成田市の整体院
手技療法室 縁

 

初めまして。
手技療法室 縁(えん)です。
様々な不調を抱えているあなたへ。
ご自身の身体を労わってはいかがですか?
及ばずながらお手伝いをさせていただきます。
 0476-33-6243
お問い合わせ

ブログ

2023-02-24 16:53:00

冷えで不調2

冷え2-min.jpg

 

 

前回は〈締め〉で身心に様々な原因(要因)があるから結果として冷え性と云う状態、症状が現れると書きました。

 

冷え性にも他の疾患と同じように”軽度~中等度~重度”まで人それぞれ違う訳ですが、ご本人は大変お悩みになっていらっしゃるでしょうが、極めて軽度の方でしたらまだしも、それ以上の方でしたら改善させて行くにはホントに根気よく地道に継続して労力を必要とするでしょう。

 

それなりの状態の方でしたら、貧血(隠れ貧血)や低血圧,甲状腺機能低下症などが存在している場合も多いと思われますし、筋肉量の不足や脂肪量の過不足などの問題もあるでしょう。

 

当然、「ちょっと冷感があるだけ~」という方は少なく、他に不調箇所を幾つか抱えている場合が多いんじゃないでしょうか?

アレルギーをお持ちの方も多いかもしれませんね?

 

中には冷え性の自覚が無い方もいらっしゃいますよね。

手足末端に冷えを感じなくても内臓に冷えを持っている方や顔や上半身が熱く感じても下半身は冷えている冷えのぼせの方。

足の裏が火照り、布団から足を出して寝ると云うような方。←心臓や動脈疾患に注意です。

 

このような方も循環器系や自律神経系、ホルモン系などに問題が生じている場合がある訳なんですね。

 

冷感を感じる場合(血行障害や熱エネルギー不足)は基本的に-4とか-3といった具合にマイナス状態にある訳でして、これをゼロに引き上げることが出来れば冷え感をあまり感じなくなる訳ですから御の字なんですよ。

 

そこまで引き上げるのもそれなりに大変ですからね。

 

+1とか+2の状態に持っていければより理想的なんでしょうが、中々です。

 

まぁ、焦らず根気よく飽きずにマイルドに改善努力をして頂ければと願います。

 

次回はその辺りについて書いて行きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023-02-23 16:24:00

”冷え”で不調1

冷え-min.jpg

 

 

冬も終わりに近づいている時に”冷え”のテーマはちょっとタイミングが遅いような?

 

しかし冷え=冷え性なわけですから、冬など寒い季節はより顕著な症状が現れやすいですが、暖かい~暑い季節になっても症状が和らいだだけで、改善された訳じゃないですよね。

何と言ってもフォーシーズン対応ですから。

 

ところで”冷え”(冷え性)ってなんでしょうね?

そんな物質や物体が身体の中に存在する訳ではないし、ウィルスや細菌がもたらすものでもないですし。

 

ですから現代医学では冷え性という診断は存在しない訳ですね。

検査機器で皮膚温の測定で温度が低い場所を見つけたり、サーモグラフィーで視覚的に捉えることは出来ますが、病院ではそんな測定はしません。

飽く迄、冷感のある体質として捉えますので治療の仕様(薬剤など)がない訳です。

 

同じようにアレルギーも体質として捉えますので、薬剤で対症療法で軽減、抑えるだけですね(体質は治せないという感じです。まだこちらは薬がありますけど)。

 

冷えという概念は東洋医学(伝統的な鍼灸や漢方など)から来たものですね。

ですから東洋医学では”冷え”という状態やそのような体質にアプローチする方法がある訳です。

 

現代人にもわりと”冷え”と云う概念は馴染み深いのでは?

「冷えが万病を引き起こす」とか「〇〇の原因は冷えから来ている~」とか。

 

しかし概念は面白いですが、具体的に冷えを考えた時はっきりとした結論は出ていないと思います。

考えられることは以下の様なことでしょうか?

 

★血液循環障害(特に毛細血管系)←つまり血行障害、何らかの理由で血の流れが良くないということです。

 

★自律神経系の問題 ←血管の動きを調整したり、内臓の働きやホルモンの分泌にも影響します。

 

★筋肉量の不足 ←熱を産生しますので筋肉量が少ないと熱エネルギーが多く作れないです。

 

★体脂肪(皮下脂肪の過不足) ←ポットのように筋肉が産生した熱エネルギーを保温します。過不足無くが大事です。

 

★肝臓や腎臓、胃腸、心臓、肺などの機能の弱り(病気と言った意味では無く、働きが弱いと言う意味です)

 ↑

東洋医学でも五臓の働きを重要視していますね(単純に医学的な臓器と云った意味では無いんですが)。

 

★遺伝的な要素もあります。

 

