわたしは出来ませんでした。
ところで手相ってわりと変化することがあるんですよ。
三大線と呼ばれる感情線や生命線や頭脳線などもわりと長いスパンでみるとちょっとずつ変化することもありますし、他の小さい線などはもっと早いスパンで変化する場合もあります。
その人次第で変化させることも出来ます。
ですからその人の大枠みたいな部分は大変ですけどそれ以外の点はけっこう流動的ですね。
それが面白い点です。
わたしもこの数年、左の手相に今迄に無かった線が増えたり変化したりしました。
まぁ、だからどうだって訳じゃないですけど観察してると面白かったです。
遊びでね。
人相に関してはこの数年はマスク生活で顔出しが少なかったりしましたけど、体型とともに一番人に見られ判断されますからね(ちょっと怖い)
別に占いでなくても、なんとなく機嫌悪そうとか優しそうとか怒ってそうとか神経質そうとか悲しそうとかね。
そういった感情や性格などが表情に現れ、そのような傾向が固定化すると人相が良くも悪くも変化しますよね。
病気などでも変化しますので健康、体力面も大事です。
そう考えると運勢などにも影響出ますね。
しかし決してイケメン、美人だからって人相が良いって訳ではないですよ。
(これはもちろん素晴らしいことで、羨ましい限りです)
ある意味それだけでも運がいいんじゃないかとわたしなど思ってしまいますけどね。
しかし美形でも冷たそうとかどことなく怖そうとか、なんか幸薄そうとか…ありますから。
やはり人格的な部分の要素が大きいです。
外見が綺麗だけでは全てが上手く行く訳では無いと言うことですね。
未熟者のわたしは大いに反省し人格をもっと高め人相を良くしなければと、こころに誓うことにします。
~長くなりましたが次回の第5弾で完となる予定です~
占いはエンタメ3
占い考第3弾になります。
今回はまず【姓名判断】から。
これはもう戸籍に載ってしまったら変更できませんからねぇ。
気に係るなら命名時に考慮しないと後の祭りです。
まぁ職業として個人を売る商売でしたら芸能人の芸名やYouTuberのニックネームみたいにするのもアリですね。
一般の場合はそうも行かないので基本的に気にしないことです。
自分の意思が全く関わっていない訳ですから運命ですよ。
自分の名前を好きになることが一番肝心だと思います。
それの方が開運にもなるかも?ですよ。
それと命名ですが姓名判断もいいですけど、それよりも苗字は無理ですが下の名前ですが「読みやすい、書きやすい、呼びやすい、覚えやすい」これが一番と思います。
キラキラネームってありましたけど、どうなんでしょう?
シンプルが良いと思いますが?
次に【印相】です。
マイナーな印鑑の相占いです。
字体や欠けると〇〇運がどーとか。これはどうでもいいですね。
無関係なので。
ただビジネスで使う印鑑が欠けたりしてるのは見栄えが良くないので買い替えと言うことです。
次は【家相】です。
名前と違って個人の意思や判断で考慮することが出来ますが新築や購入するときにどうにかしないと後で気にしても引っ越したり、リフォームは簡単には出来ませんから。
占いとしてこれをみるとやたら方角がどうで何がどーのと煩いことが多いので一々気にしていられません。
ただこれを昔の住環境の設計や建築の知恵としてみると参考になる点があったりします。
もちろん現代には当てはまらない部分も多いですけど。
もし新築などで家相を考慮するなら鬼門(陰陽道の考えです)や北の方位だけ気にしてみるだけで良いと思います。
元々理想的な家相の家なんて無理なんですから、あとは必要ないです。
第一、それよりも地盤や構造、間取り、建材や環境、防犯、防災などの問題のほうが大事でしょう。
次に【風水】です。
日本だと家相と被っている感じですね。
実際は古代中国(晋の時代?)で都市設計や建築物、住居、お墓の設計を土地の氣の流れなどを読んで行う為の学問とのこと。
日本で風水と云う言葉が流行ったのはDrコパ氏の影響でしょねえ。
「西の方角に黄色の物を飾って金運がどーたら」なんて。
それ以降やたら風水とか風水師とか云われだしましたから。
なんかパクリっぽいですね。
二匹目のどじょう?
しかし日本で流行った(現在も)風水は本来のものとは似ているけど別物で陰陽道や家相、九星気学をミックスさせ今ではお掃除とか断捨離とかの要素を取り入れてアレンジしています(なんちゃって風水?)
