成田市の整体院
手技療法室 縁

 

初めまして。
手技療法室 縁(えん)です。
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2023-05-07 13:03:00

病院受診の際は

病院-min.jpg

 

 

既に通院されている方は問題無いかもしれませんが、新規に病院(クリニック)など受診される場合や初めての診療科目など受診の際は医師とのコミュニケーションを円滑に進める為にはメモ帳などお持ちするのをお勧めです。

 

軽症の場合や眼科や耳鼻科、皮膚科などの場合はあまり必要性が少ないかも知れませんが、その他の診療科の場合や病院や医師の前だと緊張したり、遠慮したり説明されても忘れてしまうとか理解しにくいなど。

また患者さんの方から医師に説明や質問などをするのが苦手などの場合は役に立ちますよ。

 

初診などの場合、医師から問診を受けますが事前に話す内容を整理しておかないと、いざと言う時にうっかりして忘れてしまうことがあります。

 

大方の患者さんはメモ帳など用意したことが無いので面倒に思われるでしょうが。

例えばどこかが痛むなどの場合でしたら

 

”いつ位から” 

”どこが” 

”どんな時に痛むのか”

”何かきっかけがあったのか” 

”安静していても痛むのか” 

”どんな動作をしたら痛むのか”

”どんな場合は痛みが楽になるのか” 

”当初と比較して痛みは良くなってきているか、強まっているのか” 

”その他、気になる症状はあるのか” 

”体重や体温、食欲や睡眠、排便排尿に問題は起きていないか” 

”過去に何か病気や怪我などをしていないか” 

”現在何か病気を持っていないか”…などでしょうか。

 

このような要点を事前に記憶するなりメモ帳などに記載しておくと患者さんから医師への説明が効率的に行えるようになります。

 

医師からの説明を受ける時にも、「ハイハイ」と聴いていても思いのほか聴き洩らしがあったり、忘れてしまうことはありますよ。

 

初診の場合に限らず、2回目以降の診察でも医師の説明の分からなかったことや疑問点など思いついたら記載しておき質問するのがよろしいかと思います。

 

医師にどんなことでも些細なことでも質問するのは良い関係性を作るのに有効です。

 

患者さんによっては「医師にお任せしているので特別質問なんて無い」「素人が余計なことを聴いてはわるい」「先生が忙しそうだからわるい」「愛想がいまいちなので何となく聴きにくい」などと思われる方もいらっしゃるでしょう。

 

なかには話好きな患者さんもいらっしゃり、肝心な要点に関しては曖昧で関係無いような世間話などに繋げて話し込んだり(どちらかと言うとご高齢者にみられるような)は、ちょっと困りものですけど診療に関する内容の話は遠慮無くされた方が患者さんにとっても良いことですし、医師側としても「この患者さんはやる気(?)のある患者さんだ」と思って貰えますよ。

 

医師には患者さんに対して診療の説明義務や質問に対して答える義務がありますので遠慮ばかりする必要はないでしょう。

 

とは言っても医師も人間なので皆が人格者というわけではありませんし、性格もそれぞれなので。

 

丁寧な説明をしてくれる医師もいらっしゃれば、何となく口数少ないとか、無愛想な方もいらっしゃるのも事実。

 

まぁ、そんな場合でも簡単な質問などしてみるのが良いと思います。

 

わたしも病院やクリニックなどの勤務経験でそれなりに多くの医師と接点もありましたので…はい。

 

確かに色々なタイプの医師がいらっしゃいましたよ。

 

もしあまり説明もしてくれない、質問すると嫌がられるなどが何回かみられるようなら、ちょっと長い関係を保つのは難しいかも?ですね。

 

あと、特にご高齢者の方は診察の際、同伴者に一緒に診察室に入って頂いた方がベストです。

患者さんのみでは無く、一緒に話を聞いたり、分からない点を質問されたり出来ますので。

現在はご高齢者の患者さんには同伴者を促す病院(クリニック)が増えているようですね。

 

もちろん若い方でも心配のある方は同伴者がいらっしゃった方が安心でしょう。

 

最後になりますが、ご高齢者の方に比較的あるケースですが、特に整形外科に通院されていた場合でも意外にご自身の診断名をご存じ無い方がわりといらっしゃるんです。

 

医師から診断名を聴いていないとおっしゃいますが、事実説明されていないのか?聴いていても忘れているのか?は定かではありませんが…。

 

このようなケースもありますのでメモ帳に診断名や所見を医師に聞いて記載して頂きたいですね。

 