後は疾患によっても冷え感(血行障害)をもたらすものもあります。

 

★貧血:(一般的に多い鉄欠乏性貧血)実際問題として「隠れ貧血」は多いと思いますよ。男女とも。

血液検査(ヘモグロビン値や赤血球数など)で基準値の下のラインに近い人は正常と考えず、貧血として対応した方がよろしいかと。

冷え性や頭痛、めまい、ふらつき、息切れ、疲れやすい、だるい…など起きやすくなる場合があります。

 

★甲状腺機能低下症:一般的な健康診断などでは検査項目に入っていませんので甲状腺ホルモン検査(血液検査)が必要です。

寒がり(寒さに弱くなる)、便秘、皮膚の乾燥、疲れやすい、元気が出ない、動作が鈍くなる…など起きやすくなります。

これも隠れ貧血同様、見逃しやすい疾患ですね。

 

★低血圧:一般的な低血圧は現代医学ではやはり体質として扱われてしまいます。

自律神経系の問題や心臓の血液を押し出す力が弱いと云うことですので冷え性と大きく関わって来ます。

 

★糖尿病

 

★動脈硬化による疾患:心臓ですと当然、血液を送り出す元の臓器ですから。

また脚の血管の動脈硬化が起きると血行障害による冷え感や痛みなども起きやすくなって来ます。

重篤化しやすいので早い処置が必要な疾患です。

 

★腰部脊柱管狭窄症:上記の脚の動脈硬化と似ていますが、痛みや痺れはもちろん冷え感を伴う場合があります。

 

★うつ病などの精神疾患

 

★薬剤性の影響:血圧降下剤や消炎鎮痛剤など。人によっては長期間の服用により血行障害や冷え感をもたらす場合があります。

 

ちょっと長くなりましたので続きは次回へ。

 

〈今回の締め〉

 

「冷え」という言葉は一般的になっており、「冷えのせいで具合が悪くなる、原因は冷えから来ている~」と考えられる方もいらっしゃるかもしれませんが、

ちょっと原因と結果が逆ですね。

 

身心に不調をもたらす原因があるから一つの状態、症状として冷え性(冷える)になるわけで、冷え性だから不調になる…わけではないです。

 

複合的な様々な原因(要因)があるから冷える(血行障害や熱エネルギー不足など)…ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

2023-02-14 17:04:00

ちょっと氣功施術について

気功-min.jpg

 

 

当院では手技と併せて氣功施術を提供させて頂いているわけです。

 

当院にいらっしゃる方は「まぁ、良く分からないけど氣ってあるかも?」や

「どんなものか体験してみたかった」や「もともと氣はあるものと思っている」

「具合が良くなるならなんでもOK」などの方が多いでしょうか。

 

現在「氣功をやるなんて知らなかった~」という方は殆どいらっしゃないでしょうね。

開業してちょっとの期間はあまり公表していなかったので申し訳無かったたんですが、来院されてから知った方もいらっしゃったと思います。

 

一般的に「氣」とか「氣功」というと、どんなイメージなんでしょうか?

中国氣功とか、人を触れないで飛ばすとか、動かすとか、眼に見えないし胡散臭いとか、暗示じゃない?それこそ気のせいじゃない?とか。

眼に見えなくても電気や空気、赤外線などは計測出来ますが氣は計測出来ませんし。

 

まぁ賛否いろいろ有りそうですね。

 

自分で言っても、いまいち説得力がないんですけど、これがあるんですよ。

と言っても無責任ですが証明も出来ませんし、「氣」の詳しい説明も出来ません。

 

抽象的ですが一種のエネルギーみたいなものであり、生き物だったら人でも動物でも植物でも持ち合わせているものというところでしょうか?

当院の氣功は東洋医学とは全く無関係なんですが、本来の東洋医学は氣の概念が有り、氣=生命現象となっているようです。

人体には経絡という氣の流れるルートが有り、過不足無く流れると健康であり、過不足滞りを解消するポイントにツボがありそこに鍼灸を施すと。

 

現在もこのような考えで鍼灸施術を行っている鍼灸院さんもいらっしゃいます。

 

わたしが行っている氣功は氣功の師から伝授されたものですが、残念ながら数年前に師は逝去されてしまい、もっといろいろ伺いたいことなど沢山あったのですがもう叶わないことになってしまいました。

が、不思議なことに師が逝去されてからわたしの行う氣功の効果が少し高まったんです。

と言っても師が凄すぎて、わたしは足元と言うかつま先位のレベルでしかないんです。

 

まぁそれでも多少は人様のお役に立てるかなと言ったところでしょうか?精進いたします。

 

当院で行っている氣功のやり方は人体(もちろん動物や植物でもOKです)の具合が悪い、不調箇所から発している氣の詰まり、滞った感じを取り除く施術方法です。

氣の詰まりなどはマイナスの状態なのでこれらを取り除きゼロにリセットするといった方法です。

 