家相にもありますが、あまり「方角がどーたら、キッチンは〇〇運がどーたら」なんてものはこじつけ的なものが多いのでちょっとどうかと。
そんなことより家の内外を明るく清潔に掃除、整理整頓、換気、断捨離など行い家に愛着を持ってまとも暮らすのが開運に繋がると思います。
~スミマセン。また続きます~
占いはエンタメ2
前回、占いは遊びとして楽しむ、参考意見程度にすると書きましたが、今の占い本やYouTubeを見ると”当る、当らない”よりも開運?のアドバイスや生き方のアドバイス的な感じが増えていると思いました。
昔は”当る、当らない”みたいなものが大半だったような気がします(今でも肝心でしょうけど)。
でもあまり結果に拘らない方が良いと思いますね。
楽しめなくなるからです。
占い関係の方も色々やり方を変えて行ったんでしょうね。
”当たるか当らないか”と言ったら当らない方が多い訳ですから。
では今回から占いのどーでも良い部分を簡単に取り上げてみます。
まずは「暦本」。
これは占いというか伝統文化みたいな感じですねぇ。
若い年代の方はあまり馴染無いでしょう。
いまだに毎年発売されている訳ですから隠れたロングセラー本と言う感じでしょうか。
内容としては元は陰陽道から来ているんじゃないでしょうか。
あの陰陽師(安倍晴明など)で有名になったやつです。
毎日の行事や記念日や吉凶とか干支とか方角とか載ってますが占い部分を除くとちょっと役に立つかも知れません。
ちなみにどーでもいいと思いますが、まだ気にする風潮がある「六曜」←大安、仏滅など。
大半の人がご存じかと思いますが気にかけるのは結婚式とかお葬式くらい(冠婚葬祭)でしょうか?
ちょっと詳しい方だと「天赦日」「一粒万倍日」など新しく物事を始めるのに良い日だとか…。
良い日、悪い日や何をやるには吉だが何をやるには凶とか書いてあったりしますが実際は無関係です。
日に「吉凶」なんてありませんから。
天赦日に何か始めても別に変わりませんし。
あと「方角」とか。九星気学(一白水星、二黒土星など)にありますね。
例えば一白水星は年、月、日を視てどの方角は吉、凶と判断します。
引っ越しはどの方角とか就職先はどうとか…。「吉方」「凶方(五黄殺とか暗剣殺など)」
別に気にすることは全くないですよ。
まぁ、あまり気にする人は少ないでしょが。
わたしも全く気にしてません。
また占いとはちょっと違うかも知れませんが「厄年」がありますね。
暦本はもとより神社やお寺に看板があったり年末にはチラシが来たりしますね。
これは一定数の方は何気に気にされるのでしょうか?
歴史を感じさせますね。
いまだに続いている訳ですから。
わたしは全く考えたこともありませんでしたが。当然「厄除け祈願」「星回り(方位除け)祈願」とかして頂いたことはありません。
余談ですが、面白いのが神社やお寺で「厄除け祈願祈祷」や「星回り(方位除け)祈願祈禱」など行っていることです。
本来、仏教や神道には無関係なのに(陰陽道です)。
他の宗教的要素を取り込んでしまうのが日本らしいと言うべきか或いは商売上手と言うべきか。
もう一つ余談ですが「暦本」の発行元として「高〇易〇」総本部みたいな表現している所がありますがあれは全て「自称高島」です。
高島易断の本家本元の元祖は高島嘉右衛門(呑象)「江戸時代~大正時代の実業家(横浜の高島町はこの方の偉業を称え地名となったそうです)」。
この方は実業家でも成功し、また易占でも神がかり的な人で「易聖」と呼ばれたそうです。
しかし高島易断はこの方一代限りとされた為、その後その名を騙る者は自称となっていると云うことです。
やれやれです。
~また続きます~
占いはエンタメ1
年末近くになると書店には新年の暦本や占い本が置かれ、動画でも新年の占いがUPされていますね。
ご覧になっている方いらっしゃるでしょうね?
やはり一定数の方は興味を持っていらっしゃるということなんでしょう。
反対に全く興味が無い、くだらないと思われる方はそれ以上に多いでしょうけど。
実はわたし、10代後半から20代前半の数年間でしょうか、占い(運命学?)に興味を持ち東洋や西洋の占いを少しばかり自分で覚えたりして、手相なんかはわりと好きで何人もの人の手相を拝見させて頂いたこともありました。
自分でいうのも何ですが少しはセンスがあった方だと思います。
わたしがどうして占いに興味を持ったかというと、なんか自分の人生は、ぱっとしていないんじゃか?
どんな運命なんだ?
どうすりゃ良くなるんだ。俺は変われるんだ?
みたいに思ってまして占いで何かわかるかな?と思ったのがきっかけでした。
色々と占いで自分を調べていると面白いですねぇ、納得出来る点もあればそうでない点もありますけど。
幾つかの占い手法を組み合わせると多面的に自分を見ている感じがするんです。
1つの占いだと1面的になりやすいんです。
性格や特徴や才能、能力や人生の流れなどなど、「へぇー」と嬉しくなったり「え?やだなぁ」とがっかりしたり。
とまぁ、こんな感じで興味を持っていたんですが、その後はあまり興味がなくなりました。
で先に結論なんですが”占い”は遊びとして楽しむとか、参考意見程度として聞く位がちょうど良いです。
実際、どーでもいいような内容が多いですし、未来なんかはっきりしたことは分かりません。
未来は不確定要素に満ちていますので。
まぁ、占いは予測なので中には当たる場合もあるでしょうけど、当らないことはもっと多いですね。
ですからゲーム感覚で楽しむ位がいいと思います。
”溺れる者は藁をもつかむ”じゃないですが占いは深刻な問題や重要案件には向かないですよ。
ごく一部の方で頼り切ったり、依存したり、はまりすぎの方がいっらしゃるかも知れませんがご注意です。
~次回に続きます~