われわれにも診断名や所見などの情報は有力ですので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023-05-06 16:30:00

暑さ(熱中症)対策準備期間

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今年はGWの最中から夏日の日があったりした為、TVでも「熱中症〇〇~」などと報道していましたが、本来は身体からみた夏の暑さ対策(熱中症対策)は今頃から始めるのがベストです。

 

例えばスポーツの試合でも練習もせず、いきなり本番に臨むということは普通は無いですよね。

この場合、真夏が本番の試合とすれば今は当然、試合に向けての練習期間の訳です。

 

いきなり真夏(本番)になって、やれ空調だ~、水分補給だ~と。

それも大事ですけど、ちょっと遅い。

 

という訳で身体の準備をお勧めです。

身体が順応するには時間が必要ですからね。

 

①汗を薄っすらかく、体温を一時的に上げる。

 

天気の良い日などは日光にあたり身体を動かして(軽い運動でも作業でも)薄っすらと汗をかく。

お風呂(湯舟)に浸かるのなら気持ち湯温を上げて薄っすら汗をかく。

敢えて温かい物を食べて、体内から温め、発汗させる。

サウナなども適切に利用するのもありです。

 

発汗はご存じの通り、体温調整作用がありますので今のうちから汗をかけるように慣らしておくことです。

ただ発汗といっても「ダラダラ」とかく汗は脱水気味となり体力が奪われますので、薄っすらと発汗する位が丁度良いですね。

 

サウナ好きな方は結構汗をかくまで入っておられるのではないかと思いますが、身体的には少しの汗で十分です。

 

上記の内容は一時的に体温を上げることにもなるので暑さに対する抵抗力UPにも役立ちます。

 

また屋外で日光を浴びることはメンタル面にも好影響を与えると云われていますし、体内にビタミンD³を作りだすことにより、免疫にも作用したり、骨の強化にも作用するといわれていますので日焼けをする迄浴びる必要はありませんので、まめに屋外に出ることをお勧めしたいです。

 

②水を飲める身体、吸収出来る身体

 

水など当たり前に飲めるだろう?

と思われるでしょうが、暑いとき喉が渇いたりしていると「ゴクゴク、グビグビ」飲んでしまいますね。

 

これはのど越しが良いので気持ち良いのですけど、残念ながら吸収しにくい状態です。

おしっこが近くなりやすいです。

 

出来たら今から普段飲みで、常温の水(真夏は冷水が欲しくなりますからね)で「チビチビと少量ずつ」飲んで頂いた方が体内に吸収されやすくなりますのでお勧めです。

特に中学生位迄の方や高齢者の方にはぜひ…といったところです。

 

あと水はあまり好きではない…違う飲み物が良いといった方もいらっしゃるでしょうが、水も慣れて来るとけっこう美味しくなってくると思いますよ。

 

③塩分摂取

 

塩分量の制限されている病気などをお持ちの方は除き、それ以外の方は梅干しなどを1日、1~2個位召し上がるのをお勧めしたいですね。

それ以外でしたら市販のにがりエキスを水に入れて飲む…などでしょうか。

 

料理の味付けを濃くするというのはお勧め出来ないので上記のようなものが良いと思います。

 

真夏なって熱中症対策に水分補給、塩分補給と急に騒いでもねぇ。

塩分も今からでしょう。

 

これらは夏前に訪れる梅雨時の対策にもなりますのでよろしいかと、はい。

 

今年の夏、いや毎年ですかね~。

猛暑、猛暑と云われますがどうなりますやら?

 

何事も早めの準備が必要でしょうか。

 

ちなみにわたしも猛暑はとても不快ですが、暑さにはどちらかというと強い方でして。

むしろ寒い方が苦手です、はい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023-04-30 15:50:00

睡眠リズム

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ブログの”休息とれていますか?”にもちょっと書きましたが、睡眠にもリズムがあります。

体内時計というものがあって睡眠~覚醒を調整されているから大体同じ時間になると眠くなり、朝も同じ時間に目覚めると云ったところ。

 

基本的に人間始め多くの動物は夜は寝て、朝目覚め、日中は活動するものですよね。

またレム睡眠とノンレム睡眠と云うサイクルがあって入眠から覚醒までの影響しているようです。

 

この体内時計も目覚まし時計と一緒で何かをきっかけにずれてしまったりする場合があるようです。

大体、体内時計と基本的な社会生活(仕事や学校など)の流れは一致していますが実際問題、社会の動きや個人の生活でもは昼夜問わずの部分が多くあるのも事実ですし。

 