わたしは他の氣功をやる方やエネルギー療法?などやる方などあまり存じ上げないのでこのような方法で行う人がいるか知りません。

以前に4~5人位のエネルギー療法?の方の施術を受けたことはありますが、わたしのやり方とは違いましたね。

 

わたしの掌でこの氣の感じを探るんですが、掌に痛みや違和感ははっきりと感じられるような状態の方ですと嬉しいですね。

なぜならそのような方は変化が比較的早く出やすいんです。

人によっては2~3回以上回数を重ねないとこの感覚が出てこない方も中にはいらっしゃいます。

 

ちなみ当院の氣功は身体が勝手に動いてしまうとか殆どありませんし(たまに手や足が少し動かれる方はおられますが)、敏感な方でないとあまり何も感じないんじゃないでしょうか?

途中でウトウトされる方も割と多くいらっしゃいますね。

 

以前、質問されたことがありますがどんな気持ちで受ければ良いかと?

すべてご自由です。

眠っても起きていてもお話されていても大丈夫です。

特別信じる必要もありませんし、出来れば気楽に受けて頂きたいですね。

 

どんな効果があるとか、何に効くとか聞かれたら?ですがこれは何とも申し上げられないです。

個人差もありますし、しかし全てのお越し頂いた方に氣功は行います。

 

あと、どんな施術でもそうですが氣功も魔法や奇跡を起こすものではないので、決して何でも良くなるとか、すぐ効果がでるとか、そんなわけではありません。

軽い症状で回復過程にあるものなら変化も早かったりしますが、その逆のものであれば時間もかかります。

 

ちなみに以前、飼い猫さんの施術依頼もあり、出張で自宅まで伺いお受けしたことがありますよ。

 

 

 

 

 

 

 

2023-02-13 17:09:00

根本原因?根本療法?

根本治療-min.jpg

 

 

「根本的な原因~」とか「根本療法(治療)~」と謳っている施術院さんが、いつの頃からか増えて来ましたがご存じでしたか?

 

施術院系は大きく分けると二分化されます。

★一つは「リラクゼーション系」← 揉みほぐし、マッサージ的な施術でリラックス目的に施術。

★一つは「治療系」← 症状の改善、緩和を目的に施術。

このような感じになります。

 

もっぱら「治療系」の施術院さんで云われているようで、他院との差別化で謳っている訳でしょうね?

ただ、あちこちで言い出したらみんな一緒になってしまい差別出来なくなってしまいそうですけど。

 

つまり他院は「対症療法」← 簡単に言えば症状を一時的に抑えるだけ。

例えば痛みには鎮痛剤を処方するだけ、や、患部のみしか処置しない(腰痛なら腰以外診ないなど)などでしょうか。

 

しかし、これはこれで意味はあるんですけど。例えばお腹が痛い時など一時的にでも痛みを抑えないとたまりませんよね。

ぎっくり腰の痛みも一時的にでも楽にしたいですから。

もちろん対症療法だけだとマズイですので適切な処置が必要なのは言うまでもありません。

 

これに対して「根本療法」は一時的な処置ではなく、その原因となるものを解消させると云うことです。

 

当院も「治療系」施術院なんですが、ことさら「根本な原因~根本的な療法」のような表現は謳っておりません。

 

何かピント来ないような感じがしていますし、そのような大それたことはとてもとても…です、はい。

 

しかし何をもって根本的な原因とするかは施術法によっても変わるし、施術者によっても変わると思います。

現代医学の場合ですと、例えば腰痛などは、もちろん医師によって診断名が変わる場合もありますが大半は同じ傾向になります。

筋肉性のもの、脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、変形性腰椎症…などです。

 

我々のようなものは診断名は付けられない(医師のみ可)のでそれらの診断名の疾患も考慮しますが、例えば腰痛なら脊柱の歪みや骨盤の歪みとか股関節の問題、姿勢のバランスの問題などなどから、筋肉だ、関節だ、いや筋膜だ~。

 

痛みの原因は腰ではなく足から来ているとかお腹からや、普段の諸動作や姿勢に問題から食生活やらストレスやらと…このようにバラバラ、いや意見が割れそうですね。

 

確かに全てその通り、正しいかも知れません。しかし違うかも知れません。

何をどう診るか?原因?をどこまで深堀りするかによっても変わって来てしまいます。

 

それに、「これが本当の原因です」といって施術して、結果改善されなかったら「原因は違っているんじゃない?」となりますね。

 

誰でも分かるようなことでしたら「これが原因です」なんて言えるかも知れませんが、重度の症状や複雑な症状になってくるとそう簡単に「はい、これが悪いんです。問題なんです」と断言できませんよ。