大概、一時的もしくは短期的に体内時計がずれてしまっても自然と調整されて問題は無くなるわけですが例えば”時差ぼけ”のように。

ただあまりにも習慣的になってしまうと体内時計も調整が追い付かなくなってしまうケースがあるようです。

 

若い時などは普通に夜更かしして遊んだりなんなりするのが普通で当たり前でした。

勢い(生命力の強さ)がありますので多少寝なくても何とかなりましたし、回復も出来ましたからね。

もちろんわたしもそのような生活パターンが多かったですねぇ。

 

しかし中には若い人にも睡眠リズムの障害を持ってしまう”概日リズム睡眠、覚醒障害”の中の「睡眠、覚醒相後退障害」と呼ばれる状態になってしまう方もいらっしゃるようです。

これは簡単に言うと深夜まで寝つけず、朝は遅刻しそうになっても起きれず場合によっては昼近くまで寝てしまう場合もあるとのこと。

普通に学校や仕事などある場合、これは難しくなりますね。

 

例えば作家が夜に静まり返った時間に仕事を始め日が昇ってから寝るというような生活だったら、まぁ成り立つのでしょうが。

因みにこのような職業の方のケースはリズム障害に該当するのかしないのかは存じません。

 

仕事といえば夜勤者など交代勤務の方も慣れないとたいへんでしょうね?

ある程度経験年数を積むと慣れたり、自分なりに対処出来るようになるのかもしれませんがお疲れ様です。

仕事でしたら、そう簡単に辞めるのが難しいことも多いでしょうし、社会基盤を支えるのに必要が仕事も多くありますのでね。

 

またこの睡眠覚醒リズム障害になるのは習慣がきっかけだけではなく、抑うつ状態や鬱病が引き金になる場合もあるようです。

なかなか難しいですね。

 

最後になりますが生活習慣と呼ばれるものの中で飲食や運動などは自分から能動的に行うので「運動してる」「運動しなきゃ」や「食事?何も気にしていない」「食べすぎだし気をつけなきゃ」など色々な思いが出て来たりします。

 

しかし睡眠に関しては不眠症や体調不良で眠れない…などの事がないと自然と寝てしまうものですからあまり意識が向きにくいのではないでしょうか?

その為、ついおざなりになってしまう傾向になりやすいのではないでしょうか?

 

睡眠だけが唯一、肉体や脳、こころをリセット、最適化させることが出来るわけですから考えなおしてみたいですね。

段々年齢を重ねると一層重要度がわかります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023-04-20 17:15:00

自然治癒力について

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自然治癒力と云う言葉はご存じでしょうか?

当院も施術に関して「自然治癒力の補助、後押し」などと謳っております。

 

自然治癒力に関して現代医学ではあまり語られることはありませんが、東洋医学やその他の療法、施術などで比較的使われたりすることが多い言葉です。

 

簡単に云ってしまえば生物が生まれながらに持っている病気や怪我などを治す機能です。

 

①自己再生機能 ← 擦り傷が自然に治ったり、風邪を引いても自然と治ったりします。

②自己防衛機能 ← 病原菌などから身体を守るなどの機能 ← つまり免疫です。

 

基本的にこれらの働きがなければどんな治療(薬や手術など)や施術も無意味になってしまいます。

つまり生命の無い肉体(死体)になにを施しても役に立たないわけですね。

 

わたしは自然治癒力=回復力=生命力と考えております。

わたしなどが行います施術もこれらの力に替わるものでは当然無く、あくまでちょっとした補助、後押しなどになるだけです。

また施術そのものでこれらの力を高めることは不可能です。

 

医療や薬も同様です。

自然治癒力(回復力)だけでは足りない時に薬を使用したり、切り傷なども自然に治癒するのが困難な場合、縫合したりします。

例えば手術で癌などを取り除いたりした場合でも、やはりこれらの力が必要ですね。

 

 

しかしこの自然治癒力は先天的に持って生まれる訳でして全く個人差があります。

残念ながらAさんとBさんとCさんでは違っていますので強い方もいれば、そうでない方もいらっしゃいます。

 

簡単に言えば生まれつき身体が丈夫な方もいれば、そうでもない方もいるということですね。

ただし生まれてからの生活のあり方で大分違って来ますから心しましょう。

 

せっかく丈夫に生まれて来ても、健康負債を抱えるような生活を続けているとある時期に身心を病んだりもしやすくなりますし、弱く生まれついても養生し身心を鍛えたりしていけばそれなりに丈夫になったりするものですから。

 

またこの自然治癒力(回復力、生命力)はどんなに気を付けていても、残念ながら年齢と共に必ず低下します。

10代の時と高齢になった時で同じということはありえませんよね。

 

若い時は結構無理が利きますし、夜更かしして睡眠不足でも翌日何とかなったりしますけど、段々年齢を重ねて行くと無理が出来なくなって来ますから。

これはいわゆる体力というよりも若さゆえの生命力の強さということです。

 

ですから治癒力低下の速度を出来るだけ緩やかに、なお且つ現在の状態よりは一段上げるつもりで養生して頂きたいと思います。

 

最後の決め手は生命力です。

生きている限りはね。

どうぞご自愛下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023-04-18 18:20:00

息(いき)てますか?

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息抜き、息が詰まる、息が長い、息巻く…など息にまつわる身体言語も多くあります。

 

ご存知の通り、食べ物などはそれなりの期間は食べなくても死ぬことはありませんが、息(呼吸)が出来なかったら短時間で死んでしまいますよね。

 

まさに息が絶える。

 

このように大事なはずの呼吸ですが、激しい運動などで呼吸が荒くなったりでもしなければ我々は普段、全く気にしませんね。

 

そう、呼吸は意識しなくても勝手に自律神経が行ってくれています。

自律神経は内臓を動かすなど意図しなくても自動で行ってくれるわけですが唯一、呼吸だけは自律神経お任せと意図的にも行える二刀流です。

 

逆に言えば、呼吸を操作することで自律神経にも影響を与えることが出来るということです。

 

しかし我々現代人は上半身に偏った作業動作ばかりが多く、姿勢も背中を丸め、肩を内側に巻き込む不良姿勢になりがちです。

これらが胸回りを圧迫し呼吸に悪影響を与えますし、感情面でもイライラ、セカセカしたり心配、不安になったり緊張したりと…。

余計に交感神経系は緊張して来て呼吸が浅くなります。

 

身心両面から呼吸が乱れがちです。

 

呼吸が上手く行えないことにより常に軽い酸欠状態になっていることで、血行が悪くなったり代謝低下や自律神経が乱れやすくなったりと身心両面に何かしらの影響が出やすくなると云われます。

 

それに基本の鼻呼吸が上手く行えず、口呼吸の増加もみられるようですし、コロナ禍でマスク着用の為、一層呼吸に悪影響を及ぼしているようです。

 

では何とかせねばと考えて、ラジオ体操みたいに深呼吸や耳にしたことがある腹式呼吸を思い浮かべ、真似をしてみたりと。

しかし残念ながらそう上手くは行かないのです。

 

まずはしっかりと胸式呼吸(普通の呼吸)が出来るようにしていかないといけませんね。

呼吸は肺などが勝手に動いて行うのでは無く、呼吸筋と呼ばれる筋肉達が自律神経の作用で働くことで肺などを動かすわけです。

 

主の筋肉は肋骨周りの筋肉と横隔膜で補助的な筋肉は頚とお腹にある筋肉です。

今は呼吸筋トレーニングの情報がネット上や書籍などでも紹介されていますので、それらから始めたほうが良いですね。

 

有名どころの腹式呼吸や時々〇〇式呼吸法などが紹介されますが、そう簡単に出来ません。

大分、習慣的に訓練しないと難しいですし、自己流だと尚更難しいと思います。

 

指導者についてレッスン出来れば良いのですが、独学でやる場合は研究と試行錯誤を必要とするかも知れません。

 

興味のある方や自律神経の不調を抱える方、身体を調整したい方などは呼吸筋トレからでも実践してみてはいかがでしょうか?

 

まぁ、わたしとしては上記のものも良いのですが、まず自分が浅い、早い呼吸になっているのを観察することから始められるのをお勧めしたいです。

 

日常生活の中で例えば時間を決める、1~2時間おきに行う、何かの後(トイレなど)に行う、あるいは気付いた時でも良いのですが自分の呼吸の観察をしてから「い~ちぃ、に~いぃ、さ~ん…」とゆっくり10迄数えて呼吸を整える。

 

特に緊張やプレッシャーのかかってる時、不安心配のある時、怒りや一心になり息をつくのを忘れている時など、感情や思考が乱れてきた時にやってみて頂きたいと思います。

 

呼吸を整える恩恵はわりとありますよ!

 

「生きる」は「息(いき)る」

「生きがい」は「息(いき)がい」

「勢い」は「息(いき)おい」

 

かも?ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024.04.23 Tuesday