 

それはあくまで仮定、推測です。

それを繰り返し検証し、より結果に繋げるようにすることが大事と考えます。

 

わたしはあまりこれらを原因と決めず、あくまで要因と考えます。

原因を一つとしないということです。

 

症状(病気)が酷い方や幾つもの症状を抱えている方ほど一つの原因というより幾つもの要因が重なりあっていると考えるためです。

 

当院が提供する施術は関節や筋肉の動きの調整(整体)と氣功(氣の詰まりを解消し、リセットを図る)です。

 

あ、ちなみにわたし、名前が根本(ねもと)なんですがわたしが施術すれば根本(こんぽん)療法になるんでしょうか?((笑)

 

 

 

 

2023-02-04 17:11:00

健診?&検診?

体調不良-min.jpg

 

 

健診(けんしん)、検診(けんしん)どちらも「けんしん」ですね。

違いがお分かりですか?

 

答えは簡単な話です。

健診 ← 一般的に会社や自治体などで行う健康診断。おおまかに健康状態を調べる検査。

検診 ← 特定の病気の有無を調べる検査。がん検診など。

 

日本人の大人の方でしたら多くの方が受けていらっしゃるでしょう。

職場や自治体で行われる健診。人間ドッグも健診ですね。

女性の為に乳がん検診とか子宮がん検診などありますよね。

 

普通の健康診断(健診)はざっくりで細かく調べる検査ではありませんし、人間ドッグ(1泊2日)といえども何でも分かる訳では決してありませんし、分かるのは検査項目の内容だけ、そして直近のことだけ、ということです。

 

ですから特に問題が見つからず、基準値内であっても「自分は大丈夫、健康だ」と高を括ることなく油断されないことです。

先週検査を受けて全く問題無かったのが今週、救急車で運ばれたなんて例はわりとあったりしますので。

血液検査などは基準値内で正常でも経年変化(1年、2年、3年前の検査結果を見て変化が無いか調べるのをお勧めします)をチエックしましょう。

 

わたしも勤務時代は健診は義務なので受けていましたが、今はもう全くです。

人間ドックは人生で未経験です。

ちなみにレントゲンは健診で行う胸の撮影以外経験がありません。

ケガをしたことも無いし、ぎっくり腰はやりましたが別に整形外科とか行きませんし、お陰さまで今迄のところ必要性がありませんでしたね。

CTも経験は無いですね。

 

胃のバリウム検査は52才の時初めて健診で受けました。

バリウム自体は飲みにくくは無かったですけど検査は不快。2度目は無いと思いました。

第一この検査自体意味ないですし。

確か日本位しかやってないんじゃないでしょうか。

 

そして翌年53才の時、初めて胃の内視鏡検査。

緊張しました。やはり不快ですけど、こちらの検査の方が意味がありますからね。

この健診の時、初めて頸動脈エコーと血管年齢検査をオプションで受けてみて実年齢より10才若い血管と言われてちょっと嬉しかったですねぇ。

 

実はわたし子供の頃は腎臓病もやりましたし、風邪やインフルエンザなどにも罹りやすいし、乗り物酔いもしやすい貧血傾向もあったりして弱かったんです。

ですが高校生になった頃から悪い生活習慣を大分改め(不思議なことにそういう流れに自然となったんです)身体をちょっと鍛えたりしてわりと丈夫になったんです。

 

高校時代は殆ど風邪も引かず、体調を崩したのは風疹に罹ったでしたがほんと3日で治りました。

インフルエンザは中学3年の時が最後でそれ以降引いてないですねぇ、今のところ。

 

大人になってからもたまには熱がでることもありましたが、薬を飲まなくてもすぐ治ってましたね。

内科(自分の勤務先の病院でした)とか受診したのは帯状疱疹の時や感染性胃腸炎(細菌などが特定出来なかったんですけど)の時などですかね。

それ以外ではあまりお世話になることがなかったんですよ、有難いことに。

 

ところが昨年56才の時にですね、何故かお尻付近に出来物(腫瘤)が出来まして初めて形成外科を受診しまして、検査が必要と云われ人生初のMRIを受けました。

じっとしているように指示され、しかもちょっと機械音が気になりましたし、結果のことも考えてしまい、もしかして「がん」だったらどうしよう?とか色々緊張しました。

 

結果的には特に変化が無ければ取り敢えず大丈夫ということでした。良かった~(とりあえず)。

 

わたし、今まで病院は働くところで受診する所では無いと思ってました、はい。

出来たらあまり縁を持ちたくないですね。

あ、しかし残念なことに歯が弱く歯医者さんには今迄~現在も結構お世話になっているんです。

 

皆さまもお大事に。

 

健診結果は気にし過ぎず、油断せずです…はい。

 

 

 

 

 

2024.10.18 Friday